カップルと言えども一緒に生活をするとなると、何かとストレスや生活の違いが明らかになってしまいがちです。
ところがそんな同棲生活の運命を大きく分けているのが、実はお部屋の間取りなのです。
数ある間取りの中でも、不動産屋さんが最もおすすめしているのが2DKです。
実はこれは、ただ不動産屋さんがおすすめしているだけでなく、なぜか2DKで同棲しているカップルがうまくいっている傾向があるからです。
そんな同棲におすすめな2DKのことに関して、詳しくご紹介していきます!
このページでわかること
1. 2DKはカップルの同棲に最適!?
不動産屋さんが実施したアンケートによると、同棲カップルが住んでいる間取りで最も多かったのは2LDKでした。
ところが今回おすすめしているのは2LDKではなく、2DKです。
どうして2DKが良いのでしょうか?
1-1. 2DKが同棲におすすめの理由とは?
2DKとは、2つのお部屋とダイニングキッチンとの3つのお部屋から成り立つ物件のことを指します。
カップルが2人で住むにあたっては、この間取りが最適です。
その理由としてまずは、2つの独立したお部屋があるという点でしょう。
例えば、最も家賃が安くて済む1kや1DKだとお部屋が1つしかないため、初めのうちはうまくいっていてもストレスがたまりがちです。
1人の時間が欲しくなった時には、外に出るしかありませんね。
また帰宅時間がバラバラだったりすれば、生活サイクルも異なってきます。
そんなストレスをため込まないためにも、2つの独立したお部屋があるという点は、かなり大きなメリットです。
1人の時間を確保することはもちろん、食事の時などは2人でしっかり団らんすることもできます。
そういうわけで、2つの独立したお部屋があることは、カップルの同棲においては最適なわけです。
1-2. 2DKで同棲するメリット・デメリット
2DKで同棲する際のメリットやデメリットを検証して、実際に住んだ場合の本音を聞いていきましょう。
・メリット
①家賃が比較的安い
2DKは、比較的家賃が安い傾向にあります。
まだ結婚していない同棲の段階では、できるだけ家賃負担は減らしたいところですよね。
2DKの平均家賃は8.4万円、そして平均的なお部屋の広さは41.9㎡です。
2LDKと比べてみて、広さでは10㎡、そして家賃としては5万円ほどの差があります。
ですが2つのお部屋があるという点では、2DKでも十分ですよね。
②お部屋が2つあるのでプライベートを保てる
2DKにはお部屋が2つあるため、2人でいる時間はもちろんのこと、それぞれに個室を作って1人でのプライベートな時間もしっかりと確保することができるでしょう。
そのために長く同棲を続けるには、特におすすめです。
③使い勝手が良い
同棲に多い1DKや1LDKの場合は、お部屋が1つしかないため、お互いの生活スタイルによっては不便をかけてしまうことがあります。
例えば片方の帰りが夜型の場合、ワンルームだと寝ているところを起こしてしまうなんてこともあり得ますね。
ですが2DKではお部屋が2つあり、2人の寝室を作る、あるいは2人でそれぞれ個室を作ることが可能です。
そのため、お互いの生活サイクルを崩すことなく生活することができるわけです。
・デメリット
①来客を招くための広いお部屋がない
2DKは2つのお部屋があり、個室としては十分成り立つ広さですが、来客があった際におもてなしできるほどの広さはありません。
そのため、頻繁に誰かを家に呼ぶというカップルには、少し物足りなく感じられるかもしれません。
②2人ですれ違いになる恐れが…
個室ができるというのは、お互いにプライベートな空間ができる反面、すれ違いになってしまうこともあるようです。
そこは、どのようにして暮らしていきたいのかを2人できちんと決めてから、間取りを選ぶようにしましょう。
2DKでの同棲にはこのようなメリット、デメリットがありました。
家賃も安く、同棲をスタートするには最適な2DKで、さらに使い勝手も良いという大きなメリットがありました。
その反面個室ばかりを使ってしまうと、すれ違いの原因になってしまう恐れもあるようです。
とは言え、ワンルームの同じお部屋でずっと暮らす場合と比べると、同棲カップルがうまくいく確率が高くなるようですね。
2. 2DKでの同棲におすすめのインテリア
では実際に、2DKのお部屋で同棲する際に参考になるインテリアについてご紹介します。
基本的に2DKには2つのお部屋があり、ダイニングキッチン部分は6畳以上10畳未満の広さが多いようです。
そして2つの洋室は、基本的にバルコニーに面している間取りがほとんどです。
そんな2DKの部屋に2人で住むとなると、家具も2人分でどうしても多くなるため、インテリアには特に工夫が必要となります。
おしゃれなお部屋にするためにも、様々なレイアウト方法をご紹介します。
2-1. 2人で1つの部屋で寝る場合
同棲を始めたばかりのカップルによくあるのが、2人で同じお部屋に寝るというケースです。
2つあるお部屋のうちの1つを寝室として使います。
寝室を一緒にすることで、コミュニケーションを定期的に取ることができるので、カップルとしての仲をさらに深めることができるでしょう。
この場合残りのもう1つのお部屋は、自由に使うことができますね。
収納部屋にしてもよし、お部屋の中を2つの机などで区切って作業スぺースにして使うこともできますよ。
2-2. 個室として使う場合
同棲カップルが、2DKの間取りを選ぶ最大のメリットでもある2部屋を最大限に使えるのが、それぞれ個室を作る場合です。
相手と生活スタイルが違うという場合や、たまには1人のプライベートな時間が欲しいという場合に最適です。
自分の趣味の部屋を作ることもできるため、長く一緒にいてもストレスになりにくくおすすめです。
2DKには廊下がないため、個室を作ったとしても共有スペースは2人で使うことになるので、コミュニケーションの面でも安心でしょう。
2-3. 2DKの1室が和室の場合
2DKの物件では、多くの割合で1部屋が和室という場合があります。
最近では和室のある物件も少なくなってきているため、使い道が難しいお部屋でもあるかもしれません。
和室は様々な活用方法がありますが例えば、畳を生かしてリラックスできる休憩部屋や寝室にするという手があります。
フローリングと比べても、畳のお部屋はゆったりとできるので、低い机や座椅子を置いて、2人で休めるお部屋にしてももちろん良いでしょう。
さらにはベッドあるいは布団を敷いて、寝室にするという方法もありますよ。
最近は直接床に置くタイプのベッドもあり、畳を傷つけてしまう心配もありません。
そもそも和室自体が嫌だという場合には、マットやカーペットを敷いて畳部分を隠してしまうという方法もあります。
思い切って大きなソファを置いてみたり、洋室風にしたいのであれば、ウッドカーペットを敷けば一気に畳がフローリングのようになりますよ。
3. まとめ
今回は、同棲カップルに最適だと言われている2DK物件についてご紹介しました。
2人の個室を確保しつつも、共有スペースで2人の時間も作ることのできる2DK物件は、確かに長く同棲するにはおすすめの間取りだ、ということがおわかりいただけたと思います。
家賃も2LDKに比べて若干割安なことも多く、経済的な負担も抑えることが可能です。
同棲する際には、2LDKばかりでなく2DK物件にも目を向けてみてはいかがでしょうか。
より快適に過ごせる可能性がありますよ。





