アパートやマンションの内見って当日に予約でも可能?

アパートやマンションを借りたいと思った時、物件の内見をしてから決める人がほとんどです。
例えばインターネットサイトで気になる物件を見つけた時に、「時間あるし今すぐにでも内見したい」という人もいるでしょう。
そんな時は悩まず連絡、内見を申し込みしてください!

即入居が可能の物件は基本的にいつでも内見可能です。
そこで、当日に内見を希望する場合には、どのようにすれば良いのかを説明していきます。

 

おすすめ賃貸マンション情報

都内で理想のマンションを見つけるなら「賃貸情報サイトいえどき」がおすすめ!写真付きの詳しい物件情報を今すぐCheck!

1. 気になる物件の内見は当日でも可能?

気になる物件の内見をしたいと思った場合、インターネットに掲載していた不動産仲介会社に連絡し、「今日の○時から内見はできますか?」と尋ねてみてください。
希望の時間で社員のスケジュールが空いていれば当日に内見することが可能です。
もちろん、空き予定でまだ入居者さんが入っている場合は余程のことがない限り内見はできません。
運悪く本日フローリングのワックスをかけており内見はできません、という場合や、大幅な内装工事が入っており後○日は内見ができない、という事も可能性としてはありますので、そのような日に当たらない事を祈ります。

 

1-1. 当日の内見が可能な物件

当日の内見が可能な物件として、連絡した不動産仲介会社が入居から物件の管理までを直接している物件が確実であると挙げられます。
他の不動産会社が管理をしていて、大家さんが複数の不動産仲介会社に募集をかけている物件の場合は、管理している会社に鍵を借りに行かねば内見ができないので、鍵の場所や時間によっては当日の内見は不可という場合もあります。
また、まれに現在入居者さんがまだ住んでいる物件であっても、入居者さんのご好意で内見ができる場合があります。
その入居者さんがオーナーさんであることが条件になり、オーナーさんの在宅で都合が合う時間帯で内見が可能になりますので、少ない事例になります。

 

1. 連絡した会社が不動産管理会社で、その物件の仲介もしていている場合

鍵がそこにあるので、営業マンや物件担当者さんの時間が合えばすぐ内見可能です。

2. 連絡した会社が不動産仲介会社で、管理会社へ鍵を取りに行く場合

鍵の貸し出し時間が決まっているので、あまりに早い時間や遅い時間は内見できないことが多いです。

3. 連絡した会社が不動産仲介会社で、管理会社が近隣の不動産会社に鍵を預けており、そこへ鍵を取りに行く場合

近隣の不動産会社の営業時間内でないと鍵を借りれず、管理会社としては内見可能でも、鍵のある会社が休日や不在の場合は内見ができません。

4. 鍵が現地(管理人やコンシェルジュが所持など)にある場合

ほぼいつでも内見可能状態です。管理会社でも仲介会社でもどちらも同じく、現地で鍵を入手します。

5. 鍵は近隣または同じマンションに住むオーナーさんが指定の時間になったら開けて待ってくれている場合

オーナーさんが必ず一緒に立ち会う訳ではありませんが、鍵を開けてもらう時間に都合がつくことが前提です。

 

5つ挙げてみましたが他にもきっと当日でも見れる内見方法があることでしょう。
物件によって、オーナーさんによって、内見する方法は本当に様々です。
内見できたりできなかったりするのにはキチンと理由があります。

 

内見できるできないは事前にわかる?

残念ながらインターネットに記載がなければ判断が難しく、不動産会社に連絡してみないことにはわかりません。
もちろん不動産仲介会社にとっても経験で予想がつく、または内見方法が決まっている建物であるというだけで、キチンとした内見方法は管理会社でない限りほとんどわからないものです。

 

1-2. 当日の内見が可能な時間帯

当日の内見が可能な時間帯は、対象の物件を管理する不動産会社の営業時間内にまたは仲介会社の営業時間内となります。
「仕事があるから夜でなければ内見にいけない」と言っても、基本的には不動産会社の営業時間に合わせて見に行くことになります。
不動産会社は土日も空いていますので、都合の良い時間を調整して内見に行くようにしてくださいね。

また、土日の内見希望者が多いため、当日の内見が難しいこともあります。

内見のスケジュールは30分または1時間単位で予約が行われます。
同じ時間帯に内見を希望している人が先に予約をしてしまえば、時間をずらして内見するしかありません。
基本的に同時に内見をするということはまずないので、早く到着してしまっても前の時間帯で内見をしている人がいる場合は、時間になるまでかその人が内見を終えるまで待つことになります。

