コンパクトな一人暮らしに人気がある1K。
せっかくの1人暮らしを快適にするためにどうしても欲しくなるのがソファーですよね!
しかし1Kの場合、部屋がコンパクトだからこそソファー選び次第で部屋の印象がガラリと変わってしまいます。
そこで今回は1Kにおすすめのソファーとその配置例をまとめて紹介していきます。
このページでわかること
1. 1Kにおすすめのソファー配置例
1-1. 6畳1Kの場合のソファー配置例『ベッドを置く場合』
6畳1Kでベッドを置く場合、玄関から1番離れている窓側の壁にベッドを配置します。
シングルベッドなら幅が90~100cmですので、ベッドを置いても十分にスペースがあります。
ベッドの高さにもよりますが、おすすめはローベッドです。
脚がないのでベッドの横に目隠しとなる棚などを置かなくても十分スタイリッシュに見えます。
このローベッドに合わせるのが、一人掛けのオットマンソファーです。
ベッドの頭側の壁に1人掛けのソファーを置きます。
そしてソファーの反対側の壁にテレビボードとテレビを設置します。
こうすればソファーからもベッドからもテレビを見ることが出来ます。
ソファーの高さに合わせたテーブルもセットしますが、移動がしやすいように床にラグマットを敷くのがポイントです。
こうすれば床座りをして食事をする時にも便利ですし、オットマンを足置き台にする時にも移動がしやすくなります。
ちなみにオットマンは、普段はテーブルをはさんでテレビ側に置くのがスッキリ見せるポイントです。
1-2. 6畳1Kの場合のソファー配置例『ベッドを置かない場合』
6畳1Kでベッドを置かないのであれば、寝心地重視のソファーベッドを置いてみましょう。
置く位置は、玄関から一番通り窓側の壁に配置します。
この時はベッドの存在感が部屋の印象を決めますので、寝心地だけでなく素材にもこだわったものを選ぶのがすすめです。
アメリカンスタイルにするのであれば、ダークブラウンの本革レザーソファーはいかがでしょうか?
レザーは天然素材との相性も良いですしスチールとの相性も良いアイテムですので、スチール製の収納棚とミックスさせても違和感がありません。
もしも和室の1Kであれば、ローソファーがおすすめです。
天然素材で渋みのある深いグリーンのソファーにすると和テイストのステキなインテリアになります。
またホワイト系のソファーに天然素材のテーブルと間接照明をセットすれば、北欧系スタイルが出来上がります。
もちろん和室の場合は収納スペースがちゃんとあるはずですから、寝る時には布団を使うのがおすすめですよ。
1-3. 8畳1Kの場合のソファー配置例『ベッドを置く場合』
8畳1Kでベッドを置く場合、ソファーの向きに工夫をするのがポイントです。
まずはベッドの位置ですが、こちらはやはり玄関から一番離れた壁側にセットします。
そしてベッドから50㎝話した位置にソファーを置きます。
ソファーはベッドの枕側に寄せるのがポイントです。
そしてベッドに背を向けるようにしてソファーを置きます。
こうすることによって、あえてベッドの間に間仕切りとなる家具を置かなくてもソファーの背もたれが目隠しの役目を果たしてくれます。
またベッドとソファーの間に50㎝のスペースを置くことも部屋を広く見せるポイントです。
もしもソファーの隣にサイドテーブルを置くのであれば、こちらもベッドから50㎝離して置くのがポイントです。
1-4. 8畳1Kの場合のソファー配置例その②ベッドを置かない場合
部屋の入口から視線を遮らないようにするのが、広さを感じさせるレイアウトのコツです。
ですから8畳1Kでベッドを置かなくても、ソファーは奥行きのある壁に沿ってセットするのがポイントです。
ただし背の部分は壁に寄せても良いのですが、ひじ掛けと壁の間には少しスペースを作ります。
この小さなスペースも部屋を広く見せるポイントです。
ちなみにソファーやテーブルなどに合わせて大きめのラグマットを敷いておけば、布団で寝る場合も直接床に布団を敷かなくて済むので汚れ防止・防寒対策としてもおすすめです。
2. 狭い部屋を広く見せる!1Kに最適なソファーの種類とサイズの選び方
コンパクトな一人暮らしにピッタリなソファーといっても、その種類やサイズは様々です。
そこで1Kにおすすめのソファーの種類とサイズの違いをまずはチェックしてみましょう。
ローソファー
部屋を広く見せたいのであれば、大型家具の高さを少しでも抑えるのが鉄則です。
その点でいえば、一般的なソファーと比べて背の低いローソファーも1Kにはおすすめです。
ローソファーのメリットは背が低いだけではありません。
ローソファーといっても「脚がついているもの」と「脚がついていないもの」があります。
脚がついているソファーの場合、座った時の視線が低くなるので天井が広く感じます。
脚がついていない場合は、ソファーベッドとして使うこともできます。
ソファーベッド
ソファーベッドも1Kで人気があるソファーです。
ベッドの種類も豊富で、「座り心地を重視したタイプ」「寝心地を重視したタイプ」「インテリア性を重視したタイプ」など様々です。
価格も手ごろなものから高価なものまでさまざまあるので、使い方や目的に合わせて選ぶことが出来ます。
オットマンソファー
オットマンソファーはちょっと広めの1Kにおすすめのソファーです。
オットマンはソファーに座った時に足を載せる台のことなのですが、オットマンだけでもいろいろな使い方が出来るところがおすすめポイントです。
