3LDKの模様替えに役立つレイアウトの実例とコツとは?

間取りの自由度が高く、インテリアやレイアウトも自分好みで好きなようにセレクトできる3LDKは、いろんな模様替えを楽しめるのが魅力。

LDK部分をインテリアで上手に区切ることで、メリハリのある生活を送ることができます。

しかし、同じ3LDKでも、部屋の広さや住む人のタイプによってレイアウトや家具選びのポイントは異なります。

今回は、おしゃれな模様替えのためのコツをご紹介いたします。

1. 3LDK の模様替えがしたい!参考になるインテリアレイアウトの実例

3LDKの部屋であれば、リビング・寝室・書斎など、それぞれの用途に合わせた模様替えが可能です。

家具などのインテリアをどんな配置にするかで、部屋の印象は大きく変わります。

1-1. 3LDK の模様替え例1「魅せる収納でカフェ風おしゃれキッチン」

キッチンのつくりは、収納がしっかりとあって使い勝手の良いことが理想。

調味料や食器がしまえてすぐに取り出せるようになっているとストレスがなく、料理も楽しくなりますよね。

3LDKの場合は、リビング・ダイニング・キッチンの3つが繋がっているためキッチン家具の収納が難しいという部分があります。

そんなときは逆に「魅せる収納」を意識して模様替えをしてみましょう。

隠す収納にこだわらず、キッチン雑貨や家具にこだわり設置することでカフェのような演出をすることが可能です。

1-2. 食事と団らんをしっかり分けたリビングダイニング

キッチンとリビングダイニングを、ソファやダイニングテーブルなどの家具で分けることで「食事」と「団らん」の場所をしっかりと作ることができます。

そうすることでメリハリのある暮らしになり、それぞれの場所で居心地の良さが変わるでしょう。

3LDKは、家具の配置の仕方で様々なスタイルのリビングダイニングをつくることができるため、自分好みの空間づくりが楽しめます。

1-3. 効果的なラグマットの選び方でワンランクUPのお部屋づくり

ラグマットはカラーやデザインがたくさんあり、お部屋の雰囲気をガラッと変えたいときにはとてもおすすめのアイテムです。

特に3LDKの場合、リビング・ダイニング・キッチンのスペースに敷くラグマットをそれぞれ変えるだけで簡単に雰囲気の違った演出づくりができます。

ラグマットを選ぶときは家具とのテイストや色に気をつけてお部屋に合わせていきましょう。

1-4. 視覚効果ばつぐん!寝室はシックな色合いで広くなる

寝室はモノトーンな色合いやシックなテイストにすることで広く見えます。

これは視覚効果が関係していて、人間は目に入る色の種類が多いと「ごちゃごちゃしていて狭い」という印象を受けやすくなります。

また、明るい色の面積が大きければ大きいほど、部屋は広く見えます。

寝室は色を意識した模様替えを行い、ゆったり落ち着いた空間をつくりましょう。

1-5. スペースの節約!カウンターテーブルをDIY

「キッチンスペースの収納が足りない!」と悩んでいる方はいませんか?

