2DKの賃貸マンションのなかには、
玄関からすぐにダイニングキッチンに続いているような間取りのところがあります。
このような間取りのお部屋では、ダイニングキッチンから玄関が丸見えになってしまっており、
人によっては恥ずかしい思いをするようなこともあります。
玄関が直接見えてしまうような間取りのお部屋の場合、玄関をしっかりと目隠しすることができれば、玄関から部屋も、また部屋から玄関の様子も見えなくなり、少し部屋が広くなったように感じることもあります。
今回は、2DKのお部屋で玄関を目隠しする方法を5つ、ご紹介します。
このページでわかること
1. 2DKの丸見えの玄関を目隠しする5つの方法
2DKのマンションでは、玄関から部屋の中までが一直線につながっている事が多く、
何もしなければ入った瞬間に全てが見えてしまう事も少なくありません。
突然の来客等でちょっと待ってもらって片付けたい時には、丸見えの状態だと少し恥ずかしいですよね。
玄関の目隠しアレンジには色々な方法があり、賃貸マンションでも傷をつける事なく、きれいに目隠しを施す事も可能です。
今回は、その中でもおすすめの目隠し方法を5つご紹介します。
1-1. 家具やインテリアの配置で目隠しする
家具やインテリアの配置によって、玄関の目隠しが出来る方法があります。
特にワンルームマンションにおいては、何もアレンジ等をしなければ、部屋の全てを玄関から一望する事が出来るほどシンプルな構造です。
この事から、逆にアレンジがしやすい環境であると言えるため、センスを活かしたDIYを施す方も少なくありません。
またDIYをするまでの労力も知識もない方でも、もっと簡単でオシャレに玄関を隠す方法がいくつかあります。
機能的な家具や、雰囲気を出すインテリアでも玄関の目隠しになるので、参考としていくつか紹介していきましょう。
・食器棚を使う
間取りによりますが、玄関入ってすぐの場所にキッチンがあるパターンが多くあります。
その場合に、食器棚をキッチンと玄関の間に挟んでみるのも、玄関の目隠しとして効果的です。
ただし食器棚の裏側を玄関先に見せる事になるので、テーブルクロス等の厚めの布を被せるなどして、工夫するのも良いでしょう。
・ 観葉植物を使う
観葉植物で、玄関の目隠しをしてみてはいかがでしょうか。
観葉植物は、簡単なお手入れだけで青々としたきれいな色を保つことが出来ますし、インテリアとしても部屋の雰囲気を明るくしてくれます。
2DKのマンションであれば、少し大きめな観葉植物を置く事が出来るので、さりげない玄関の目隠し役としても活躍するでしょう。
・ 水槽を使う
これは、何か生き物を飼っている人に限りますが、玄関先に水槽をおいて雰囲気を出すのも効果的な方法です。
水槽自体も色々なデザインにが施せるので、インテリアとしての機能性が高く、部屋に入った瞬間の印象が良くなります。
飼育している生き物にとって環境的に問題ないのであれば、奥まった部屋に入れるよりは、玄関先で飼育した方が効果的です。
1-2. カーテンを使って目隠しする
玄関口にカーテンを設置する事で、目隠し機能を果たす事ができます。
カーテンの種類によって、思いっきり隠したり、レースカーテン等でさりげなく隠したりとアレンジが効くのが特徴です。
また、レースカーテンであれば圧迫感がなく風通しも確保でき、お部屋の雰囲気に合わせて色合いのアレンジも可能です。
賃貸物件で壁へのビス留めが禁止されている場合には、突っ張り棒を使ってカーテンを設置する事もできます。
突っ張り棒は、バネを使った伸縮機能がある棒で、壁と壁の幅にぴったり固定させる事が出来る便利アイテムです。
突っ張り棒を使えばカーテンレール代わりになるので、壁を傷つけずにカーテンを設置する事ができます。
1-3. 格子を使って目隠しする
よく、おしゃれな目隠し方法として紹介されているのが格子によるアレンジです。
格子は、木製や鉄製等、色々な素材のものがありますが、木製の方が柔らかく暖かい印象を与えます。
格子にも様々な種類があり、すのこを立てた様な一面だけのものや、
機能性の高い格子風のラックなどがあるので、間取りや広さを考えて工夫すると良いでしょう。
簡単な物であれば100円均一ショップなどで、すのこを買って組み立てる事もできます。
