東京の4LDK新築分譲マンションを購入!相場はいくら?

4LDKの新築分譲マンションは、ゆとりのある暮らしをしたいファミリーに人気がある間取りです。

もちろん分譲マンションの価格は広さによっても変わってきますので、購入するとなれば一番気になるのは価格相場ですよね?

でも新築分譲マンションを購入するのなら、価格相場だけでなく探し方や購入前に気を付けておきたい注意点もあります。

そこで今回は東京で4LDK新築分譲マンションを購入するときに知っておきたいポイントをまとめて紹介していきます。

1. 東京の4LDK新築分譲マンションを購入!相場はいくら?

東京で4LDKの新築分譲マンションを購入する場合、地域によっても1坪あたりの単価が異なるため価格相場が大きく変わります。

また同じ4LDKの間取りでも広さが変わります。

広さが違えば坪数も変わりますので、当然価格相場が変わります。

そこでまずは地域別・1坪あたりの単価相場についてチェックしていきましょう。

1坪当たりの単価が分かれば、「1坪当たりの単価×マンションの広さ」でマンションの購入価格の目安が分かります。

1-1. 東京23区の1坪当たりの単価相場

エリア 価格相場
千代田区 487万円
中央区 350万円
港区 492万円
新宿区 375万円
文京区 372万円
台東区 309万円
墨田区 270万円
江東区 276万円
品川区 351万円
目黒区 386万円
大田区 285万円
世田谷区 329万円
渋谷区 463万円
中野区 318万円
杉並区 322万円
豊島区 347万円
北区 253万円
荒川区 248万円
板橋区 237万円
練馬区 260万円
足立区 191万円
葛飾区 193万円
江戸川区 223万円

 

1-2. 東京都下の1坪当たりの単価相場

エリア 価格相場
八王子市 176万円
立川市 236万円
武蔵野市 308万円
三鷹市 252万円
府中市 230万円
調布市 240万円
町田市 193万円
小平市 203万円
西東京市 202万円
青梅市 143万円
昭島市 158万円
小金井市 266万円
日野市 183万円
東村山市 165万円
国分寺市 311万円
国立市 246万円
狛江市 240万円
東大和市 141万円
清瀬市 184万円
東久留米市 179万円
多摩市 188万円
稲城市 182万円

 

1-3. 東京23区の4LDK新築分譲マンションの価格相場は?

エリア 価格相場
千代田区 22,000万円台
中央区 9,000万円台
港区 30,000万円台
新宿区 11,000万円台
文京区 12,000万円台
台東区 11,000万円台
墨田区 5,000万円台
江東区 5,500万円台
品川区 9,000万円台
目黒区 9,500万円台
大田区 7,000万円台
世田谷区 9,000万円台
渋谷区 11,000万円台
中野区 8,000万円台
杉並区 10,000万円台
豊島区 8,000万円台
北区 6,000万円台
荒川区 5,000万円台
板橋区 6,000万円台
練馬区 6,500万円台
足立区 4,500万円台
葛飾区 5,000万円台
江戸川区 5,500万円台

 

2. 東京で希望通りの4LDK分譲マンションを探す方法

・東京23区内で希望通りの4LDK分譲マンションを探す方法

東京23区内で希望通りの4LDK分譲マンションを探す前にきちんと考えておきたいことがあります。

それが「将来のこと」です。

購入したマンションを「終の棲家」として考えている場合と、将来資産として運用することを考えている場合では探し方のポイントが変わります。

まず「終の棲家」としてマンション購入を考えている場合は、「住みやすさ」「地域環境」「医療環境」が整っていることを重視しましょう。

たとえばマンション周辺に買い物に便利な商店街やスーパーがあることや深夜まで営業しているドラッグストアがすぐ近くにあることも、長く住み続ける場合には住みやすさと関係してきます。

また近く総合病院だけでなく、かかりつけ医となりそうな病院があるということも大きなポイントです。

さらに子供が独立した後は夫婦二人の暮らしになるわけですから、地域コミュニティがしっかりとしている地域であることも老後の生活を考える上では重要なポイントになります。

これに対して「将来資産として運用することを考えている」場合は、資産価値が下がりにくいマンションを選ぶということが重要になります。

資産価値が下がりにくいマンションというのは「利便性」「生活のしやすさ」「安全性」の3つが大きなポイントです。

例えば「駅から近い」「最寄り駅がターミナル駅である」「都心へのアクセスが便利」などの条件が付くと「利便性が良い」として資産価値が下がりにくくなります。

また安全性では「治安が良い」というだけでなく「災害に強い」ということも最近では注目されています。

ですから建築設備においても安全性に重視したマンションの場合は資産価値が下がりにくい傾向があります。

このように東京23区内で4LDK新築マンションを購入する場合は、将来のことまで考えたうえマンション探しをすることが失敗しないためのポイントになります。

・東京都下の4LDK新築分譲マンションを探す方法

東京都下の場合、新築分譲マンションの販売戸数が多いエリアと少ないエリアがあります。

販売戸数が多いエリアではマンションの設備や外観、環境などあなたの気になる条件に合ったものを探しやすいです。

もちろん販売戸数の少ないエリアでも条件に合ったマンションを見つけることはできますが、絶対数が少ないですからいろいろなマンションの中から気に入ったマンションを選ぶということは難しくなります。

ですから東京都下で希望通りの4LDK分譲マンションを探すのであれば、注目度が高く販売戸数が多いエリアをターゲットに絞って探すことがポイントです。

ちなみに東京都下で注目度の高いエリアをランキングでまとめてみましたので、マンション探しの参考にしてみてください。

 

ランキング エリア
1位 八王子市
2位 調布市
3位 府中市
4位 三鷹市
5位 西東京市
6位 町田市
7位 小平市
8位 立川市
9位 国分寺市
10位 日野市