そんなときは思い切ってDIYをして新しいスペースをつくってしまいましょう。

カウンタースペースに新しく木の板を取り付けることで、簡単にデッドスペースの活用ができます。

このスペースにキッチン雑貨を置いてカフェのようにおしゃれに演出してみましょう。

2. 3LDK の模様替えでおしゃれな部屋にする3つのコツ

3LDKが広いと感じるか、狭いと感じるかは、家族構成や生活スタイルによって異なります。

しかし、「おしゃれ」と感じる模様替えをすることで、「誰もが居心地の良い部屋」にすることは可能です。

部屋がおしゃれになる3つのコツをご紹介します。

2-1. カラーの効果を知る

どんな色を使うか、どれだけの色の数をひとつの部屋に使うかは「おしゃれな部屋」をつくるにあたりとても重要です。

家具店のモデルルームが素敵に見える理由は、実は計算された色の使い方にあります。

その理由は、「ひとつの部屋で使う色は3〜5色以内に抑える」ということ。

このルールを守ると部屋全体がとてもまとまった印象になります。

家具やラグマットの配色にしっかり注意して組み合せ、模様替えを行なっていきましょう。

2-2. 部屋全体に「統一感」を出す

家具のテイストや質感、デザインを意識し、統一感のある部屋をつくりましょう。

トータルバランスの整った部屋は、「おしゃれな部屋」という印象が強くなるからです。

たとえばテーブルひとつでもアルミやガラス、木製のものなど材質はいろいろ存在します。

温かみのあるテイストの部屋をつくりたかったら、木製のもので揃えてみましょう。

また、同じ木製でも素材の色調によって印象が大きく違います。

「淡い色のテイストでカントリーな感じ」に仕上げるのか、「濃い色合いのものにしてシックな感じ」に仕上げるのか、などできるだけ色調を合わせておかなければなりません。

部屋のイメージに合わせて、家具の素材感も合わせていくことで「統一感」のある部屋になるのです。

2-3. 見せるモノとしまうモノを分ける

あえて生活品を完全に見えなくしてしまうのではなく、「おしゃれに飾る」ことでインテリアのひとつになります。

特にキッチンは調味料や調理器具を見せながら収納することで、カフェのような演出が可能です。

しかし、あれもこれもと先にみせるものを決めてしまっては、ただごちゃごちゃとした印象になりがち。

まず模様替えを行う前に収納すべきものと、飾るものをしっかりとリストアップして分別していくことがポイントです。

こうすることで無駄が生まれず、しっかりとしたスペース活用になります。

3. 3LDK を模様替えして間取りを広く使うための3つのコツ

3LDKの部屋をおしゃれに演出できたら、今度は間取り全体を広く使うことを意識してみましょう。

3-1. 部屋の1つを物置として利用する

部屋の1つを物置として利用することで、他の部屋のスペースがスッキリします。

洋服や雑貨など趣味のコレクションをしている方は、一室を趣味の部屋として利用してみてはいかがでしょうか。

「コレクション部屋」として魅力的な部屋になります。

趣味で集めているものを飾りたいけど部屋の雰囲気を壊してしまいそうで、なかなか表に出せない。

けっきょく棚の中に仕舞いこんでいる。なんてことはありませんか?

部屋の1つをまるごと趣味の部屋にすることで堂々と楽しむことができます。

一室を物置として利用することは決して無駄ではなく、収納や利便性の面でもおすすめの使い方です。

3-2. 縦長のリビングダイニングは「縦のライン」を意識

部屋を広く見せるには家具の配置が非常に大切なポイントです。

家具を転々とさせながら配置すると目線が散らばってしまい、実際の面積よりも部屋が狭く見えてしまうこともあります。

家具はできるだけ一直線に配置し、奥行きを感じさせるようにしましょう。

また、狭いスペースに大きいラグを敷かないように気をつけてください。

床が見える面積が少なくなってしまうと圧迫感を感じやすくなるため、広く魅せるためにはまとまった床面をみせることがポイント。

入り口から窓までの縦のラインには家具による視線の障害物のほかに、ラグの選び方にも注意が必要です。

3-3. ロータイプの家具を選ぶ

家具が腰よりも低い位置にあると、目線をさえぎるものがなく部屋を広く感じることができます。

テーブルやラックはロータイプのものを意識して揃えましょう。

しかしどうしても大きい家具を利用したいという場合は、壁と同じ色で統一し片側の壁にまとめることがポイントです。

3-4. ソファダイニングを利用する

狭いスペースのリビングダイニングには「ソファダイニング」がおすすめ。

「狭いけれどソファもダイニングテーブルもどちらも置きたい」という方にビッタリの家具です。

ダイニングテーブルのようにゆったり腰をかけて食事を取ることができるし、食事の後はそのままソファでくつろげるので注目の人気インテリアです。

居心地を良くするためにあれもこれもとインテリアを追加してしまうのは、かえって居心地の悪い空間をつくってしまいます。

そんな時は今回のソファダイニングのように、1つで2つの役割を果たす家具を選んでみましょう。

スペースの節約になるだけでなく、おしゃれな空間づくりにはもってこいのアイテムです。

4. 3LDK の模様替えに役立つレイアウトの実例とコツまとめ

一人暮らしだけでなく、カップルやファミリーにも適した3LDKの間取り。

部屋の広さや住む人のタイプに合ったレイアウトをすることで理想の空間をつくりあげることができます。

模様替えの際は、ご紹介したおしゃれにみせるポイントやコツを意識して模様替えを楽しんでみてください。