最近では、100均DIYが流行ってきている傾向もあり、検索すればすぐに作り方が分かるので、一度挑戦してみてはいかがでしょうか。
1-4. のれんを使って目隠しする
もしかすると、実際に採用している方法として一番多いかもしれません。
のれんを使った玄関の目隠しは、和風な雰囲気も出しつつモダンでおしゃれなアレンジが、比較的簡単に出来る方法です。
やり方としては、カーテンと同様に突っ張り棒を使った方法になります。
雰囲気を出すために木柄の突っ張り棒を使ったり、暗い色の物を使うのも良いかもしれません。
1-5. ラックを使って目隠しする
三段ラックを使って、玄関を少し隠す方法があります。
この方法は、物置や靴箱としてラックを使うことが出来るので、機能的性の高い目隠し方法として注目されています。
2DKの間取りにもよりますが、玄関全てをラックで目隠ししてしまうと動線に被ってしまう可能性があるので、半分目隠しなどの工夫をしましょう。
2. 2DKの玄関から丸見えのキッチンをオシャレにする部屋の使い方
キッチンは、お家の中でも生活感のあふれる場所として、おしゃれとは程遠い雰囲気になりがちです。
その原因として挙げられるのが、雑然と置かれた食器や布巾、お鍋やおたま等の調理器具です。
それも仕方のない事ではありますが、使う食器の種類や棚のデザインによっては、
雑然とおかれているにも関わらず、おしゃれなキッチンを演出する事が出来ます。
例えば、食器に統一感を持たせる事も一つの手段と言えるでしょう。
陶器、木製、プラスチックと様々な種類の食器が規則性もなく重ねられていると、おしゃれとは程遠いキッチンになってしまいます。
ある程度の統一性を持たせて、棚を整理する事がおしゃれキッチンへの第一歩です。
ありがちな傾向として見られるのが、洗い場の調理器具をかけておくスペースが見えてしまう事です。
この部分が見えると一気に生活感が出てくるので、入った瞬間に雑然とした雰囲気に感じられてしまいます。
どうしても見えてしまう場合には、調理器具の種類を統一したり、かける壁をリノベートする工夫をすれば一気におしゃれ感が増します。
玄関から入った瞬間を自分でシミュレーションして、キッチンのどの部分が一番先に目に入るかを確認しながら、リノベートなどの工夫をするのが有効的な手段と言えるでしょう。
3. 2DKの間取りを選ぶメリット・デメリット
2DKの物件は、2LDKの物件に比べて掘り出し物が見つかりやすく、比較的家賃が安いのが特徴です。
ワンルームや1Kとは違って、それなりの広さと部屋数があるので、アレンジの仕方によっては快適に過ごせる間取りであると言えます。
また2DKの場合であれば、玄関とダイニングキッチンの間に扉が付いている場合も多いので、最初から玄関の目隠しになっている事もあります。
ただし、2DK物件は築年数が経過している事も多いので、設備の老朽化が進んでいる可能性もあります。
入居前に最低限の設備に問題がないか、しっかり確認しておきましょう。
また、2DKの場合だとリビングがないので、ゆったりとした時間を過ごすための共有スペースがありません。
友人たちを招いてワイワイしたい方には、2DKの間取りは避けた方が良いでしょう。
4. まとめ
賃貸マンションの場合、どうしても玄関から部屋の奥まで丸見えになる物件が多く、どうしようかと悩んでいる方が少なくありません。
一方で購入している物件でもないので、壁に穴を開けてDIYを施すにも限界がある現実があります。
近年では、一切傷を付けずに簡単にリノベート出来るアイテムがたくさん販売されるようになり、
男女問わずちょっとしたリフォーム的なものが簡単に出来るようになりました。
玄関の目隠しによって2DKの部屋が狭くなるのでは?と懸念される方もいますが、
物を置く事で、何もない部屋に比べて遠近感が生まれるので、逆に部屋が広く見える事もあります。
機能性と配置を考えて、玄関の目隠しをする事、そういった意味でも生活を有意義にする手段であるといえるでしょう。
まだ挑戦した事がない方は、まず100円ショップ(SHOP)に出かけて、おしゃれに目隠し出来るアイテムを探してみてはいかがでしょうか。




