豊島区は雑多なものが集まってごちゃごちゃしている街というイメージがあります。
個性が強い街であるため、好きな人はかなり大好きですが、合わない人にはまったく合わない、と思っている人も少なくないのではないでしょうか。
とくに象徴的なのは繁華街が広がる池袋ですね。
こちらの記事では、豊島区の住みやすさ、治安などを紹介しながら、豊島区で2LDK賃貸物件を探す方法について考えてみたいと思います。
このページでわかること
1. 2LDKの賃貸マンション・アパートの家賃相場【豊島区編】
豊島区の2LDK賃貸マンション・アパートの家賃相場は、だいたい20万円ぐらいになります。
2. 豊島区で最適な2LDKの部屋を見つけるためのポイント
ここからは、豊島区で最適な物件を見つけるためのポイントをご紹介します。
2-1. 豊島区の住みやすさ
住みやすさについては、エリアごとに異なります。
たとえば豊島区で最も有名な池袋は、中心部ということもあり、かなり賑わっています。
お店もたくさんあり交通の便も良いため便利ですが、雑多な商店や建物が集まっているため、好みが分かれる街と言えます。
また、アジア系の外国人が多いという特徴もあります。
ちょっと独特で個性的な雰囲気がありますね。
一方、山手線の駒込駅周辺は、かなり住みやすいと評判の街です。
このあたりは都会にいながらにして下町の風情も味わえるエリアと言えます。
住みやすい分家賃は高めにはなりますが、池袋ほどではありません。
・交通アクセス
交通アクセスはかなり良いほうです。
豊島区内を通る交通路線は11路線あり、西武池袋線、東武東上線が通るほか、東京メトロの丸ノ内線・有楽町線・副都心線・南北線や都営地下鉄三田線も乗り入れています。
また、JR山手線・湘南新宿ライン・埼京線も利用可能ですし、めずらしいところでは都電荒川線を利用することもできます。
一番利用されている駅として挙げられるのは、やはり池袋駅です。
山手線も通っていますし、どこへでも行くことができます。
ただしかなり混み合うので、特に朝夕の通勤ラッシュのときは気をつけましょう。
そのほか他地域へのアクセスが便利な駅として挙げられるのは、小竹向原駅、雑司が谷駅、駒込駅などです。
・買い物(スーパー)、ショッピング
豊島区には、買い物施設もたくさんあり充実しています。
ショッピング施設やおいしい飲食店もたくさんあるため、遊びに行くのも楽しいですよ。
さらに、意外と各エリアにスーパーも充実しています。
場所によっては夜中まで営業しているところもあるので、終電で帰ってきてもそのあと寄ることができます。
有名なところでいうと、「ザ・ガーデン自由が丘 池袋店」や「東武ストア西池袋店」などが挙げられます。
ちなみに深夜まで営業している「肉のハナマサ池袋店」「西友サンシャイン店」「赤札堂池袋店」などがあります。
2-2. 豊島区の治安情報
治安については、あまり良くはありません。
他の区と比べると、犯罪率が若干高めになっています。
特に中心部には色々な人がいますので、気をつけておきたいですね。
なかでも最も治安が悪いのは池袋です。
どうしても人が集まる場所なので、仕方ないと言えば仕方ないですね。
特に居酒屋が多いようなエリアでは、客引きも絶えないようです。
ちなみにキャバクラやガールズバー、男性向けの風俗店などもたくさんあるので、このあたりでの女性の一人歩きはおススメできません。
2-3. 豊島区で住みやすい街
ここからは、豊島区で住みやすい街をご紹介します。
1人暮らし向きと2人暮らし向きに分けて紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
・1人暮らしにおすすめのエリア
まず1人暮らしにおすすめのエリアとしては、池袋が挙げられます。
池袋は芸能人も多く暮らしており、アニメやドラマの舞台になることも多いエリアということで、若い人を中心に注目を集めている街でもあります。
何といっても交通の便が良いのが魅力です。
複数の路線があるため、各地にアクセスしやすい街となっています。
さらに商業施設や文化施設も多く集まっているので、遊びに行くのにも楽しいのではないでしょうか。
若い人向けの最新ファッションを扱うお店や、おいしいスイーツショップ、インスタ映えしそうな飲食店やカフェなどなど、若い人に人気のお店が軒を連ねています。
一人でも退屈しない街といえるでしょう。
一方で高齢者や主婦の方向けの百貨店もあるため、若者でなくとも楽しめる街となっています。
ファミリー層にもおすすめですね。
しかし、やはり心配になるのは治安の面ですね。
池袋は東京のなかでも犯罪率の多い街になります。
便利な分やはり人が集まってくるので、犯罪率は高くなってしまいます。
特に犯罪率が高くなるのは駅周辺です。
とくに1人暮らしの場合、駅のあたりを歩くときは気をつけたいですね。
とは言っても穴場的スポットとして、池袋の中にも治安が良く落ち着いたエリアもあります。
家賃の高さが気になるところですが、さまざまな面を考えながら、ベストな物件を探してみてくださいね。
・2人暮らし、同棲・新婚におすすめのエリア
豊島区で2人暮らしをするのにおすすめのエリアとしては、駒込が挙げられます。
駒込は、豊島区の中でもかなり住みやすいと評判の街です。
このあたりは都会ながらも、昭和らしさや下町らしさが残るエリアとなっており、個性のある町並みが広がっています。
また特徴としては、豊島区内で比較的外国人が少ないという点も挙げられます。
交通に関しても、商業施設やショッピングができるような場所は少し離れていますが、池袋まで電車で7分と、利便性が高いエリアです。
池袋に遊びに行く人にとっても、便利な場所と言えるでしょう。
またスーパーも充実しています。
駅近くには「エネルギースーパーたじま」がありますが、深夜まで営業しているので、仕事で帰りが遅くなった日でも寄ることができますよ。
また閑静な住宅街であるため、過ごしやすい点も魅力です。
さらに、豊島区の中では家賃相場が低めなのもありがたいですね。
そのほか、2人暮らしにおすすめのエリアとしては、千川が挙げられます。
千川は、豊島区の中でも最も住みやすい街といわれる場合があります。
お店もそこそこあるので人も多いですね。
ちなみに、家賃も豊島区の中では比較的安価なのも嬉しいですね。
さらに交通の便も良く、副都心線と有楽町線が通っています。
このあたりに学校や職場がある方には、特に便利なのではないでしょうか。
そしてうれしいことに、池袋まで2駅で到着します。
しかしその分、特に朝は混雑します。
また、大きなスーパーがあるので、日用品や食料品を買うのには困ることはありません。
さらに治安が良いことも特徴です。
夜になっても街灯などの設備がしっかりしているため、治安に関する不安も生じにくいと思います。
どちらかというと、豊島区の中では目立たない部類に入る千川ですが、実は便利でかなり住みやすいエリアなのです。
3. 豊島区で2LDK賃貸を探す方法まとめ
以上が、豊島区で2LDKの賃貸物件を探す方法でした。
豊島区もエリアによって、様々な個性があることがわかりましたね。
便利で人も集まる分、治安が少し心配な池袋から、目立った商業施設はないにしても治安の良い駒込などなど……
色々な条件を考えながら、自分にとってベストな物件を探してみてくださいね。




