雑誌や海外ドラマに出てくる様な、子供部屋に憧れた経験はありませんか?
できれば、子供にそんな部屋を作ってあげたいと考える親御さんも多いでしょう。
その一方で、現在住んでいる家が賃貸物件だからと、諦めてしまっている人も少なくありません。
実は賃貸物件であっても、魅力的な子供部屋を作る方法はあります。
今回は、そんな方に向けて、賃貸でもできる子供部屋のDIYの方法をいくつかご紹介します。
便利グッズやDIYする場合の注意点も合わせてお伝えします。
すぐに実践できる方法ばかりなので、ぜひDIYで子供部屋を作ってみてくださいね。
このページでわかること
1. 賃貸でもできるDIYで子供部屋を作る3つの方法
賃貸物件でのDIYは、原状回復できるかどうかがポイント。
せっかくのDIYをしても、壁や床を傷つけてしまっては後々大変です。
壁や床をきれいに維持しながら、おしゃれにDIYしていきたいですよね。
ここでは、そんな要望を叶えながら、おしゃれに子供部屋をDIYする方法を詳しくご紹介します。
1-1. マスキングテープを使って、壁をおしゃれにDIY
お部屋の雰囲気をガラリと変えたいなら、まずは壁を変えるのがおすすめです。
ポスターや写真を貼ったり、単一な壁紙に色や柄を加えたりするだけで、子供部屋のかわいい雰囲気を出しやすくなります。
DIY初心者の方だと手軽さを重視したいですよね。
それなら、マスキングテープがおすすめです。
マスキングテープなら貼ってはがせるので、様々なことに応用を利かせることができます。
画鋲の代わりにマスキングテープを貼れば、壁に穴を開けずに好きなポスターや写真を飾ることが可能に。
また、壁紙の上に貼る用のマスキングテープも販売されています。
サイズが大きく、壁の材質に考慮されているのでよりDIYしやすくなります。
他にも、粘着の強度を強めるために、マスキングテープの上から、両面テープを貼ることもできます。
マスキングテープを使うことで、様々なDIYが可能になりますよ。
1-2. ディアウォールを使って、飾り棚や間仕切りをおしゃれにDIY
ディアウォールは2×4(ツーバイフォー)の木材規格に合わせて、木材を固定できるアイテムです。
このディアウォールを使えば、飾り棚や間仕切りなどが簡単にDIYできます。
ディアウォールを使うことで、インテリアの幅が広がり、アイディア次第で部屋のインテリアを大きく変えることが可能になります。
子供部屋は子供の成長とともに変化していきますので、このこのディアウォールを使って、手軽に子供部屋のインテリアを変えていけます。
他にも、木材を固定するパーツとしてLABRICO(ラブリコ)やPILLAR BRACKET(ピラーブラケット)などのアイテムもありますので、子供部屋の雰囲気や用途に合わせて使って見てくださいね。
1-3. 押入れをおしゃれにDIY
賃貸だと部屋のスペースが限られ、十分な子供部屋スペースがないなんて人もいるでしょう。
そんな方には、押入れスペースを改造することをおすすめします。
子供は秘密基地の様な空間が好きです。
大人だと狭いと感じてしまう押入れスペースでも、子供ならではの感性で楽しく過ごしてくれますよ。
前項でご紹介したマスキングテープを使った壁紙、柱を固定できるディアウォールなどを使えば、お金や時間を使わずに押入れを可愛いくDIYできます。
本やおもちゃの収納などにはカラーボックスを使ってもいいですね。
2. 賃貸の部屋をDIYで子供部屋にするおすすめ便利グッズ
前項では、手軽にできるDIY方法を中心にご紹介しました。
ここでは、さらにDIYをしたい人向けにおすすめの便利グッズをお伝えします。
ぜひ、子供部屋のDIYに取り入れてみてくださいね。
2-1. 壁紙用の粉のり
マスキングテープを使っての壁紙を張り替えることもできますが、広範囲に壁紙を変えたい時には手間や耐久性が気になりますよね。
そんな時には壁紙用の粉のりを使うのがおすすめ。
壁紙用の粉のりであれば、広範囲に貼って剥がしやすく、賃貸でも楽にDIYできます。
