賃貸でもできる!玄関網戸をDIYするアイデア3選

網戸は窓についているものと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、玄関につける玄関網戸というものがあります。

玄関網戸をつけて玄関を開けておくと風通しがよくなり、夏は冷房をつけなくて済むこともあるため冷房代が節約できます。

また、網戸なので室内に虫が入ってくるのを防ぐこともできます。鍵付きの玄関網戸を選べば、防犯面でも安心です。

玄関は窓からもっとも遠い場所にあるため換気しにくくなっていますが、玄関網戸をつけて玄関を開ければよく換気できるので、湿気がこもる夏も快適に過ごすことができます。

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1. 賃貸でもできる!玄関網戸をDIYするアイデア3選

玄関網戸にはいろいろな種類があります。ここでは、ルーバー式、カーテン式、開閉式の3つの玄関網戸についてご紹介します。

他に折りたたみ式もありますが、自分で取り付けることが難しく、業者に頼む場合が多いです。

1-1. ルーバー式の玄関網戸を設置する

ルーバーとは、細長い板(羽板)をすき間を空けて平行に並べた玄関網戸で、目隠しや通風、日よけなどの目的で使われます。

羽板のすき間は狭いため、虫が入ってくる可能性は低いです。

ルーバー式の玄関網戸は、羽板の角度を自由に調整できるようになっています。

時間によって通風や日よけのために角度を調整することができます。

羽板に汚れがついていると通気性が悪くなるなど、玄関網戸のよさを発揮できなくなることがありますので、羽板の部分だけを取り外して丸洗いできるものが便利です。

羽板の取り外しができないものは、ひとつひとつのすき間を拭いていく必要があるので手間がかかります。

また、ルーバー式は内側からも外側からも鍵がかけられるものもあり、他の種類と比較して防犯面ですぐれています。

ルーバー式にはオーダーメイドのものもあります。

自分でドア枠の長さを測って注文する場合は、測り方を確認してから正確に測るようにしましょう。

ドア枠の上部に一定の厚みがない場合やドア枠の形によっては取り付けることができないこともあるので注意が必要です。

設置する際に穴を開ける玄関網戸は、退去するときにもとの状態に戻すことができないため、賃貸マンションでは設置できません。

ルーバー式の玄関網戸を購入する前に、賃貸マンションに傷をつけずに設置できる、賃貸対応のものかどうかを必ず確認しましょう。

1-2. カーテン式の玄関網戸を設置する

カーテン式の玄関網戸は、ルーバー式に比べて簡易な作りで、価格が安いのが特徴です。

左右のカーテンにマグネットを入れるタイプのものは、開けた後すぐにカーテン同士がくっつくようになっています。

そのため、開けたときに虫が入りにくいです。

開けた後に自動的に閉まるものを選ぶと閉める手間がかからず、ペットも自由に出入りすることができます。

網戸の目が細かいものを選ぶと、カーテンを閉めているときに虫が入ることはありませんが、あまりにも目が細かいものは通気性がよくないので注意が必要です。

取り付け方法はマジックテープを貼るだけなど、ひとりでも短時間で行えるものが多く、取り外しも簡単にできるので便利です。

また、カーテン式はルーバー式に比べて採光性があります。

賃貸マンションでは、間取りの都合上、外が明るくてお部屋の照明が不要な時間帯でも、玄関だけは暗くて照明が必要なことが多いです。

採光性がある玄関網戸を設置すれば、外が明るいときは玄関の照明が不要になるというメリットがあります。

ただし、カーテン式の玄関網戸は鍵付きではないため、防犯面で不安があります。

そのため、寝ているときに玄関を開けておくことはできません。また、ルーバー式のような目隠し効果はありません。

1-3. 開閉式の玄関網戸を設置する

開閉式の玄関網戸はオーダーメイドになります。

玄関のドア枠に玄関網戸の枠をはめこんで取り付けるので、ドア枠と玄関網戸の枠がぴったり合っていなければなりません。

そのため、あらかじめドア枠の長さを測ってそれに合った大きさの玄関網戸をつくってもらうということです。

価格は上がりますが、鍵付きにすることもできます。

カーテン式と同じで目隠し効果はないので、目隠しが必要な場合はルーバー式を選びましょう。

レール部分に高さがあるとつまずきやすいので、お子さんがいる場合は特に気を付けましょう。

2. 賃貸で玄関網戸をDIYする便利グッズ

市販の玄関網戸を取り付ける方法をご紹介しましたが、玄関網戸を自分でつくるという方法もあります。

玄関網戸をつくるときは、網、カーテン用のスライドリング(リングのついたパーツ)、突っ張り棒を用意します。

網にスライドリングをつけ、突っ張り棒にスライドリングを通します。

そして、突っ張り棒を玄関のドア枠に設置します。

突っ張り棒をカーテンレールのように使うのですね。

突っ張り棒はドア枠を傷つけにくいですし、取り外しも簡単にできます。

ただ、このままではすき間から虫が入ってくるため、マグネットをつかって左右の網がぴったりくっつくようにして、すき間をなくすようにします。

また、玄関のドア枠と網がくっつくように玄関のドア枠にもマグネットを使います。

このように、玄関網戸をつくることはそれほど難しくありませんが、網の選び方が難しいかもしれません。

網目が細かいほど虫は入りにくくなりますが、その分通気性も悪くなります。

網目が粗いものは、通気性はよいものの、虫が入りやすいです。

どのくらいの細かさの網目がよいのかは使ってみないとわかりませんが、ホームセンターに行き、カーテン式の玄関網戸の網目の細かさを参考にして網を選ぶのもひとつの手です。

手作りの玄関網戸は防犯性が高くないため、不安であれば鍵付きのものを使用するようにしましょう。

3. 賃貸で玄関網戸をDIYする場合の注意点

賃貸マンションによっては、玄関網戸を取り付けることが禁止されている場合があります。

賃貸契約書に書いていなくても、玄関網戸を購入する前に大家さんや不動産会社に確認するようにしましょう。

防犯上の理由から玄関を開放しておくことが禁止されている物件もあります。

その場合は玄関網戸を取り付けても使えないことになってしまうため、あらかじめ確認することが大切です。

そして、通気性をよくする目的で玄関網戸を取り付ける場合は、玄関網戸を取り付けることで本当に通気性がよくなるかを確認するようにしましょう。

構造上、玄関側から風が入りにくくなっている場合には、玄関網戸を取り付けても通気性はあまり変わらないからです。

また、玄関網戸は1年中つけておくことはあまりなく、夏が過ぎれば取り外すことが多いため、取り外しのしやすさや収納のしやすさも考えた上で購入する必要があります。

玄関は外のほこりなどによって汚れやすい場所です。

そのため、玄関網戸は頻繁に掃除をする必要があります。

開閉式の玄関網戸などの掃除がしやすいものを選ぶのもポイントです。

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4. まとめ

玄関網戸は、通気性がよくなり、夏の冷房代を節約できるというメリットがあります。

玄関網戸を購入する場合、防犯面を重視するならルーバー式、価格の安さを重視するならカーテン式、掃除のしやすさを重視するなら開閉式がおすすめです。

ご自分に合った玄関網戸を見つけて、蒸し暑い夏も快適に過ごしましょう。