マンションの6階でもゴキブリに遭遇してしまうことがあります。
一体どのような侵入経路からゴキブリは発生してしまうのでしょうか。
今回はその侵入経路を明確にし、有効な駆除方法を考えていきます。
駆除方法として有名なのが
- 「ゴキジェットプロ」
- 「ゴキブリホイホイ」
- 「ブラックキャップ」
ですが、その効果的な使い方を詳しく調べてみたいと思います。
このページでわかること
1. マンション6階でもゴキブリは出る!侵入経路とは?
虫の苦手な人はマンションの上層部に住むと、その被害に遭いにくくなります。
マンションの上層部であれば、部屋からの景色も良いため快適な生活ができる可能性が高くになります。
しかし、残念ながらマンションの6階でもゴキブリは出ることがあります。
その侵入経路は一体どこなのでしょうか。
経路として考えられるのは
- 住民が連れてきてしまう
- ゴキブリがマンションの6階まで移動する
という大きく2つのパターンに分類されます。
1-1. マンションの住民がゴキブリを連れてきてしまう
最近では買い物もインターネットを通じて行う機会が増えてきました。
それとともに部屋に増える傾向にあるものが「ダンボール」です。
実は、このダンボールはゴキブリが好んで棲み処にしてしまうものなのです。
ゴキブリがダンボールに卵を産み、それをダンボールごと部屋に運んでしまう可能性があります。
こうなるとマンションの6階でも、どんな高さの部屋にもゴキブリが発生する可能性があります。
ダンボールは部屋にため込まず、すぐに捨てるようにした方が良いでしょう。
1-2. ゴキブリがマンションの6階まで移動する
ゴキブリは垂直の壁を登ることができます。
そのため、マンションの外壁をつたい6階まで移動するということもあり得る話です。
そのほかにもエレベーターに乗ってしまう場合と排水管を通って移動してくるケースが考えられます。
もちろんマンションの6階は下の階に比べてその遭遇確率は低いはずですが、油断はできないということになります。
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2. マンションの6階でもご用心!おすすめゴキブリ対策3選
2-1. ゴキジェットプロ
ゴキブリの駆除といえばすぐに思いつくのが「ゴキジェットプロ」です。
ゴキジェットプロには「緑缶」と「黒缶」の2種類があります。
緑缶は、出てきたゴキブリを瞬殺する目的のもので、黒缶はその効果に加えてゴキブリを待ち伏せする使い方ができます。
ゴキジェットの特徴はとにかく強いその殺傷能力です。
毒性もある商品であるために「医薬品」として扱われるほどの商品です。
非常に頼りになるアイテムですが効果的な使い方はあまり知らないという人のためにまとめてみたいと思います。
- 噴射秒数は6秒から8秒
- ゴキブリの全体に直接噴射する
- ゴキジェットプロの効果的な距離は30センチ
大きい450ml缶にはノズルも付属しており、ゴキブリが細い隙間に入った場合にも攻撃できるようになっています。
また、ゴキブリはお腹の部分で呼吸するという特徴があるためにゴキジェットプロを使用する場合には、ゴキブリの背中よりもお腹に攻撃する方が効果的です。
黒缶のゴキブリジェットプロはゴキブリが出そうな場所などに事前にスプレーすることで、ゴキブリが寄り付かなくなる効果が期待できます。
目的に応じて使い分けるのも良いでしょう。
非常に強力な殺虫剤であるために、使い終わったら部屋の中を喚起するようにしましょう。
2-2. ゴキブリホイホイ(アース製薬)
直接ゴキブリを駆除することができない人も多いと思います。
そこで昔からある「捕獲」する駆除方法もあります。
その代表製品が「ゴキブリホイホイ」でしょう。
設置も非常に簡単で、薬剤を使わないために安全にセットできるというのが特徴的です。
もちろん知っている人が多いと思いますが、簡単に説明したいと思います。
ゴキブリホイホイはハウス型の形状で、粘着シートが敷き詰められています。
この粘着シートに誘引剤が設置されており、ゴキブリをこのハウスの中に引き寄せる仕掛けになっています。
一度ハウスに入ったゴキブリは強力な粘着シートから脱出することはできません。
ゴキブリは非常に嗅覚が優れているために、その誘引剤のにおいを離れた場所からでも察知することができます。
この誘引剤にはゴキブリの大好物である「エビ」「玉ねぎ」「ピーナッツ」などのにおいを再現したものです。
人には嗅ぎ分けることはできませんが、確実にゴキブリを罠へと誘う効果があります。
更にこのゴキブリホイホイを効果的に使う方法があります。
<ゴキブリホイホイを効果的に使う方法>
- 複数のゴキブリホイホイを置き、部屋の中のゴキブリを一気に捕獲する
- ゴキブリの潜伏しやすい場所に効果的に設置する
- 効果は1ヶ月であるため1ヶ月経過したら取り換えを行う
ゴキブリは非常に学習能力が高いため、危険な場所は回避するようになります。
部屋に出てこないように、複数のゴキブリホイホイを同時に設置し部屋から退去してもらいましょう。
ゴキブリの潜伏しやすい場所は、狭く、暗く、暖かく、湿気が多い場所です。
冷蔵庫の裏などが当てはまります。こういったゴキブリが好む場所にゴキブリホイホイは設置し効果を高めましょう。
また、ゴキブリホイホイの粘着シートは非常に強い効果がありますが、乾燥やホコリにより、徐々に効果が薄れていきます。
その効果は1ヶ月ほどになりますので、定期的に交換するようにしましょう。
2-3. ブラックキャップ
ブラックキャップはゴキブリをエサで誘引し、エサを食べたゴキブリから連鎖させグループごと駆除しようとするものです。
ブラックキャップのエサにはフィプロニルという成分が含まれており、エサを食べたゴキブリがその巣まで戻る頃にその毒の効果が出てくるという遅延性の毒物です。
その毒で力尽きたゴキブリは他のゴキブリのエサになります。
フィプロニルが優れている点は、そのフンやゴキブリを食べたゴキブリにまで致死させる効果を持っているということでしょう。
また、ゴキブリの卵は非常に強く作られるためにダメージを与えるのが難しいのですが、フィプロニルにはこの卵にもダメージを与える効果があり、幼虫の誕生を阻止することができるのです。
まさに「一網打尽」です。
このブラックキャップは有効期限が半年持続し、長期的な効果を期待することができます。
ゴキブリは暑い夏に最も活動的になるため、半年くらい前から設置するとその効果が最大限になるでしょう。
具体的には暖かくなる3月初旬にブラックキャップを部屋に分けて設置し、10月の涼しくなるころに撤去することで、その対策になるでしょう。
3. まとめ
さて、今回はマンション6階でのゴキブリ対策として侵入経路と3つの対策について考えてきましたがいかがだったでしょうか。
最後にまとめてみたいと思います。
- マンションの6階でもゴキブリは出る可能性がある
- 宅配のダンボールなどにゴキブリの卵が付着している可能性がある
- 外壁、エレベーター、排水管などからマンションの6階にゴキブリが移動することもある
- ゴキジェットプロは即効性がある
- ゴキブリホイホイは設置も簡単で使うハードルが低い
- ブラックキャップはグループごとゴキブリを死滅させる用途で使う
マンションの6階でも、残念ながらゴキブリを見てしまうことがあります。
ゴキジェットプロ、ゴキブリホイホイ、ブラックキャップなどの違いを理解し、その用途に合わせて効果的に使うことで快適な生活を送ってください。




