 
										家族が増え、また家族が大きくなって初めて4LDKに住むという方にとって、月々の電気代がどの程度かかるのかは未知数な部分が多いことでしょう。
そしてなるべく、月々の電気代は抑えたいと考えている方が多いのではないでしょうか。
電気代は、暮らし方や節約意識などによって、大幅に抑えられる部分です。
今回は4LDKの電気代の平均的な金額を紹介し、電気代を節約するためのアイデアについて解説していきます。
このページでわかること
1. 4LDKの間取りの平均的な電気代はいくら?
まずは、4LDKの間取りの平均的な電気代についてご紹介します。
地域や生活スタイルによっても大きく異なってきますが、だいたい平均としては10,000~12,000円という家庭が多いようです。
1-1. 季節ごとの電気代
次は、季節ごとの電気代についてご紹介します。
当然ですが、春秋などの過ごしやすい季節は、電気代が安くなります。
しかし夏や冬になるとエアコンをほぼ毎日使うようになるため、当然ですが電気代はかなり上がります。
特に最近の夏はかなり暑く、災害レベルとまで言われていますよね。
夏にエアコンをつけずに長時間過ごすことは、命の危険にもつながります。
電気代の節約も大事ですが、快適に過ごせるようにしておきましょう。
ちなみに平均額としては、夏は15,000円ほど、冬は12,000円~ほどとなっています。
1-2. オール電化の場合の電気代
それでは、オール電化の場合はどうなるのでしょうか。
オール電化では当然電力をたくさん使いますから、相対的に電気代が高くなると思われがちですね。
ひと月当たりの平均は、だいたい15,000円ほどになります。
確かにオール電化にすることによって電気代は高くなりますが、ガス代はかからなくなります。
そのため、全体的な光熱費は安くなる傾向にあるのです。
冬場は洗い物でお湯を使ったり、お風呂を沸かしたり追い炊きをしたりと、ガスを使うことが多くなる季節ですよね。
そのためオール電化は、最近注目を集めています。
2. おすすめ!電気代の節約術
せっかくなら、電気代を少しでも安く抑えたいですよね。
ここでは、電気代の節約術をご紹介します。
2-1. 契約の時点でアンペアを低く設定する
昼間家族が仕事や学校などで家におらず、あまり電気を使わないことがわかっている場合がありますね。
その時は、契約の時点でアンペアを低く設定しておきましょう。
そうすると、電気代をその分抑えることができます。
年間で計算しても、かなりの電気代の節約になりますよ!
2-2. ナイトプランで契約する
たいていの電力会社には、夜間の電気代を安くするような「ナイトプラン」という契約があります。
「昼間はほとんど家にいないから、電気を使わないな」という人は、ナイトプランで契約をすると大きな電気代の節約になります。
共働きのお父さんお母さん、学校に行っているお子さんなど、昼間は自宅にいないという人も多いのではないでしょうか。
その場合、ほとんど家にいる夜に電気代が安くなるのであれば、かなりお得になりますね。
しかしその分昼間の電気代は高くなるので、休日などに電気を昼間使用する際は注意が必要です。
2-3. エアコン使用方法を工夫する
最近の夏はあまりにも猛暑のため、電気代節約のし過ぎはかなり危険です。
しかし一番電気を使うのは、やはりエアコンですよね。
できる範囲での節約を心がけましょう。
夏場は極端に温度を下げず、適度な温度の冷房、扇風機やサーキュレーターなどを併用し、暑さをしのぐようにしましょう。
暑いからと言って、あまりにもクーラーに当たりすぎても夏バテにつながります。
日常の中で、常に適温を心がけて置くことが大切です。
限度は必要ですが、エアコンは気持ち程度でも「夏は少しだけ高め、冬は少しだけ低め」の温度設定を心がけましょう!
また、エアコンのフィルターが汚れていると冷暖房能力が低下して、余分な電力を消費してしまいます。
最低でも2週間に1回はフィルター掃除をすると、空気も清潔に保つことができますよ。
2-4. エアコンのオン・オフの切り替えに気をつける
