4LDKの中古マンションは、子育て中のファミリー世帯に人気の物件です。
戸建て住宅よりも購入資金が安く、さらに周辺の環境などが整っていることが多い中古マンションは、今も根強い人気があります。
ただしその一方で、「中古マンション選びは難しい」という意見もあります。
そこで、今回は東京都内で4LDKの中古マンションを賢く手に入れるポイントをご紹介します!
購入費用の相場から、物件探しのコツまで、わかりやすく紹介していきます。
このページでわかること
1. 4LDKの中古マンションの相場はいくら?【東京編】
1-1. 東京都都心部で安い物件例
| 地域 | 専用面積 | フロア | 築年数 | 参考価格 |
| 新宿区西落合 | 77.11㎡ | 11階 | 20年以上 | 5,100万円台 |
| 新宿区中落合 | 82.68㎡ | 3階 | 30年以上 | 5,200万円台 |
| 新宿区中落合 | 133.26㎡ | 4階 | 30年以上 | 6,500万円台 |
1-2. 東京都都心部で高い物件例
| 地域 | 専用面積 | フロア | 築年数 | 参考価格 |
| 港区白金台 | 267.05㎡ | 1階 | 30年以上 | 37,500万円台 |
| 渋谷区代々木 | 253.56㎡ | 2階 | 30年以上 | 34,800万円台 |
| 渋谷区広尾 | 117.06㎡ | 6階 | 30年以上 | 21,800万円台 |
1-3. その他東京23区で安い物件例
| 地域 | 専用面積 | フロア | 築年数 | 参考価格 |
| 足立区六月 | 88.78㎡ | 4階 | 40年以上 | 1,600万円台 |
| 足立区入谷 | 75.00㎡ | 2階 | 20年以上 | 2,100万円台 |
| 足立区六月 | 76.18㎡ | 2階 | 30年以上 | 2,300万円台 |
1-4. その他東京23区で高い物件例
| 地域 | 専用面積 | フロア | 築年数 | 参考価格 |
| 世田谷区弦巻 | 227.73㎡ | 2階 | 30年以上 | 15,000万円台 |
| 世田谷区成城 | 114.29㎡ | 1階 | 10年未満 | 12,500万円台 |
| 中野区南台 | 171.7㎡ | 4階 | 30年以上 | 12,500万円台 |
1-5. 23区外で安い物件例
| 地域 | 専用面積 | フロア | 築年数 | 参考価格 |
| 八王子市 | 98.15㎡ | 5階 | 30年以上 | 600万円台 |
| 八王子市 | 94.48㎡ | 1階 | 30年以上 | 1,100万円台 |
| 八王子市 | 94.48㎡ | 1階 | 30年以上 | 1,100万円台 |
1-6. その他東京23区で高い物件例
| 地域 | 専用面積 | フロア | 築年数 | 参考価格 |
| 武蔵野市 | 159.21㎡ | 13階 | 40年以上 | 13,600万円台 |
| 三鷹市 | 71.56㎡ | 6階 | 10年未満 | 5,900万円台 |
| 調布市 | 102.43㎡ | 10階 | 20年以上 | 5,800万円台 |
2. 東京で希望通りの中古マンションを探す方法
2-1. 不動産会社から紹介してもらう
不動産会社は「売り手」と「買い手」を仲介するプロです。
「中古マンションを購入したい」といっても、購入の条件は人それぞれ違います。
希望する条件例を挙げても、「予算を重視」「環境を重視」「不動産としての価値を重視」「物件の状態を重視」など様々です。
この中から、購入希望者が何を重視したいのかを聞き出し、条件に合った物件を的確に紹介してくれるのが不動産会社です。
さらに不動産会社では、対面接客がメインです。
顔を見ながらしっかりと話を聞くことができるのは、購入希望者にとっては何よりも安心につながります。
さらに、マンションを購入する場合には、購入費用だけでなく、引っ越し費用や諸経費なども必要になります。
こうしたお金に関する相談も引き受けてくれる点は、大きなメリットといえます。
2-2. 折り込み広告から情報収集
地域にターゲットを絞って配布される折り込み広告は、エリアを絞って物件を紹介しているという点が一番のメリットです。
住む地域が変わると生活圏も変わります。
子供がいる場合は、通学エリアが変わると転校をしなければならない場合もあります。
そのため「現在住んでいる地域でマンション探しをしたい」という人にとって、地域限定の折り込み広告は最高の情報源になります。
さらに折り込み広告は、地域にターゲットを絞った物件探しができるというだけでなく、その地域の販売相場を知ることができるのもメリットです。