何件も内見をする場合、スケジュールがずれる場合があると思います。
早い場合は待てば良いのですが、遅くなると内見の予約の取り直しや出来なくなることも考えられますので、仲介会社の担当さんとしっかり計画して内見をおこなってください。

1件だけでしたら「現地待ち合わせ・現地解散・申し込み情報はメールや電話で」という楽なコースを実現してくれる不動産仲介会社もありますが、内見をしてその物件が気に入らなかった場合に現地解散をしてしまうと、その担当者さんが今後有益な物件情報を送ってくれないことも考えられます。
インターネットより早く良い物件を連絡してくれる、インターネットでは紹介禁止の物件を紹介してくれる機会を得るために「自分の希望の条件」をキチンと伝えてから当日は解散してください。
仲良くなることも良いですが、自分の条件はこれであるという詳細の公開、探している本気度が伝われば後日から担当者さんはあなたのために真剣に物件を探し続けてくれます。

1-3. 当日に内見するための手続き

気になる物件をインターネットなどで見つけたら、物件を掲載している不動産会社へ電話またはメール・問い合わせフォームから内見の予約を入れます。
当日内見希望の場合は、「ネットに情報が載っていた〇〇の物件の内見を希望しているのですが、今日内見できますか?」と電話で伝えてみましょう。

メールでも内見予約は出来ますが、当日見たいという急ぎの場合は、電話で予約する方がオススメです。
電話の方がメールなどの文字よりも「物件探しの本気度が高い」と思われ、優遇されるようです。
飛び込み訪問をしても良いのですが、何組もお客様がいる時間帯だと飛び込みはやはり後回しにされてしまいますし、せっかく来店したのに内見できない物件であるかもしれません。

内見の予約は必ず電話をしてから行った方が、無駄足を避けられますし、不動産会社からの印象も良くなります。

 

2. 当日に内見をする場合の注意点とチェックポイント

当日に内見をする場合は、2点のチェックポイントをおさえるとスムーズに内見ができます。

 

2-1. 内見の時間は午前中がオススメ

気になったらすぐに物件を見に行きたくなる気持ちもわかりますが、物件を内見する時は、午前中がベストです。
なぜなら、日当たりの感覚や部屋の感覚は午前中に判断するのが良いからです。
夕方に部屋を見ても、日の入りが近いためすぐに暗くなってしまいますし、日当たりなどはわからないことが多いです。

夜にも内見を希望される場合は遠慮なく担当者さんへ伝えてください。
夜は周辺の環境や隣近所の音を気にされる方には内見した方が良い時間帯です。
昼と夜では音の通りが違います。
夜になったら前の道路の騒音が気になる!ということが後々出ないように、気になることがあれば納得いくまで見て感じてください。

塾考しすぎて他の人に申し込みを入れられる前に間を開けないことをお忘れ無く。

 

2-2. 当日の予約で内見するなら平日がおすすめ

当日の内見を希望するなら、出来れば土日は避けた方が良いです。
土日はどうしても不動産会社が混雑する曜日であり、家族連れが内見することが多いでしょう。

予約して内見に訪れている人の方が、当日の内見申し込みの人より優先されることは当然ですので、後回しになりがちです。
ファミリー層の物件探しは、入店から内見までに半日かかることもザラです。
忙しいから当日内見を希望しているのに、どんどん後回しにされてしまったら元も子もありませんよね。
当日内見を希望する時は、出来れば平日にしておくと、不動産屋も時間を取りやすくなります。

かといって平日は仕事で休めない場合で、思い立ったが吉日の場合は、きちんと電話で予約を行ってから不動産会社へ出向くようにしてください。

 

3. 当日でも間に合う!内見時に携帯したい便利グッズ

当日に内見の予約が出来た時、何も持たずに内見に行くのは準備不足です。
物件の内見に行く時は、いくつか必須アイテムがありますのでご紹介します。

 

3-1. コンパス

自分の内見する物件が、東向きなのか、南向きなのかを判断することはとても重要です。
しかし、慣れない土地では方角がわからないものです。
そんな時コンパスを持って行くと、窓がどちら向きなのかなどの判断が簡単に出来ます。
不動産会社の図面には方角が記載されていなかったり、方角が間違っていたりしますので、現地で自分で確認しましょう。

コンパスは100円ショップにもありますが、スマホのアプリにもコンパスがありますので、必要な場合はあらかじめインストールしておいてくださいね。

 