実は、エアコンはつけっぱなしにしている時よりも、スイッチをオンにする時が一番電力を消費します。
更に温度差が大きい分、設定温度までの調整にも電力を消費してしまうのです。
部屋が適温になったからといってこまめに付けたり消したりを繰り返していると、そのたびに消費電力が増えてしまうことになります。
つけっぱなしにしておき、常に一定の温度を保つほうが電気代の節約になります。
2-5. 室外機の周りにものを置かない
エアコンの室外機はベランダに置く、という方が多いのではないでしょうか。
実は室外機の周りに物があると、通気性を悪くしてしまいます。
するとエアコンの効き目も悪くなってしまうので、室外機の周りには何も置かないようにしましょう。
2-6. 電球を変える
LED電球などの省エネ家電に切り替えると、電気代の節約をすることができます。
白熱電球をLED電球に変えた場合、年間の電気代を約8分の1程度に抑えることができます。
2-7. 電気ポットを瞬間湯沸器に変える
毎日お湯を使用する人にとっては、電気ポットは必需品と言えるかもしれません。
しかし電気ポットを使用するのは、電気代の節約のためにはおすすめできません。
というのは、ポットの中の水温を保つために常に電力を消費しているので、電気代がかかってしまうからです。
保温はできなくても、使う分の量のお湯をその都度沸かしたほうが経済的ですよ。
一番お得なのは、やかんでお湯を沸かすことです。
2-8. 炊飯器の保温をしない
炊飯器で1度ご飯を炊いて、その後ずっと保温にしている家庭が多いのではないでしょうか。
炊飯器の保温状態は、かなり電力を消費してしまいます。
ご飯を炊く場合は食べ切れる量を用意し、保温を使わないようにするか、数日分を一気に炊いて、小分けにして冷凍しておくようにしましょう。
2-9. 「テレビつけっぱなし」をやめる
特に見たい番組もないのに「何となくさびしいから…」と、ついついテレビをつけっぱなしにしている人も多いのではないでしょうか。
しかし今のテレビは、エアコンと同じぐらい電気代がかかります。
節約のためにも、テレビをつけっぱなしにするのはやめましょう。
そのかわり、好きな音楽を流したり、またはラジオを聞いたりしても楽しいですよ。
2-10. 冷蔵庫の使い方を工夫する
冷蔵庫の使用方法についても工夫ができます。
収納のコツとしては、「冷蔵庫はスカスカに、冷凍室はビッシリと」と中身をつめるのが基本です。
また何度も開け閉めすると、冷蔵庫内の冷気が逃げてしまいます。
温度が下がってしまった分、再度冷やすために電気を使ってしまうのです。
開けっぱなしにするのは当然だめですが、何度も開けたり閉めたりするのも控えましょう。
さらに、温度調節の機能を「高」から「低」にするだけで、冷蔵庫の電気代は20%も節電できるとも言われています。
冬場は「低」、夏場は「高」にするなど、季節に合わせて調節するとさらに良いですね。
さらに、冷蔵庫の配置も重要なポイントです。
冷蔵庫を壁にぴったりとひっつけている人もいると思いますが、壁から離すことによりうまく熱が逃げ、ムダな電力の消費を防ぐことができるのです。
冷蔵庫は毎日必ず使う家電なので、しっかり節約方法を考えたいですね。
3. 4LDKの平均的な光熱費はいくら?
4LDKの平均的な光熱費は、23,000~24,000円ほどになります。
こちらも契約内容やアンペア、地域によっても変わってきますが、だいたいこのぐらいの相場になります。
もし皆さんの光熱費が平均より高いようであれば、節約を心がけてみてはいかがでしょうか。
4. 4LDKの電気代と節約術まとめ
以上が、4LDKの電気代と節約術まとめでした。
広いお部屋であっても、工夫をすることによって電気代を節約することができます。
節約しながら、快適に過ごせるように心がけましょう。
 
											
 
                     
                     
                     
                    




