何だか思ったように調子が出なかったり、不運だと感じることが多かったりしませんか?
そんなときどう考えたらいいのかのヒントを与えてくれるのが中国から伝わる思想・風水です。
風水思想は場所や位置が人間の調子に影響を与えることを重視することから、「環境学」とも呼ばれる思想です。
そこで、この記事では、風水思想からみて、運気に悪い影響を与えると考えられる環境をご紹介。
風水の思想をベースに、東京都内で運気に悪い影響を与えると考えられる“逆パワースポット”を伝えます。
また、そのような環境に住んだ場合の改善案も紹介します。
このページでわかること
運気に悪い影響を与える環境とは?
人間は自分のまわりの環境に左右されやすい生き物です。
そこで、まわりの環境を整えれば、自然と物事はうまくいくようになりますし、環境が悪いと努力がなかなか実りづらくなるという考え方が根強くあります。
そんな環境をどのように整えたら良いのかを研究したのが風水なのです。
「環境が運を左右する」というのが風水の基本的な考え方です。
そのため、風水的に悪いとされる場所や物件に住み続けることは、本来であれば得られるはずだった運気を遠ざけることになると考えます。
結果、何をやってもうまくいかなかったり、思ったように物事が進まなかったりすることに繋がると風水では考えるのです。
運気に悪い影響を与える環境3つ
風水的に悪い場所に住むことは、悪い気が溜まったり、運気が逃げたりすることに繋がります。
自宅周辺にそのような場所がないかを確認してみましょう。
- 病院
病院が自宅の近くにあると、何かあった時に安心だと感じる人も少なくないでしょう。
しかし、風水的に見ると、じつはその逆。
病院はマイナスの気が集まっている場所なため、その近くで生活するのはあまり良くないこととされています。
当然ながら、病院は病人やケガ人が集まる場所です。
そのような場所では、健康を害するようなマイナスの気がどうしても集まってきてしまい、そのマイナスの気を周囲に放ってしまうと考えるのです。
- 墓地
近くに墓地があるような場所も要注意です。
たくさんの死者が弔われている墓地は、どうしてもマイナスの気が強くなってしまうため、その周辺に住むとそのマイナスの気を日常的に受けてしまうことになるおそれがあると風水では考えます。
風水思想は、墓地の近くに住んでいると、病院の時と同様に健康運を害しやすくなると考えているのです。
また、場合によっては全体運にも影響を及ぼすことが考えられます。
しかし、近くに墓地があるからと言っても必ず悪影響が出るわけではありません。
墓地と自宅の間に道路が1本ある場合、道路が持つ強い運気の流れによってマイナスの気が自宅まで届きづらくなると考えられています。
したがって、そのような場合はあまり神経質になる必要はないといえるでしょう。
- 川
水の流れは穢れを洗い流すイメージがありますが、たくさんの水が流れている川は風水的にはあまり良くない場所です。
そもそも水自体が陰の気を持っており、水がたくさん集まる場所は陰の気が強く働いてマイナスな影響を与えやすくなります。
そのため、川の近くに住むと水の強い陰の気の影響を受けて、全体運が下がりやすくなります。
川の影響を受けないためには、最低でも川幅分くらいは川から離れている必要があるでしょう。
風水的NG物件の特徴2つ
風水では、物件の立地条件に加えて、間取りも大切な要素です。
- 鬼門の方角に水回りがある
鬼門とは、家からみて、東北と南西を指す言葉。
鬼門というと「怖い」「不吉」というイメージが持たれやすいですが、風水では位が高く神聖な方位のことを指すという説があります。
https://kurashinista.jp/house_building/detail/3423
それによると、神聖な方位である鬼門が汚れてしまうのはタブー。
ですから、汚れやすい水回りは鬼門に作るべきではないという結論になるのです。
鬼門に水回りがあり、汚れた状態が続くと、マイナスの気が鬼門の力を得て強く働いてしまいます。
その結果、お金や人間関係で苦労したり、努力がなかなか報われなかったりするようになってしまうと考えるのです。
- 欠けがある物件
風水では四角に近い形状の建物が良いとされています。
そのため、建物を上から見たときに凹凸ができているような形状は注意が必要です。
建物を上から見たときに凸になっている部分を張り、凹になっている部分を欠けと言います。
https://polaris-hs.jp/kaiteki/kaso_hari_kake.html
一般的には張りはプラスの、欠けはマイナスの気を持っており、欠けは風水上良くありません。
http://www.kumokiri.net/kouza/chi4.html
住んでいる場所が風水的に悪い場所でも大丈夫!お手軽風水術
住んでいる場所が風水的に問題があったとしても、なかなか簡単に引っ越すことはできないものです。
しかし、開運を諦める必要はありません。
風水にもとづいて、簡単に運気を上げられる風水術を紹介します。
- 水回りはとにかく清潔に!
