1LDKの同棲カップルにおすすめインテリアのレイアウト例まとめ

同棲生活を目前にして、恋人と一緒に住むことに胸を躍らせている方もいらっしゃることでしょう。

そこで2人で生活していくのに、ちょうど良い間取りとして候補に挙がるのが1LDKです。

これは無駄のない間取りですが、その分インテリアの配置には気をつけたいものです。

そして、1LDKで同棲する場合のメリットとデメリットは、どのようなものがあるのでしょうか?

  • 決して広い間取りではないので、家具はコンパクトにするか必要最低限に
  • 家賃が安いことが多い。ちょうど良い間取りから仲良く過ごせるというメリットあり
  • 間取りが狭い分逃げ場もなく、収納が少ないというデメリットも

これらを踏まえたうえで、これから1LDKで暮らそうという同棲カップルのための、インテリアレイアウトの具体例をご紹介していきます。

1. 1LDKに同棲ならコレ!カップルにおすすめインテリアのレイアウト例

1LDKと言うと、それほど広いわけではありませんが、2人で暮らすにはちょうど良いお部屋です。

特にお部屋が余ることがなく、使い切ることができる点では非常に効率の良い間取りと言えます。

では、このお部屋の中心であるキッチン、リビング、そしてそれ以外の、おそらく寝室として使われると思われるお部屋のインテリア配置方法などを見ていきましょう。

1-1. レイアウトの実例 ①「キッチン」

基本的に2人暮らしなので、それほど大きなインテリアが必要ないのも、2人暮らしの特徴でしょう。

とは言え、近々結婚して子供が増える予定なのであれば、それに備えて冷蔵庫は少し大きめのものを準備すると良いかもしれません。

LDKだと、対面キッチンであることも多いでしょう。

ですので、その後ろに食器棚や冷蔵庫がくる形にするということも、LDKの間取りとしてはよくあります。

とは言っても、2人暮らしであれば食器もそれほど必要ないかもしれません。

ですから、システムキッチンに引き出しがあれば、そこに食器を入れて食器棚を購入しない手もあります。

その方がキッチンも広く使えますね。

もちろん、中には対面キッチンではないところもあります。

そのような場合であっても、カウンターがあるところも多いのではないのでしょうか。

もしかしたら、賃貸で初めからカウンターが設置されている可能性もあります。

もしそうであれば、収納力のあるカウンターで、キッチンからもアクセスできるのであれば、そこを食器棚代わりにする手もありますね。

そして、LDKの中にダイニングテーブルを設置するかについては、食事中にテレビを見ることがないのであればダイニングテーブルを大きくして、テレビ前に小さなテーブルを置くか、もしくはテーブルなしでも良いですね。