 

・東京都下で広くて安い4LDK新築マンションを探す方法

東京都内では70㎡前後のマンションが多いです。

でも4LDKで70㎡だとそれぞれの居室のサイズがコンパクトなのでどうしても広さを実感できません。

広々した空間を実感するためには、専有面積が80㎡は確保したいところです。

そんな時に知っておきたいのが、「エリア別・新築分譲マンションの平均専有面積」です。

東京へのアクセスに便利な八王子市、立川市、府中市、調布市などはいずれも平均専有面積が70㎡以下です。

ですからこれらのエリアで広々した4LDK新築分譲マンションを購入するのであれば、地域のマンション価格相場よりもやや高めになるといえます。

これに対して新築分譲マンションの専有面積の平均が70㎡以上のエリアは、【武蔵野市】【青梅市】【昭島市】【町田市】【小平市】【東村山市】【東大和市】【東久留米市】【多摩市】【稲城市】です。

中でも稲城市と多摩市はおすすめです。

東京のベッドタウンとして70年代ごろから開発がすすめられている多摩市の平均専有面積は77㎡とかなり広々しています。

さらに広いのが稲城市で、平均専有面積はなんと80㎡です。

ちなみにそれぞれの坪単価は多摩市が188万円、稲城市が182万円ですから、80㎡4LDKであれば多摩市なら4500万円台、稲城市なら4400万円台で新築分譲マンションが手に入るということになります。

これならいろいろなオプションをつけたとしても、東京都内の平均的なマンション購入予算の範囲内で収まります。

3. 東京で新築分譲マンションを選ぶ場合の3つの注意点

①「子供の成長に合わせて暮らし方が変る」を購入時に意識しておく

東京の新築分譲マンションの主流は3LDKの間取りです。

広さは60㎡後半から70㎡が多く、価格としても4000~6000万円が一般的です。

ただこの広さと3LDKという間取りでは、子供2人大人2人の4人家族だと窮屈さを感じる人が多いです。

特に子供が成長するにしたがって子供部屋を作る場合、3LDKの間取りでは子ども一人ひとりに部屋を準備することが難しいという問題もあります。

そうなるとやはり家族の人数と居室数が合う4LDKの方が、家族それぞれのプライベートを確保しつつもゆとりのある広さを実感することが出来ます。

ただし子供が成長すれば、進学や就職・結婚などで家を離れていくことを忘れてはいけません。

子育て中では家族の人数と居室数が同じであることはメリットになりますが、子供が独立し夫婦2人きりの暮らしになった時に4LDKは広すぎると感じるはずです。

つまり4LDK分譲マンションの場合は「将来資産として運用することを考えておく」ということが大切です。

ただし売却してコンパクトな間取りのマンションを買い替えるにしても、購入時の資産価値よりも売却時の資産価値が下がっているのでは新たに買い替える計画も立てにくくなります。

ですから4LDKの間取りでマンションを購入するのであれば、将来にわたって資産価値が下がりにくいマンションを探すということがポイントになります。

②モデルルームの営業マンの接客術には騙されるな!

新築マンション購入の場合はモデルルームで対応する営業マンの接客対応の良さを気に入り、内容をほとんど確認しないまま契約書にサインしてしまうのが一番危険です。

確かにモデルルームの営業マンの対応は物腰も柔らかいですし、丁寧な言葉づかいで対応してくれるので安心してすべてを任せられると思ってしまうでしょう。

でもモデルルームでチェックしなければいけないのは、モデルルームの営業マンの接客態度ではなくマンションに関する詳しい情報の方です。

特に新築マンションの場合は実物を見て契約するわけではなく、あくまでもモデルルームを見学するだけです。

そもそもモデルルームは「お客さんに買ってもらうための販促ツール」です。

でも長く住み続けるということはマンションの建築構造や見えない部分の状態、防音対策、採光など細かな部分までチェックしなければいけないのです。

ですからマンション購入で失敗したくないのであればモデルルームの営業マンの接客態度に惑わされず、気になる部分を徹底的に質問したうえで納得できたなら契約書にサインをすることです。

③契約前に購入後にかかるお金の相談もしておこう

新築マンションの購入にかかる費用はかなりの高額です。

でも購入費用を準備すれば問題なしというわけではないのです。

マンションは購入すれば資産になります。

資産を持つことになれば、当然固定資産税がかかってきます。

さらにマンションの場合は「修繕積立金」というものも発生します。

これはマンションに修繕が必要となった時の費用のためにマンションの住民たちがあらかじめ積み立てしておくものです。

このマンションの修繕積立金は、マンションが20階以上になると高めに設定される傾向があります。

何しろ高層マンションになれば修繕が必要となった時の費用も割高になります。

そのためあらかじめ修繕積立金を高めに設定していることが多いのです。

このようにマンション購入後にかかるお金のことを「ランニングコスト」といいます。

新築マンション購入の場合、お金の相談というと住宅ローンのことをイメージしがちですが、実際にはランニングコストについてもきちんと相談しておかなければいけないのです。

このようにマンション購入に伴って発生するお金の問題は契約前に相談することが出来ます。

ですからきちんと相談したうえで、将来的にも無理のないお金の計画を立てるようにしていきましょう。

4. 東京の4LDK新築分譲マンションを購入!相場と注意点まとめ

東京で4LDK新築分譲マンションの価格相場と購入時のチェックポイントをまとめてみましたが、あなたのマンション選びのヒントになったでしょうか?

マンション購入は一生に一度の大きな買い物です。

失敗しないマンション購入のためにも、疑問に思ったことや不安な点は全て解決したうえで契約書にサインをするようにしてくださいね。