【同一市町村での引っ越し】必要な手続きまとめ

結婚、転勤、入学などさまざまなライフイベントの際に引っ越しする方も多いはず。人生で何度か経験する引っ越し。前の引っ越しでも行った手続きも久しぶりすぎて、やることがなかなか思い出せないなんて経験もあるのでは。

引っ越しは、荷物の整理やあいさつ回り、段ボールに囲まれた部屋から、どこになにがあるのかを探すだけでも一苦労。

前もって手続きできることでも引っ越しの日のギリギリになってやりはじめるなんてことも。そのような状況なので、役所に提出する書類こそ事前に確認、準備をして、効率良く手続きをしたいですよね。

今回は、同一市町村での引っ越しの際、役所に提出する書類、まず初めにやることや一緒に行った方が良い手続き、持っていくものなどについて説明していきます。

 

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1.【同一市町村に引越し】必要な手続きは?

1-1.転居届の提出

同一市町村内の引っ越しは、転居届を出す必要があります。

今住んでいる場所と同じ市町村だと提出しなくてもいいのでは?と思ってしまいがちですが、必ず手続きを行いましょう。

他の市区町村からの引っ越しには住んでいた場所の役所で「転出届」の提出と引っ越しした先で「転入届」を提出する必要がありますが、同じ市町村内の引っ越しの場合は「転居届」のみ提出します。

転居届を出す際、ご自身の本人確認が取れるものや、同居している人の書類も持っていくと他の手続きも同時行ってくれます。

 

1-2.国民健康保険、マイナンバーカード、子どもの医療証の住所変更

国民健康保険証、マイナンバーカード、子どもの医療証の住所変更を行う必要があります。転居届を提出する際にな一緒に持っていき、変更手続きをするようにしましょう。

役所の受付時間は、各市町村で違いはありますが、月曜日から金曜日8:30~17:00です。

役所まで遠くてなかなか行けない場合、自治体によっては特別出張所でも転居届を受理してくれます。。役所は様々な受付を行い混雑して待ち時間が多くなりがちです。特別出張所などは、比較的空いていることが多いので、特別出張所で行えるものはそちらで済ますのもおススメです。

各自治体のホームぺージでも転居に関する情報を公開しているので確認してから行くのが良いでしょう。

 

 

2.【同一市町村に引越し】転居届けで確認しておきたいこと

2-1.持参物

転居届を提出する際に必要なものは、窓口に行く人の本人確認書類です。

マイナンバーカード、運転免許証、健康保険証、在留カードなど、公的機関の発行したものを証明書として持参しましょう。その際、印鑑も忘れずに持って行くようにしてください。

 

2-2.提出期限

転居届は提出期限があります。転居してから14日以内に提出するようにしましょう。。

事情がありどうしても本人がいけない場合、代理人での申請も可能です。

代理人の方が届け出を行う場合、委任状(委任者の意思確認書類)が必要です。

委任状の書き方も自治体によってはホームページにて書き方例が掲載されています。

市町村長宛てに委任者(引っ越しした人)と代理人の名前を住所、生年月日を記入し、転居届申請をします。文章を記入して捺印がしてあれば委任状として認められます。

もし同一世帯でない人に代理で転居届を提出する場合は、委任状を添えて提出してください。

 

 

3.【同一市町村に引越し】手続きの流れ

まず、引っ越ししてから14日以内に転居届を提出します。本人確認、引っ越し先の確認、窓口の処理が終わり次第、新しい住民票をもらえます。

スムーズにいくと30分もかからずに簡単に終了するでしょう。しかし時間帯や繁忙期は1時間以上待ち時間がかかることもあります。役所の出張所などでも転居届を受け付けている自治体があるので、そちらを活用するのも良いでしょう。

住民票を変更したら、国民年金や国民健康保険証や後期高齢者医療保険、子どもの医療証など一緒に住所変更手続きを行いましょう。

可能であれば同時に住所変更を行えるようにすると後で再度役所にもう門することがないので、転校届やマイナンバーカードの住所変更も行えるようにしましょう。

 

 

4.【同一市町村に引っ越し】ラクに引っ越すためのコツ

あらかじめやるべきことをリストアップすることをおススメします少なくとも自治体のホームページを確認し、必要書類や窓口の営業時間の確認は最低限してください。平日でも正月期間は閉庁している可能性があるので注意しましょう。

 

4-1.引っ越しする前にできること

郵便の転居届

郵便の転居届は、郵便局にて転居届を提出します。新しい住所への郵便の転送は1年間無料で行ってくれます。(期間の更新可能です。)

郵便局での住所移転に必要な書類は、通帳や証書、保管証、お届け印、免許書等の本人確認書類です。窓口にて住所変更が可能となっています。

 

電気・ガス・水道・固定電話・インターネット

電気・ガス・水道・固定電話、インターネットの手続きも引っ越しする前にあらかじめ連絡します。光熱費関係は、引っ越しする日までの検診、利用料金で請求金額の計算を行ってもらい、引っ越し先での開通日も一緒に行うと、引っ越したのに水が出ない、電気がつかないという事態にならなくて済みます。

インターネット回線を申込んでいる場合にも、先に変更を伝えておく方が良いでしょう。開通工事に時間がかかる場合があるので、早めに連絡し工事日等の段取りを済ませておくことです。

 

引っ越し業者の手配

引っ越しする際に引っ越し業者探しも早めに行うと、業者の見積もりを比較検討できます。間際になって駆け込むとより高い料金を請求されます。一人暮らしの引っ越しで、楽だと思っていても業者によっては高い場合があったり、業者の質が悪く荷物の持ち運びが雑だったりします。納得のできる業者選びが必要です。

各所届け出、変更等を引っ越しする前に届けておくと安心です。引っ越しした時に役所に提出書類や住所変更を行うことでスムーズに新生活に移行し、日常生活を送りたいですね。

 

 

5.まとめ

同一市町村内での引っ越しする際には必ず役所に「転居届」の提出する必要があります。他市町村への引っ越しとは手続きが異なります。

役所での手続きの際は、本人確認書類と印鑑を持参するようにしましょう。

また、その他住所変更手続きを行えるものを一緒に持参し、同時に住所変更すると、役所へ出向くのが一度でよくなり、効率よく手続きを終えることができます。

ただでさえ手続きが多く、忙しい引っ越し。引っ越し当日間際でやるとうっかり抜けている箇所があったりするので、余裕をもって行うことが大切です。

免許証や銀行などの住所変更は、住所変更を行ってから手続きを行う必要があります。

少しでもわからない点があったら、直接役所に相談すると丁寧に教えてくれます。事前に確認してから行うことをおすすめします。