1LDKのお部屋でも、エアコン1台で快適に過ごすことができるのかを考えました。
その結果、扇風機やサーキュレーターを使うことで、十分できることがわかりました。
この方法は、電気代の節約にもなるので知っておきましょう。
あなたは、エアコンについてこんなことを思ったことはありませんか?
「前の1Kなら涼しかったのに1LDKだとそんなに涼しくない・・・」
「1LDKに引越すけど、エアコンは1台でも大丈夫なのだろうか?」
今回はそんなあなたへ、1LDKの広さをエアコン1台でも快適に冷やし過ごす方法をお話ししていきたいと思います。
さらに記事後半ではエアコンを利用するときの電気代に関しても、節約方法を書いていきたいと思います。
もしこれから引越しされる方や、今エアコンを付けているのに暑いと感じる方に、少しでも参考になればと思います。
このページでわかること
1. 1LDKならエアコン1台で二部屋冷やすことができる?
まずは1LDKで、1台のエアコンで二部屋を冷やすことは可能ですが、部屋の間取りやエアコンの性能によって違いが出てきます。
日の当たる南向きの部屋の場合は室内が暖かくなりやすいため、一部屋のみに集中して冷気が行くことになります。
ただエアコンの性能が良い場合は、二部屋分のパワーを賄うことができるため、1LDKでも快適に過ごすことができます。
次の見出しではさらに簡単な方法も紹介しています。
2. 1LDKをエアコン1台で快適に過ごすためのコツ
1LDK全体を1台のエアコンで快適な空間にするには、あるものを使います。
それは「扇風機」です。
これは、前見出しの二部屋分にも絶大な効果を発揮します。
エアコンにより冷気は下に、暖気は上に行くようになります。
しかし、それでは空気の循環が減ってしまうため、1LDKの全てを快適にすることが難しくなります。
そこで、扇風機を上に向けた状態にすることで、部屋の中の空気を循環させ各部屋まで冷気を届けることが可能になります。
2-1. エアコンサイズの選び方
あなたは、エアコンの選び方を知っていますか?
エアコンは正しいものを選ばないと、電気代が高くなったり設定温度になるまで時間がかかることになってしまいます。
では、エアコンの正しい選び方とは何でしょうか?
それは、部屋のサイズと部屋の間取りに合うものを選ぶことが重要ポイントです。
エアコン買うときに参考すべきポイントとして、どれくらいの広さまで効くのかが書いてあるところに注目します。
そして、最近のエアコンでは省エネをうたった商品も多く出ているので、もし電気代などにも気を付けたい場合には、そこもチェックポイントに入れておく必要があります。
こういう部屋の場合はこのエアコン、という基準があるので参考にしてみてください。
1つ目は、部屋が南向きの場合です。
この場合は、日の当たる影響により室内の温度が高くなってしまうことがポイントです。
南向きは部屋が暑くなりやすいので、エアコンの適正な広さの部屋であっても、エアコンの力が足りず設定温度をさらに下げる必要も出てきます。
このため、部屋の広さよりも少し広範囲にエアコンが効くような機種を選ぶ必要があります。
ただこの記事の冒頭でも書いた通り、1LDKの場合はなかなか部屋に合うエアコンを見つけることが難しいので、扇風機の購入も視野に入れるといいと思います。
2つ目は、家具に背が高い物が多い場合
家具にエアコンからの風が当たり、部屋の中でうまく空気の循環ができないことになってしまいます。
この場合、扇風機を使ってもうまく空気の循環ができなくってしまうので、エアコン本体にも空気の循環を効率よくさせる機能が付いたものを選ぶ必要があります。
これも踏まえて、エアコンを選ぶ必要があることを知っておきましょう。
2-2. エアコンの設置場所
ここでは、エアコンの設置場所として最適な位置をお教えします。
基本的な位置として、部屋の窓側へ業者の人にお願いして付けることになると思います。
しかし、その場合に注意点が1つあります。
それは、エアコンを部屋の角に設置しない、ということです。
エアコンを部屋の角に設置すると、冷気が壁に当たって空気の循環が悪くなってしまします。
それを踏まえて、設置場所はできるだけ窓側の壁中心に付けることが重要になります。
3. 1LDKの間取りにエアコン1台だけ設置する場合のデメリット
ここまで、1LDKのエアコンをつける上での方法を伝えてきましたが、もちろんデメリットもあります。
3-1. 設定温度になるまで時間がかかる
1LDKの場合は、エアコンが想定するよりも多くの部屋に冷暖房を届ける必要があります。
そのため、全体に行き届くまで時間と電力を多く消費することになります。
3-2. エアコンの電気代が高くなる
1つ目の話にあるように、設定温度に達するまでに時間がかかるとその分、電力を多く必要とします。
それが、続くと電気代が高くなるというデメリットが出てきてしまいます。
4. 1LDKにエアコン1台のみ設置した場合の電気代
1LDKでエアコン1台だけの利用になると、電力の契約会社によって値段も変わってきます。
一般的な水準ですと、5,000円から8,000円くらいの値段になります。
これは1台のみの利用と、利用したいときに付けたときの金額になります。
1日中使うことになると、さらに値段が上がります。
5. エアコン電気代を節約する方法
ではエアコンの電気代は、どのように節約することが大切なのかが、そろそろ気になってくる頃ではないでしょうか?
「エアコンの電気代ってすごく高いよね」
「電気代を少しでも安くしたい」
エアコンの電気代の節約には、4つの方法があります。
5-1. 扇風機を利用した空気の循環
記事の始めにも書いたように、エアコンの冷気は下に、暖気は上に行くようになり、エアコンは部屋全体を設定温度にするまでに時間がかかることになります。
しかし、扇風機を使うことで部屋の空気を効率よく循環させ、無駄な電力消費をなくすことができます。
さらに、サーキュレーターを使うこともおすすめです。
サーキュレーターは部屋の上に向けて風を送り、空気の循環を助けることができます。
5-2. 部屋の中が暑いと感じた場合、設定温度ではなく風力を変える
エアコンの電気代が一番高くなるのは、部屋の温度を設定温度にまでにする時です。
もし、設定温度を28度にしておき暑いと感じた時は、設定温度を変えるのではなく、風力を変えて対応することが望ましいです。
この理由としては、室内の風力を強くすることで空気の循環を効率よくし、部屋全体に冷気を届けることができるからです。
5-3. エアコンのフィルター掃除をこまめにしておく
エアコンの掃除は、電気代の節約にとても影響が出てくるところでもあります。
確かに、面倒くさいという声も聞こえてきますが、毎日使うなら週に1回、週に数回なら1か月に1回の頻度で掃除をする必要があります。
フィルターにほこりが多くなると、どうしてもエアコンからの風が弱くなってしまったり、さらには喘息のある人にも影響を出してしまうので、こまめに掃除をすることが大切です。
5-4. 日当たりが強い場合はカーテンを閉めておく
記事内でも書きましたが、特に南向きの部屋は温度が高くなってしまう傾向にあります。
それは日差しによる影響になるので、まずは少しでも入る日差しを減らすことで、部屋の気温を下げるようにします。
逆に冬の場合は、カーテンを開けておくことで部屋の温度が上がるので、季節によって変えていくことが大切です。
6. まとめ
ここまでエアコンについて書いてきましたが、どうだったでしょうか?
これからエアコンの設置を考えている方や、現在エアコンについて困っている方の悩みを少しでも解消できる内容になっていましたか?
「1LDKでエアコンについてどうするべきか、なかなかわからない」という声が聞こえてきますが、解決方法はある、ということを知っていただけたらと思います。