もしテレビを見ながらご飯を食べたいのであれば、むしろダイニングテーブルは置かず、テレビの近くの机を幅が80センチ位の物にすると良いでしょう。

1-2. レイアウトの実例 ②「リビング」

リビングは、色々な配置の仕方があるので悩みどころではありますが、多くの人がテレビを設置するのではないのでしょうか。

その場合、テレビ台は基本的に壁に沿って設置する方が良いですよ。

ただし、間取り的にどうしてもそのようにできないのであれば、部屋の角にテレビを斜めに設置するようにしましょう。

最近は、そのような形にフィットするようなテレビ台も売られているので、それを活用すると良いでしょう。

そしてその台に、DVDを見られるような器具を設置したり、ゲームをするのであれはゲーム機を設置することになります。

さらにダイニングテーブルが別にあるのであれば、リビングではお茶を飲みながらテレビを見るようになるでしょう。

なので、その時は幅が60センチ程度の小さめのテーブルを用意すると良いですよ。

ただ、ダイニングテーブルがなくテレビを見ながらご飯を食べるのであれば、食事もできるようなサイズのテーブルがおすすめです。

そしてソファですが、部屋を広く使いたい場合や掃除や管理が苦手な場合は、断然「置かない」ことがおすすめです。

ソファは少人数用であっても、場所を取ることには変わりありません。

そして、材質によってはダニが発生する可能性もあります。

ですから、掃除や管理が苦手な方は、あえてソファを導入しないのもおすすめです。

そういう場合は、ソファ代わりに座布団やクッションを活用すると良いでしょう。

もちろん床に座ることに抵抗があれば、腰かける位でちょうどいいタイプのテーブルと椅子を用意するのも良いですね。

そして最近は、パソコンを所有している人も多いので、パソコンラックなどもリビングに設置しましょう。

リビングは、いろいろな間取りがあるので一概には言えませんが、少々広くとってあるところが多いようです。

カラーボックスを複数個置いて、収納できるようにしたとしても、十分に広々と使うことができます。

リビングはダイニングテーブル、ソファ、椅子、テレビなど、色々な大型家具や家電を入れていくたびに狭くなっていきます。

それだけに、全てないといけないという固定観念をあえて捨てると、物から解放されて、スペースを広々と使うことができますよ。

自分にとって、何が必要で何が不必要なのか、をよく考えるようにしましょう。

1-3.  レイアウトの実例 ③「寝室」

2人暮らしであれば、ベッドを導入するのもありです。

できればシングルベッドを2台準備するといいですね。

それは何故かと言うと、初めは仲良く一緒に寝るのが良いと思っていても、寒い冬場になると、無意識のうちに布団を取ってしまうことがあるからです。

そうなると、どちらかが風邪をひいてしまう事態になります。

どうしても、ベッドが1つしか置けないのであれば、掛け布団を2枚にすることで布団問題は解決しますが、やはり寝返りを打ちにくいと熟睡できなくなることがあります。

ただそれは、必ずしもベットでないといけないわけではありません。

どうしても狭いのであれば、普通に床に敷く布団を2組準備しましょう。

そして、普段は布団は畳んでおきます。

ただ最近は洋室が多く、押し入れがないことから、布団は収納できないことがあります。

たいていの人は畳んだら、その横のほうに置いておくことが多いようです。

そしてクローゼットの中は、色々な着替えや季節外のものを収納する形になります。

普段着に必要なものは、タンスなどに収納している人も多いですよ。

2. 1LDKに同棲するメリット・デメリット

同棲を始めるときに、2DKと1LDKのどちらにしようかと悩む人も多いと思いますが、もちろんそれぞれに様々なメリット・デメリットがあります。

1LDKに住むのも、それぞれにメリット・デメリットがあるので、許容できることとできないことを見極めていきましょう。

2-1. メリット

1LDKのメリットは様々あります。

では具体的に、そのメリットとはどのようなものがあるのでしょうか?

・近い距離感で仲が良い状態でいることができる

1LDKとなると、基本的にどこにいても相手の気配を感じながら生活することになります。

お料理をしたり、くつろいでテレビを見ようと思えばLDKにいることが多いでしょう。

そして寝るときは、もう1つのお部屋にいる状態になります。

基本的に常に生活スペースに相手の存在があるので、非常に仲が深まることが多いですね。

言い様によっては、逃げ場所がない状態ですが、この逃げ場所がないからこそ仲の良い状態を保とうという気持ちにもなれるようです。

・掃除が楽

やはり家の掃除は、部屋数が少なければ少ないほど楽です。

そして、意外にも面倒くさいのがカーテンの洗濯や窓の掃除です。

大掃除でないと、なかなか掃除しないこともあるでしょう。

ですが、部屋数が少ないことで掃除する箇所も少なくなるので、大掃除の時もそこまで大掛かりにはならずに済みますよ。

そして、普段の掃除にしても2部屋とバストイレ等だけで済むので、管理が楽な面もあります。

・家賃が安くて比較的きれいであるケースも

もちろん住むところにもよるので一概には言えませんが、部屋の広さの割に家賃が安いケースが多いようです。

それは、地方に行くごとに顕著であるケースも多いですね。

似たような間取りに2DKがありますが、どちらかと言うと、こちらのタイプのお部屋は築年数が古いことが多いようです。

1LDKであれば築年数が新しい、もしくはリフォームをされてきれいな状態であるケースもあり、安い割にきれいな物件に住める可能性が高いのも、大きなメリットの1つです。

2-2. デメリット

もちろんメリットばかりではなく、そのような一面が逆に作用してしまうこともあるので、デメリットもあります。

では、デメリットはどのような点でしょうか。

・生活リズムが違うとストレスになることも

例えば、どちらか片方が夜勤のある仕事の場合、そのような生活リズムのズレがストレスになることがあります。

基本的に1LDKは、LDKと寝室しかありません。

自分が寝ようとしているときにパートナーが家で起きた状態でいると、それがストレスになってしまうこともあります。

ですので、そのような場合であれば、2DKでもいいので部屋数を多く取れるお部屋にして、寝室を分けることでそのストレスを減らす、などの工夫が必要になります。

・プライベートな空間の確保が難しい

やはり人間なので、誰でも1人になりたい時が当然あるでしょう。

ですが、基本的にLDKと1部屋しかないので、そのようなプライベートな空間の確保が難しいところがあります。

仲の良い時はそこまで気にならないようなことでも、一度ケンカをしたりすると、その空間が狭苦しく感じることもありますね。

もしそのようなことがあれば、どちらかが家を出ていくしかありません。

・収納スペースが少ないことが多い

様々な物件があるので一概には言えませんが、LDKタイプの家はLDK部分に収納が全くないところもあります。

したがって、収納スペースはその残り1部屋だけ、ということもあります。

2人でどれだけの洋服を持っているかにもよりますが、備え付けの収納に全て納めるのは、難しいところがあるでしょう。

そこで、タンスなどの後付けの収納家具を購入することも多くなります。

しかし、そうすると今度はお部屋が狭くなっていきます。

3. 1LDKにインテリアを配置するポイントと狭い間取りを広く使うコツ

やはり一番カギになるのは、大型家具をいかに減らすかです。

例えばLDKタイプだと、ダイニングテーブルとリビングテーブルの2つを置く必要はないでしょう。

どちらか1つにすることをおすすめします。

そして狭いLDKでしたら、思い切ってソファはやめましょう。

ソファは意外と場所を取るものです。

そして1つのお部屋に関しても、ベッドを置くにはどうしても狭いのであれば、ベッドをやめ、床に布団を敷いて寝る方がおすすめです。

その方がベッドほど部屋を占領しないので、広々と使うことができますよ。

さらには、大型タンスを寝室に置くのもやめましょう。

圧迫感があり狭くなるのはもちろんですが、地震の時に大変危険です。

ホームセンターなどで売っている、小さめの衣装ダンスを置く程度に留めた方が良いですね。

4. 1LDKの同棲カップルにおすすめインテリアのレイアウト例まとめ

1LDKは確かに狭いところもありますが、うまく使えば管理が楽で、2人の距離感を縮めることができる非常に良い間取りです。

なるべく持ち物を少なくして、1LDKで快適に暮らしていきましょう。