仕事をしている単身者、ファミリー層の方が引っ越しをするとき、問題になるのが引っ越し準備です。
引っ越し準備は時間がかかる上、土日だけではなかなか終わりません。
また、土日がすべて引っ越し準備になってしまうと、休む間もなく月曜日が始まります。
単身者にしろファミリー層にしろ、平日は仕事が忙しく、引っ越しの準備をする時間がなかなか取れないのが現状ですね。
ましてや、急な転勤などで引っ越しまでの日数が少ない場合は、さらに大変ですよね。
休日に引っ越しの準備をするといっても、家族サービスがあるなど、様々な行事ごとで上手く時間が取れない人もいるでしょう。
そこで、有給休暇を利用する人もいるでしょう。
しかし、できるだけ有給休暇を利用せずに引っ越し手続きをしたいという人もいます。
役所は土日は窓口があいていないため、どうしても平日に手続きが必要と考える方もいるはずです。
今回は、引っ越しにおける有給休暇の在り方についてご紹介します。
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このページでわかること
1. 引っ越し当日に有給休暇を取得するべきか
仕事をしている人で主に土日が休みの人は、土日を利用して引っ越しを行うことが多いですね。
大体、近場への引っ越しは1日必要、遠くへ引っ越しする場合は距離を考えて2日は必要と考えましょう。
新居での荷ほどき作業などは、引っ越し後に少しずつ行えば大丈夫なので、すぐに使いたい物だけ当日すぐに取り出せるように、わかりやすいところにしまいましょう。
引っ越しのために有給休暇を取得する場合、早めに上司に有給休暇取得の相談をするようにしましょう。
また、会社からすぐに転勤するよう言われた場合など、会社都合の急なスケジュールの場合は、有給休暇に関する引っ越しの規則がないか、引っ越し休暇というものがあるかを確認してみるのも良いでしょう。
2. 有給休暇を取るとしたら何日ぐらいが妥当か
では、引っ越しで有給休暇を取得する場合、何日ぐらい取るのが妥当なのでしょうか?
実際のところ、土日の2日間で引っ越し準備をすべて終わらせるのは難しいでしょう。
コツコツと準備して、業者を使わず最終の荷物運びや、新居での最低限生活できる必需品の設置などを考えると、2~3日は時間が欲しいと考える方が多いようです。
特にファミリー層は、荷物がかなり多くなる傾向にありますから、有給休暇を含めて引っ越し準備ができれば理想的と言えます。
また、同様に遠方まで移動する場合、土日のみで引っ越しを行うのは、移動時間を考えると過密スケジュールとなり疲弊してしまいます。
2-1. 引っ越しで有給を取得するのに必要なのは1日か多くて2日程度
土日だけで引っ越しが難しい場合、有給取得は1~2日が妥当でしょう。
大企業などでは、福利厚生に引っ越しの有給休暇が含まれているということもありますが、通常の中小企業であれば、やはり1日程度、あるいは半日程度有給を取得して準備をするとよいでしょう。
3. 引っ越しで有給を取得するメリット
有給を取得して平日に引っ越しをするメリットを考えてみましょう。
3-1. 引っ越し費用を抑えられる
まず費用が挙げられます。
平日だと引っ越し料金が安くなります。
3-2. 平日に役所で手続きがゆったりできる
役所関係の手続きを引っ越しと平行して行えます。
土日では、役場の営業時間外で手続きができません。
3-3. 休養を十分に取れる
土日に引っ越しを行い、月曜日は休暇を取って身体を休めたいと考える人も多いようです。
引っ越しは体力を使うため、直後の仕事というのは身体に負担がかかると感じる人もいらっしゃいます。
4. 引っ越しで有給を取得するデメリット
次に、平日に引っ越しをするデメリットについて考えてみましょう。
4-1. 有給取得手続きが必要
まず、仕事を休まなければいけないということです。
仕事にもよりますが、仕事が立て込んでいると、どうしても有休を取得するのが難しい場合もあります。
それでは、有給休暇を取得せずに引っ越しするには、どのようにするとスムーズに行えるのか見ていきましょう。
5. 有休を取らなくてもスムーズに引っ越し準備と当日の作業を進める方法
そもそも引っ越しをスムーズに終わらせることができれば、平日に有給を取得しなくても良いのです。
対応策としては、引っ越し業者の有効活用することが挙げられます。
5-1. 引っ越し業者のおまかせパック
手間なく、素早く引っ越しを終わらせたいときは、引っ越し業者のおまかせパックがおすすめです。
引っ越し業者が荷造りや荷ほどきなどを、全てサービスとして行ってくれるプランがあります。
これは、サラリーマン等で仕事が忙しく、時間がなく引っ越し準備ができない人には心強い味方です。
また、全ておまかせのプランだけではなく、例えば、荷造りだけを業者に依頼できるプランもあります。
他にも、引っ越し業者によって多種多様なサービスがあります。
引っ越しのすべてを任せるプランでは割高になってしまいますが、予算が限られている場合は、一部のプランだけを利用してみるのも良いでしょう。
引っ越し業者によって、プランの内容も金額も変わるため、引っ越し業者を選ぶときは1社だけではなく、複数の会社に見積もりを依頼し、プラン内容と費用面を比較して選ぶことが大切です。
費用面を考えたら自分ですべて行うのがベストな選択ですが、引っ越し業者を有効活用することで、多少費用がかかっても負担を大幅に減らすことができます。
忙しいサラリーマンや子供の数が多い世帯では、こちらのお任せプランを検討すると良いでしょう。
5-2. 荷造り段ボールの中身を明確に
引っ越し準備時のポイントは、引っ越し業者や自分たちがわかるように、荷造り後のダンボールに中身を明示しておきましょう。
中身がわからないと荷ほどきの際、とても時間がかかり効率が悪くなります。
また、荷物ごとにどの部屋に搬入して欲しいか、目印を段ボールに書いて、作業員に対応する間取り図を渡しておくと作業員もスムーズに搬入が行えます。
5-3. 自分の友人に手伝いを頼む
自分の友人に引っ越しの手伝いを頼む人も多いですね。
人に手伝ってもらうことで、土日のみでスムーズに引っ越しを終えることもできるでしょう。
引っ越しを手伝ってもらう場合、丸1日かかってしまうことが多いので、人数分のお弁当と飲み物を用意して労いを忘れないようにしましょう。
場合によっては、心付けを渡すこともあるようです。
6. まとめ
いかがでしたか?
引っ越しのために有給休暇を取得する場合、会社によっては会社都合の引っ越しであれば、有給休暇が制度で用意されている場合もあるようです。
一度会社に問い合わせてみることをおすすめします。
自分や家族だけでは人手が足りず、引っ越しに時間がかかることがあります。
引っ越し業者のお任せプランを有効活用したり、職場の同僚や友人にお願いして人手を確保できれば、有給休暇を取得しなくても引っ越しをスムーズに終わらせることができるでしょう。