ただし、元々の壁紙によっては適さない場合もありますので、あらかじめ目立たない箇所で試してからDIYしてみて下さい。
2-2. ホッチキス石膏ボード用の固定金具
壁にしっかりと固定したい場合には、石膏ボード用の固定金具がおすすめです。
しかし、壁に穴が空いてしまわないか、心配になりますよね。
最近では、ホッチキスで固定できる固定金具もあります。
強度が増すと安全性も高くなるので、安心して取り付けできますね。
2-3. 電気工具
DIYをしないと、工具を揃える機会は少ないですよね。
DIYを短時間で出来栄えをよくしたいなら、電気工具での作業をおすすめします。
最近ではマルチツールとして、いくつもの機能がついた電気工具も販売されています。
価格もリーズナブルなので、手に入れやすいでしょう。
2-4. フロアタイル
子供が思いきり動いたり、遊んだりしていると、床の状態が心配になりませんか。
そんな方におすすめなのが、フロアタイルです。
フロアタイルは、塩化ビニル製でできているため扱いやすく、床に合わせて自由に切り貼りできます。
フロアタイルは柄や色も様々な種類がありますので、床の傷や耐久性だけでなく、インテリアを大きく変えることも可能です。
多くの効果を望めるのが嬉しいですね。
2-5. 黒板塗料
子供は落書きするのが好きですよね。
自由に落書きさせてあげたいけど、壁や床に落書きされるのは困ってしまいます。
そんな時には黒板塗料がおすすめです。
黒板塗料を使えば、様々な場所に落書きをさせてあげられます。
黒板塗料は黒だけでなく、様々な色があります。
また、塗料の種類も油性と水性の2種類があり、場所や用途によって適した黒板塗料を選んでみて下さい。
2-6. マイターボックス
DIYが慣れないと、木材をのこぎりで切断するのも大変ですよね。
上手にカットできない人には、マイターボックスがおすすめです。
このマイターボックスは、ガイド部分の溝に合わせれば上手にカットできます。
マイターボックスは様々なメーカーが販売しているので、自分にあったものも見つけやすいですよ。
使用する木材の大きさや角度も考えながら、購入して下さいね。
2-7. サンダー
サンダーはヤスリのことで、木材の表面を整える時に使用します。
サンダーを使うとペンキの色が変わり、木材の質感も良くなります。
また、表面を滑らかにするので、安全性も高くなりますよ。
手間が気になる方は、電動のサンダーを買うのがおすすめです。
3. 賃貸の部屋をDIYで子供部屋にする場合の注意点
賃貸物件でDIYするにあたっては、原状回復をしなければいけません。
そのため、際どい方法でのDIYは避けた方が賢明です。
原状回復に失敗していまいますと、退出時に敷金がかかってしまいます。
また、子供部屋のDIYは自由に作れるメリットがある反面、危険も伴います。
まずは、子供が使って危険ではないかと考える必要があります。
高さや目線、耐久性などを子供目線で考えてみてください。
賃貸だと集合住宅の人も多いと思いますので、DIYをする際の音や振動、ニオイなどを考慮する必要があります。
トラブルを防ぐためにDIYをする時間や環境に配慮することは当然のことです。
最近では、ホームセンターで木材をカットするサービスもあります。
また、DIYができるワークショップなどに参加してみるのもおすすめ。
上手にサービスを利用しながら、素敵な子供部屋に仕上げて下さいね。
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4. まとめ
ハードルが高く思える賃貸の子供部屋のDIYですが、便利なグッツやちょっとしたアイディアで叶えることができるんですね。
今回は、賃貸でも可能な子供部屋のDIY方法についてご紹介しました。
この他にも手軽にDIYできる方法やアイテムも増えていますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
自分たちで自由にカスタマイズできるDIYは、子供部屋にぴったりな方法です。
素敵な仕上がりに、お子さんもきっと喜んでくれることでしょう。