1人でくつろぐときは、その名の通り足を載せればゆったりとした気分になれます。
友達が遊びに来たときは、オットマンを簡易ソファーにもできます。
またオットマンに収納機能があれば、こまごましたものを収納しておくのにも便利です。
アームレスソファー
ひじ掛けがついていないタイプのソファーです。
見た目もシンプルですし、サイズもコンパクトです。
脚の長いものからロータイプまであるので、部屋の間取りに合わせてコーディネイトできるのもおすすめポイントです。
コンパクトにまとめたい時のソファーサイズ
コンパクトにまとめたい場合は、ソファーの横幅が120~140cmのものを選ぶのがポイントです。
コンパクトでも2人掛けのソファーが欲しいのであれば、アームレスソファーにすると横幅が狭くても十分に2人で座ることが出来ます。
ゆったりとひとりでくつろげるソファーが欲しいのであれば、1人掛けのソファーを選ぶのもおすすめです。
特に一人掛けのオットマンソファーにすれば、急な来客時にもオットマンで対応できるので便利です。
ゆったりとした座り心地を手に入れたい時のソファーサイズ
ゆったりとした座り心地を手に入れたいのであれば、横幅は160~180cmまでがおすすめです。
このサイズよりも大きくなると、1Kではほかの家具を配置するスペースがなくなります。
逆にこのサイズよりも小さくなるとちょっと窮屈な感じがします。
ただし幅が大きなソファーは奥行きもあります。
でも奥行きが80~90cmまでの物を選ぶようにすれば、レイアウト次第でゆとりの空間を演出することもできます。
またこのサイズであれば仮眠程度であれば十分な広さですから、友人が泊りがけで遊びに来たときなどにも使えますね。
3. 1Kにも最適なソファダイニングってなに?
ソファダイニングは、ダイニングテーブルとソファーがセットになっているものです。
1Kの場合はキッチンスペースに限りがありますので、ダイニングテーブルを置くのはスペース的に無理があります。
しかし「食事をする時は椅子に座った方がリラックスできる」「狭くてもソファーとテーブルはセットでほしい」という場合には、ソファダイニングの方が一般的なソファーにローテーブルをセットするよりもメリットはあります。
ただしソファダイニングのテーブルは意外と存在感があるので、部屋全体のバランスを見ながら選ばないと違和感の原因になってしまいます。
またかなりしっかりとした造りですので、頻繁に模様替えをするということは難しいです。
もちろんコンパクトな1人掛けソファーに合わせたダイニングテーブルもありますので、用途や部屋のスタイルに合わせて選ぶのがおすすめです。
4. 1Kにおすすめのソファー5選
4-1. 1人掛けオットマンソファー
1人暮らしだと1人で過ごす時間の方が長いので一人掛けソファーがあればよいと思うのですが、頭のどこかで「友達が遊びに来たときはどうしよう?」とふと思ってしまい結局2人掛けソファーを選ぶパターンが多いです。
でも一人掛け用オットマンソファーであれば、来客時にはオットマンを簡易ソファーとして使えばよいのでとっても便利!
しかもひとりの時間も足を延ばしてゆったりとくつろげるのでおすすめです。
4-2. アームレスソファー
コンパクトなソファーを探していても、2人掛けソファーとなるとどうしても幅があります。
そんな時にすすめなのがアームレスソファーです。
アームレスソファーなら余計な肘掛けスペースがありませんから、2人掛けソファーでも幅もコンパクト!
もちろん見た目のデザインもシンプルなので、どんなスタイルにも合わせやすいです。
しかも2人掛けでもそれほど重たくないので、引っ越しをする時にも便利です。
4-3. ローソファー
狭い1Kを少しでも広く見せたいのであれば、高さの低いローソファーはおすすめです。
天井が高く感じられるだけでなく、女性でも簡単に移動できる程度の重さなので部屋の模様替えをする時にも便利です。
4-4. レザーソファー
存在感のあるソファーを手に入れたいのであれば一押しはレザーソファーです。
レザーソファーもレザーの色によって印象が違ってきます。
例えばダークブラウンのレザーソファーにアイアンまたはブラックインテリアを合わせれば、メンズライクな印象の部屋になります。
これとは別に天然木に近いカラーのレザーソファーにすれば、上品で女性らしい印象の部屋になります。
4-5. 背の高いソファー
広さを演出するためには背の低いソファーがおすすめなのですが、ベッドなどを目隠ししたい時には背の高いソファーを選ぶ方がおすすめです。
この場合は目隠しとしての効果もあるので、1人掛けソファーよりもゆったりとしたサイズの2人掛けソファーの方がおすすめです。
5. 1Kにおすすめのソファーと配置例まとめ
1Kでもソファーの種類やサイズ、レイアウト次第で広くておしゃれな空間にすることはできます。
ただし「ベッド&ソファー」の場合には、ベッドの高さやサイズによってもソファーの種類やサイズは変わります。
また「どうしても食事は椅子に座って食べたい」というのであればきちんとした高さのテーブルも必要になります。
ですから「あなたの部屋にどうしても必要なものは何か」をきちんと決めてからソファー選びをするのが失敗しないポイントです。
なにしろ1Kでソファーを置けばどんな種類・サイズのものでも存在感が出てきます。
ソファーだけが部屋の中で浮いてしまわないためにも、部屋全体のインテリアを統一させることは大事なポイントです。