鬼門の方向にキッチンやトイレなどの水回りがある場合、それらの場所を簡単に移すことはできません。
そのような場合は、とにかく汚れを放置しないことを徹底して、運気が下がるのを防ぎましょう。
そもそも鬼門に水回りがNGなのは、汚れを寄せつけたくないという考えからです。
そのため、鬼門などに水回りがあっても、清潔な状態を保っていれば問題ないことになります。
また、鬼門などに水回りがなくとも、水回りはなるべく清潔にしておきましょう。
陰の気を持った水が流れる場所が汚れてしまうと、陰の気が汚れで強くなって悪影響を与えてしまいます。
逆に言えば、水回りの汚れを取り除くだけで部屋の運気はだいぶ上昇すると考えることができるのです。
- 観葉植物で悪い運気をシャットアウト
風水では、命が宿っている植物には厄を吸収する力が備わっていると考えられています。
そこで、部屋の中でマイナスの気を放っている場所に観葉植物を置くことで、悪い運気の影響を抑える効果が期待できます。
墓地や病院などが窓から見える場合、窓の付近に観葉植物を置いてみましょう。
窓から入ってくるマイナスの気が部屋に入り込むのを防いでくれると考えることができます。
また、欠けがある物件にも観葉植物は有効で、欠け部分に観葉植物を置くことで欠けが持つマイナスの気を抑えてくれることが期待できます。
行くだけで不運になる? 東京の逆パワースポット
風水の考え方を応用すると、その場に行くだけで運気や活力を与えてくれるパワースポットがあるように、逆に行くだけで自分の運気を奪ってしまうような逆パワースポットと呼ばれるような場所が浮かび上がります。
「風水的に自宅には何も問題ないはずなのに最近ツイてないことが多い」と感じている人は、気がつかないうちに逆パワースポットを訪れているかもしれません?
うっかり逆パワースポットに行って運気を下げないよう、どのようなところが逆パワースポットにと考えられているのかチェックしておきましょう。
- 六本木ヒルズ
六本木ヒルズがあった場所は、赤穂浪士が切腹した場所として知られており、逆パワースポットとしてマイナスの気が強い場所だといえます。
http://happism.cyzowoman.com/2011/10/post_168.html
- 池袋サンシャイン
池袋サンシャインは、もともと拘置所(巣鴨拘置所)があった土地に建てられており、マイナスの気が強い場所と考えられています。
また、乗り換えターミナルがあることによって霊が集まってきやすくなっているのも、逆パワースポットとなっている要因と言えます。
- バスケットボールストリート
こちらはもともと渋谷センター街と呼ばれていましたが、2011年にバスケットボールストリートに改名しています。
現在の渋谷の姿は、もともとあった川を埋め立てたあとにできあがりました。
川を埋めた場所は気の流れが淀みやすくなる上に、渋谷の地形は谷底状になっているので、悪い気が流れていかない逆パワースポットとなっています。
引っ越し前には風水も忘れずチェックしよう
環境に左右されやすい人間にとって、風水の「環境が運を左右する」と言う考え方は、馴染みやすいものです。
そのため、風水的に悪い家に住んでいると、自然と運気も下がってしまう、という考えが説得力をもちます。
けれど、あきらめることはありません。
風水の考え方からいっても、努力次第で悪い運気を追い払うことが可能なのです。
ただ、いくら観葉植物などで運気を上げられるといっても、運気の上がる物件を選ぶに越したことはありません。
気になる方は、引っ越し前には風水的に問題ないかも視野に入れて部屋探しをしたほうがよいでしょう。




