 
										宅配便を受け取るときに玄関を開けるとお部屋の中が丸見えになってしまうとお悩みの方、お部屋をもっと有効活用したいと思っている方におすすめなのが、仕切りを設置することです。
玄関の近くに仕切りを設置することで、目隠しになってお部屋の中が見えにくくなります。
また、お部屋の隅に仕切りを設置することで、お部屋がひとつ増えたように感じられ、有効活用できるようになります。
仕切りを設置したいけど、賃貸マンションだからあきらめているという方もいらっしゃるかもしれません。
ここで紹介するのは、すべて賃貸マンションでも問題なく仕切りを設置できる方法です。
ぜひ参考にしてみてください。
このページでわかること
1. 賃貸の部屋の仕切りをDIYする方法3選
賃貸マンションでもできる仕切りの設置方法は、壁や天井に穴を開けることのないものです。
ここでは3つの方法を紹介します。
仕切りを設置する目的に合った方法を選びましょう。
1-1. 突っ張りパーテーションを設置する
突っ張りパーテーションとは、天井と床に突っ張って設置するだけで仕切りとして使うことができるものです。
壁と同じようなものや棚がついているもの、全面が鏡になっているものなど、いろいろな種類があるので、用途に合わせて選びましょう。
棚がついているものを選ぶと、目隠しとしてだけでなく、収納スペースとしても活用できます。
見せる収納として小物を飾るのもおすすめです。
1枚で使用することももちろんできますが、複数の突っ張りパーテーションを組み合わせて使うことで、お部屋を完全に区切ることもできます。
家で仕事をする方は、お部屋の隅に仕事ができるスペースがあると便利ですよね。
仕切りを設置して独立した空間にすると周囲が気にならなくなるので、より集中することができます。
突っ張りパーテーションには、何mから何mまでの天井に対応といったように、設置できる天井の高さが決まっているものがあります。
天井が低すぎて設置できないということがないように、あらかじめ天井の高さを確認しておきましょう。
また、組立てが必要な突っ張りパーテーションは、組み立てるときに横に倒して作業しなければならないことが多いです。
その場合は、突っ張りパーテーションを倒せるだけのスペースがないと作業できないので、お部屋のスペースを考慮して購入することが必要です。
1-2. カーテンを設置する
突っ張りパーテーションよりも簡単でコストを抑える方法としては、カーテンを仕切りとして使う方法があります。
カーテンは窓際にあるものと思いがちですが、目隠しの機能だけでよいのであれば仕切りとしても十分使えます。
ただし、突っ張りパーテーションに比べて簡易的な仕切りなので、目隠し以外の機能は期待できません。
小物を飾りたい、集中できる空間をつくりたいなどの目的があるなら、この方法は向いていません。
カーテンを設置する際には、普通の突っ張り棒を使ってもよいのですが、壁から壁まで届く長さの突っ張り棒はなかなかなく、設置も難しいです。
そこで、カーテンを仕切りとして使うことを前提につくられたカーテンポールを使うのがおすすめです。
突っ張るだけで設置することができます。
カーテンを仕切りにするメリットとしては、カーテンを閉めるとお部屋の空間が狭くなるためエアコンが効きやすくなることが挙げられます。
また、仕切りが必要ないときは、カーテンを開けておくとカーテンレールに洗濯物を干すことができて便利です。
1-3. シェルフを設置する
目隠しよりも収納スペースを増やすことを重視するなら、シェルフを設置する方法がおすすめです。
シェルフは棚という意味ですが、引出しがついていない棚のことを指します。
シェルフは壁際に置いて使うこともありますが、仕切りとして使うこともできます。
ものによって耐荷重が異なるので、本などの重いものを置きたい場合は、ブックシェルフなどの耐荷重が大きいものを選びましょう。
色やデザインもさまざまありますが、壁の色と同系色のシェルフを選ぶとお部屋になじみやすいです。
天井の近くまでの高さがあるシェルフは完全な仕切りとして使うことができます。
背板がないオープンシェルフは、中に置いたものが両面から見えるので、見せる収納として使うには最適です。
バラバラのボックスを積み上げて自由に組み立てることができるブロックシェルフもあります。
ブロックラックやパズルラックとも呼ばれています。
規則正しく積み上げるだけでなく、自分の好きなように積み上げることができるので、個性を出したい方にはおすすめです。
2. 賃貸部屋の仕切りをDIYする便利なグッズ
天井と床に突っ張ることで好きなところに柱を立てられるディアウォールというものがあります。
ディアウォールは単体で柱になるものではなく、角材と組み合わせて使います。
一般的には、2×4材と組み合わせて使います。
角材の両端にディアウォールを取り付けて天井と床に突っ張ります。
ばねがついている方を天井につけ、ばねがついていない方を床につけるようにします。
角材を購入しお店で切ってもらうときは、天井の高さぴったりではなく少し短めに切ってもらう必要があります。
ディアウォールを取り付けられるだけの長さを確保するためです。
ディアウォールは天井の高さよりも45mm短く切った角材に取り付けることになっていますが、長さが足りないと感じる方が多いため、40mm短く切ってもらう方がよいかもしれません。
ディアウォールを使って柱を立てたら、そこにペグボード(有孔ボード)を取り付けると仕切りとして使えます。
ペグボードの穴にフックを引っ掛けてものを飾ることができます。
他にも、棚受けをディアウォールにネジで留めて、板を置けば棚として使うことができます。
このように、ディアウォールを使うと収納スペースを増やすための仕切りを設置することができます。
3. 賃貸の部屋をDIYで仕切る場合の注意点
突っ張りパーテーションで棚がついているものや小物などを掛けられるものを使うときは、耐荷重を超えないように注意しましょう。
また、左右のどちらかだけに偏ってものを置くことは突っ張り棒が外れる原因になります。
複数の突っ張りパーテーションを使うときは、高さが違うと不自然になるので、高さが揃うように丁寧に組み立てる必要があります。
カーテンを仕切りとして使うときは、突っ張り棒が落下するととても危険なので注意が必要です。
心配な方は、カーテンポールを使うとよいでしょう。カーテンを開けて洗濯物を干す場合は、カーテンに洗濯物が接触するとカビが生えてしまうので、接触しないようにしっかり開けてから干すようにしてください。
また、カーテンポールの耐荷重を超えないようにすることも重要です。
ディアウォールを使って柱を立てるときは、天井と床を傷つけないように注意する必要があります。
ディアウォールは縦向きに突っ張ることを前提につくられているため、横向きで使わないようにしましょう。
4. まとめ
お部屋に仕切りを設置すると、今まで使ってこなかった空間を上手に活用することができるようになります。
壁に飾りたいものがあるけど、そのためには壁に穴を開けなければならないという場合も、仕切りを壁代わりにすれば、壁を傷つけることなく飾ることができます。
ベッドの周りに仕切りを設置すると、周囲が気にならずに安心して眠れるようになります。
このように、仕切りを設置することはメリットが多いので、ぜひ実践してみてください。
 
											
 
                     
                     
                     
                    