2-3. 不動産情報誌で相場をチェック
駅やスーパーなどに置かれている無料の不動産情報誌も、中古マンションを探す方法としてはおすすめです。
折り込み広告よりも広範囲で物件が探せるのはメリットといえますし、定期的に発行されるため時間をかけて物件探しをする時にも便利です。
2-4. インターネットで幅広いエリアの最新物件をチェック
「とにかくたくさんの情報が知りたい」「最新物件情報をチェックしたい」という人におすすめなのが、インターネットを使った情報収集です。
それぞれのサイトには情報の絞り込み機能がついているので、「エリア」「築年数」「周辺環境」だけでなく、フロアの指定や専有面積など、気になる条件を設定すれば自動的に物件情報が検索できます。
もちろん室内の写真などが添付されているので、家にいながら物件情報をより詳しく知ることもできます。
さらに口コミ機能を使えば、マンション探しだけでなく、仲介してくれる不動産会社探しをすることにも活用できます。
3. 東京で中古マンションを選ぶときの3つのポイント
3-1. 本当にいい物件は不動産会社でなければ見つからない
不動産関連サイトは多数ありますが、本当に良い中古マンションを探したいのであれば、直接不動産会社に相談するのが一番です。
そもそもインターネット上に掲載されている不動産物件は、実際に販売されている物件の半分以下です。
どうしてそんなことが起こるのかというと、「良い物件は何もしなくても買い手がつくから」です。
対面販売で不動産物件を取り扱っている不動産会社は、「購入希望者もお客様」ですが「売却希望者もお客様」なのです。
売却希望者の中には、マンションを売りに出したことを周囲に知られたくないという人もいます。
特にネットに情報を掲載してしまうと、販売価格(売却価格)を周囲に知られてしまいます。
こうした情報を漏らさずに売買契約を交わすことができるのは、対面販売を行っている不動産会社というわけです。
だから本当に良い物件を探したいのであれば、不動産会社に直接相談するのが一番おすすめなのです。
3-2. 短期戦で攻めるか、長期戦も覚悟するのかあらかじめ決めておく
中古マンション物件は、毎日のように新しいものが出てきます。
新しい物件が出て来るということは、購入希望者もそれだけいるということです。
つまり中古マンション物件に関しては、需要と供給は常にバランスが保たれているのです。
そこで問題となるのは、「購入者側」です。
子供の進学や建物からの立ち退きなどで、「いつまでに入居したい」ということが決まっている場合は、「短期戦」で物件探しをする必要があります。
この場合は「数多くの情報の中から条件に合ったものを素早く見つける」ということが重要になります。
ただし、短期決戦だけがすべてではありません。
賃貸住宅と違い、マンション購入ですから、場合によっては購入したマンションが終の棲家にもなります。
それだけに、納得してから購入したいという人も多いはずです。
この場合は、物件探しも長期戦を覚悟しておく必要があります。
ちなみに長期戦タイプの場合は、「相性の良い不動産会社を探す」ことが成功のポイントです。
不動産会社の担当者にも、様々なタイプがいます。
その中から、パートナーとして信頼できる担当者が見つかれば、あとは条件の合った物件を紹介してもらうのを待つだけです。
とにかく、長期戦で物件探しをする場合は「最後まで妥協せずじっくりと待つ」ことも大事です。
3-3. 物件探しの前にローンの事前審査は済ませておこう
住宅購入の場合、諸費用も含めるとかなりの金額になります。
ですから「現金で一括購入」という人はそう多くはいません。
一般的には「住宅ローンを組んでマンション購入」となります。
では、なぜ物件探しの前にローンの事前審査を済ませるのがポイントなのかというと、「売り手に本気度をアピールする」ということに尽きるのです。
実際に物件が決まり、「いよいよ契約です」という段階に来た時、購入希望者のローンの審査が通らないという話はよくあります。
売却する側としては「少しでも早く売却したい」というのが本音ですから、同時に複数の購入希望者がいれば、少しでも早く売却できる方を選ぶのは当然です。
つまり、ローンの事前審査を済ませているということは、「物件が気に入ればすぐにでも購入する」という強い意志を相手にアピールすることにつながるのです。
4. 東京の4LDK中古マンションを購入する方法まとめ
中古マンションの購入は、新築分譲マンションの購入とはちょっと違います。
実際に物件の状態を見ながら検討することができるのは、中古マンションならではのメリットです。
このメリットを十分に生かしながら、マンション探しを成功させてくださいね。