3-2. メジャー

物件の内見に行った時に、「ここが気に入った!」となると、その場で物件をおさえてもらいます。
申し込みに必要な項目をその場で伝え、免許証や保険証のコピー(その場で写真を撮ってもらうのが簡単)を渡し、後は仲介会社の担当者さんにお任せします。

ここに住むという気持ちが高ぶっている時のために、メジャーを持って行っておく方が良いです。
間取り図だけ見ても具体的な長さがわからないことがほとんどで、メジャーがあれば内見時に窓の大きさやクローゼットの大きさを具体的に図ることができます。

メジャーは、100均で売られています。
長いものもありますので、携帯用の短いメジャーを買うより、3メートルほどのメジャーを選んだ方が計測が楽です。
窓が大きなアパートやマンションも増えているため、長めのメジャーを持参すると、カーテンの長さを図る時などにとても重宝します。

もちろん申し込みをしてからまた内見をすることはできますので、あれもこれも計らなきゃ・・・と気負わず測ってくださいね。
採寸だけでしたら後から担当者さんにお願いして測ってもらうこともできますよ。

 

4. 気になる物件を予約して内見するメリット

気になる物件は、すぐにでも内見したい!と思う人も多いでしょうが、不動産屋に予約をして内見するメリットもいくつかあります。

 

4-1. 予約していると優先してもらえる

内見の予約を不動産屋に入れておくことで、ほかにどんな飛び込み客がいても予約者であるあなたを最優先してもらえます。

お客様が来店されていなくても、電話やメールでコミュニケーションを取っており、営業マンや担当者さんは常にお客様を相手にしているものです。
一生懸命パソコンに向かって何かしているだけだけど、なんで私を放置しているの?と思わないであげてください。
連絡手段が多岐にある今、直接のコミュニケーションよりメール・電話・チャットが良い人もいます。

 

4-2. 担当者とコミュニケーションがしっかり取れると何かと便利

物件の問い合わせや内見予約の時点で不動産屋の担当者とのコミュニケーションは始まっています。
そのため、飛び込みで無理やり押し切るのではなく、あらかじめ予約をしてくれるお客様の方が印象は良くなるものです。

良い物件をいち早く連絡くれることの他に、物件を契約する時は入居するための審査がありますが、担当者とのコミュニケーションがよく取れていれば、入居審査をスムーズに進める後押しになるでしょう。
物件の悪いところも教えてくれます。
こうすれば初期費用が安くなるかもしれない、など担当者さん自ら良い条件の提示をしてくれるかもしれません。
先述しましたが、仲良くなるのも良いですが、それよりお部屋探しについてのコミュニケーションをしっかり取ってくれるお客様の方が優先されます。

仲良くなっても書類を提出してくれないから進まないなぁ、レスポンス悪くて審査大変だなぁと思われたら、飲み仲間になってもお部屋探しがうまくいかないかもしれません。
担当者さんにとっても、まぁいいか、と仲が良いので後回しでも怒られないだろうと考えてしまうものです。
どちらも両立できればベストかもしれませんが、なかなか難しい距離感という人もいると思います。

 

4-3. 予約すると、複数の物件を内見できる

どうしても気になって、当日内見で物件を見せてもらったけれど、自分の希望と一致しないこともあります。
そんな時は、改めて別の物件の内見の予約を希望してください。

担当の方に「急いで内見の手配をしてもらいましたが、ちょっと思っていたのと違いました。改めて来週でも別の物件の内見の予約をしても良いでしょうか?」などと伝えましょう。
その際に自分の希望する間取りや条件を伝えておくことで、担当の人に自分の条件に見合った物件の候補を複数チョイスしてもらうことが出来ます。
内見終了後にお店で他の物件を出してもらったり、メールやチャットでのやりとりが始まったりなどします。

次に不動産屋に行く時には、効率よく何件かの物件を1日で内見することが出来るでしょう。
もちろんあらかじめ連絡を取り合って決めておいた自分の見たい物件のみ回ってもらいます。

 

5. まとめ

気になるアパートやマンションなどの物件を内見する時、当日でも予約が出来るのかどうかについてご紹介しました。
物件の内見が当日出来るかどうかは、不動産管理会社や不動産仲介会社のスケジュールにもよります。
たまたま時間が空いている営業マンや担当者さんがいれば、即内見の案内をしているでしょうが、不動産屋は混雑しています。

特に年始から引越しシーズンの春にかけては、不動産屋の繁忙期に入ります。
自分が本当に気に入った部屋に住むためにも、慌てて内見するのではなく、出来ればきちんと内見予約の連絡を入れてから不動産屋へ行くようにしましょう。

内見が全ての始まりではありません。