今回は賃貸の部屋でも自分の好きなクローゼットをDIYできる方法をお伝えしたいと思います。
DIYを楽しみながら収納に悩んでいた人もこれを読んでぜひチャレンジしてみましょう。
このページでわかること
1. 賃貸でもできるクローゼットDIY2選
賃貸の部屋で生活していて、困ってしまうのが「収納の問題」です。
部屋を契約した時には収納の事まで考えていなかったという人も多いのではないでしょうか。
DIYで収納を自作したいけれど壁や柱に傷をつけるわけにもいかず、諦めてしまっている人へ賃貸でもできる収納DIYを紹介したいと思います。
今回は、部屋にクローゼットを作るDIY2選と題してお伝えします。
1-1. ディアウォールは壁に傷をつけずにクローゼットを作れる
クローゼットをDIYするにあたって、ディアウォールという商品をご存知でしょうか。
ディアウォールは、市販の1×4板材や2×4の板材を使用して作る収納柱用のパーツアイテムです。
簡単にお伝えすると「天井から床に強力な突っ張り棒を設置する」イメージです。
自分の部屋の好きな場所に設置することができ、壁などに穴を開ける必要がありません。
押し入れを少しだけアレンジしてクローゼットを作ったり、部屋の壁一面を使った大型のオープンクローゼットを作ることも可能です。
天井と床を突っ張って支えてくれるので家具転倒の危険性も少ないため安心です。
ディアウォールはホームセンターなどで購入できますが、AMAZONなどでも購入が可能です。
色もブラック、ダークブラウン、ライトブラウン、ホワイトと4色から選ぶことができます。
板材の色や部屋に合う色を選びましょう。
商品としては天井と床を突っ張るアイテムであるディアウォールと専用の棚受け、板材を繋ぐ中間ジョイントの3種類が販売されています。
このアイテムを組み合わせて使用することで壁一面のクローゼットを作ることが可能になります。
このDIYでは、自分の好きなスペースに自分が必要とするクローゼットを作ることができるためにその制作過程を楽しむことができるでしょう。
ディアウォールのHPではクローゼット以外にも壁収納、パソコンデスク、キッチン収納などの例を見ることもできます。
実際に見てみるとイメージが広がっていくことでしょう。
同じような商品で「ラブリコ」という商品もありますので、好みで選んでみてください。
1-2. 2×4(ツーバイフォー)材、1×4(ワンバイフォー)材
住宅建築などで「ツーバイフォー」という言葉をよく聞くことがあります。
「ツーバイフォー」とは住宅工法つまり住宅の建て方のことで、2×4材はこの工法で用いられる木材のことです。
ディアウォールを使ったクローゼットDIYではこれらの板材を使います。
これらの板材はホームセンターで一般的に販売されているもので、2×4材は断面が38mm×89mm、1×4材は19mm×89mmの太さです。
長さはそのお店によって様々です。
もし、車に入らない長さが欲しい場合にはディアウォールのジョイントを使用して2枚の板を繋げることができます。
欲しいサイズが決まっている場合には、ホームセンターで行っているカットサービスを利用すれば手間が省けます。
2×4材や、1×4材は材質として比較的柔らかく、加工がしやすいという特徴があります。
安価で、全国のホームセンターで規格が統一されて販売されているためにDIY愛好者からは非常によく使用されています。
クローゼットを支える柱になる部分には2×4材を使用し、棚になる部分には1×4材を使うなど強度も考えて設計してください。
オシャレな空間を更に演出したいという人は、板材を好きな色で塗装するのも良いでしょう。
2. 賃貸のクローゼットDIYにおすすめ便利グッズ
さて、ディアウォールを使って板材を組み合わせたら次はハンガーポールを取り付けましょう。
特に女性のクローゼットではロングコートやワンピースの収納に便利なハンガーポールが必要不可欠になります。
板材の長さを測り、衣類の重さにしっかり耐えられる強度を確保するようにしましょう。
市販のものでサイズに合うものが無ければ、ステンレスポールと止める金具を組み合わせてDIYすることも可能です。
ポールを切るには安全なポールカッターを使用すれば大丈夫ですが、ホームセンターなどで購入する場合には板材と同じようにカットサービスを利用する方が良いかもしれません。
また、ディアウォールで棚を多めに作った場合には収納ボックスが大活躍します。
ニトリや無印良品で販売している収納ボックスを棚のサイズに合わせることができれば非常に立派なDIYクローゼットの完成です。
小物入れなどは100円ショップなどでも販売しているものを使ってもいいでしょう。
これで立派なクローゼットの完成です。
衣類や小物を収納してみましょう。
もし、板材やディアウォールの素材が余ったら、ちょっとした壁収納を同じようにDIY作るのも良いですね。
これまで散らかっていた部屋がきれいに整理整頓できると、快適な生活を送れるようになるでしょう。
3. 賃貸のクローゼットをDIYで上手に収納する場合の注意点
きれいなDIYクローゼットが完成したら、次は収納についてお伝えしたいと思います。
クローゼットには好みの棚の数を設置できたと思いますが、そのまま小物を置くだけだと雑然としてしまいます。
小物入れなどを購入して小分け収納ができるように工夫しましょう。
普段からよく使うものは中央に置いて出し入れがスムーズになるようにします。
一番上の棚にはシーズンオフのアイテムをまとめて収納しましょう。
季節ごとにアイテムの入れ換えを行えば非常にバランスが良くなります。
もう一手間かけて自分の好みのクローゼットを作る場合には、前面にカーテンを取り付けるのも良いと思います。
また、帽子やマフラーなどの小物のためのフックをサイドにつけて収納を増やすことも可能です。
4. まとめ
さて、今回は賃貸でもできるクローゼットDIYについてお伝えしてきましたがいかがだったでしょうか。
気になる価格は、クローゼットDIYのみですと約1万円。
収納ケースなどを揃えても2万円以内で納めることが可能です。
問題は、板材の搬入方法かもしれません。
もし車などを利用することができない場合には、インターネットで板材を購入し自宅に運んでもらいましょう。
この場合は板材の長さを十分にとることができない可能性があるため、ディアウォールのジョイントを使ってクローゼットを作りましょう。
では、最後にまとめてみたいと思います。
- 賃貸の部屋で収納に困ることが多いが、退去時には原状復帰しなければならない
- ディアウォールを使えば壁を傷つけることなく、クローゼットを作ることができる
- ディアウォールと同じような商品でラブリコという商品もある
- ディアウォールと板材を使って自分の好きな場所に好きなクローゼットを作れる
- ディアウォールには、専用の棚受けとジョイントがある
- 板材は2×4材と1×4材を使用する
- 板材をホームセンターで購入する際にはカットサービスをしてくれる店舗もある
- 板材は好みで塗装できる
- クローゼットにはハンガーポールを取り付ける
- 収納ボックスなどで、整理整頓できる
- クローゼットには普段使いするアイテムを中央に置くと便利
- 好みでクローゼットにカーテンをつけたり、フックなどで収納を増やすこともできる
ディアウォールやラブリコを使えば賃貸の部屋でも自分の好きなクローゼットをDIYすることができます。
ぜひ挑戦してみてください。




