「3DKアパートにおすすめのインテリアや、レイアウト例が知りたい」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、3DKアパートにおすすめのインテリア5選それぞれのおすすめレイアウトポイント、3DKアパートの「キッチン」「リビングダイニング」「寝室」のインテリア例、インテリアを上手にレイアウトするためのポイントを解説します。
このページでわかること
1. 3DKアパートにおすすめのインテリア5選
3DKとは、3つのお部屋+ダイニングキッチンがついた間取りのことです。
3LDKとの違いは、キッチン付の部屋にリビングスペースがあるかないか、になります。
一般的には、キッチン付の部屋が4.5~8畳程度なら3DK、8~10畳以上(賃貸会社によって異なります)なら3LDKとなります。
では、3DKアパートにおすすめのインテリアを紹介していきます。
1-1. ダイニングテーブル
3DKにはダイニングキッチン用のスペースがあるため、ダイニングテーブルを置いて、食事のための空間をつくることが多いようです。
・おすすめポイント
ダイニングキッチンにテーブルを置く場合、台所スペースから近いので配膳が楽です。
また食事するスペースをきちんと作ることで、子どもがテレビに夢中でご飯を食べるのに集中しないなどのトラブルが起こりにくくなります。
・レイアウトのポイント
ダイニングテーブルといえば、長方形(角形テーブル)をイメージしますが、それ以外にも角丸型(テーブルの角が丸い)・円形・半円形・変形テーブルなど様々な形状があり、脚の本数も4本と2本があります。
椅子にも、肘無し・肘付き・回転タイプや、背もたれがないベンチタイプ、ソファタイプ、背もたれが低いローバックタイプや高いハイバックタイプなどがあります。
テーブルを置くと、ダイニングキッチンのスペースはそれなりに埋まってしまうので、部屋の広さに合わせて、圧迫感を与えないデザインやフォルムを選ぶのがよいでしょう。
1-2. ダイニングソファ
ダイニングキッチンにはリビング用のスペースがないため、ダイニングテーブルを置くとお部屋が一杯になってしまいます。
そのため、「ダイニングテーブルとソファを両方置きたい」という場合には、ダイニングテーブルとソファが一つになった「ダイニングソファ」(別名:ソファダイニング、リビングダイニング兼用セットなど)がおすすめです。
・おすすめポイント
ダイニングソファなら、食事・リビングスペースが同じ空間で収まるため、空間を広く使うことができます。
またダイニングソファは、従来のダイニングテーブルセットより低めのため、圧迫感を与えず部屋を広く見せることができます。
・レイアウトのポイント
ダイニングソファは、テーブルをL字型などのソファで囲んだり、椅子と組み合わせたりなど、自由なレイアウトが可能です。
そのメリットを活かすため、ソファもコーナー部分がつながっていないか、つながっていても位置変更ができるタイプを選ぶのがよいでしょう。
1-3. 大画面テレビ+テレビ台
お子さんのいない夫婦やカップルの場合、3DKなら1部屋を共通の趣味の部屋にあてるなどの工夫もできます。
大画面テレビとテレビ台、可能ならオーディオ環境にこだわることで、テレビやDVD、ゲームやネット動画を一緒に楽しむなど、共通の時間を過ごすのが楽しくなるでしょう。
・おすすめポイント
大型テレビは、フルHDはもちろん4Kに対応していることも多いため、大迫力の映像と音声、美しい画質が楽しめます。
・レイアウトのポイント
テレビを見るとき、目線より少し下(10~15度程度)にテレビ画面の中央が来るようにすると目にやさしいといわれています。
テレビ台の高さは、何に座ってテレビを見るかで変わってくるので、買うときは必ずシミュレーションしてみましょう。
また、テレビ周りは配線などでゴチャゴチャしやすいので、収納が多くて扉で中が隠せるテレビ台を導入するとスッキリします。
1-4. ダブルベッド
3DKなら独立した寝室を確保できますが、1部屋にベッドを2台置くのが難しい場合は、ダブルベッドか布団がよいでしょう。
・おすすめポイント
カップルや夫婦なら、2人で一緒に寝ることがおすすめです。
また、ベッドを2台置くよりも寝室を広く使える、ベッドを2台買うよりも予算を安く抑えられるといったメリットもあります。
・レイアウトのポイント
マットレスは、揺れの少ない高密度ポケットコイルマットレスなど、2人で寝ることがストレスにならないように、振動が伝わりにくいものを試してから買いましょう。
1-5. 間接照明
間接照明によって、何気ないお部屋もムードのあるおしゃれな空間に見せることができます。
・おすすめポイント
テレビやソファを置いているくつろぎスペースや寝室などを間接照明にすることで、まぶしさを抑えられ、柔らかな光によってリラックス効果が得られます。
・レイアウトのポイント
間接照明は、壁や天井などに光を当て、反射した光で間接的に部屋を照らすのが基本です。
ローテーブルやソファなどの高さよりも少し低めにすることで、バランスを取ってみましょう。
2. 3DKアパートのインテリアレイアウトの例
ここまで、おすすめのレイアウトを紹介してきましたが、ここからは3DKアパートのインテリアレイアウトの例をご紹介します。
2-1. 例①「キッチン」
3DKのキッチンは、物件によっては古かったり狭かったりすることがあります。
古いキッチンの場合は、ナチュラルテイストに統一することで、古さを逆に活かした例があります。
収納棚やダイニングテーブルセット、食器、さらにシンク下まで壁紙を貼ります。
清潔感のある白と木目調のダークブラウンで統一することで、あたたかさの中にメリハリがつきます。
2-2. 例②「リビングダイニング」
3DKのダイニングキッチンにはリビング用のスペースがないため、先ほど紹介したダイニングソファを置くことで、リビングとダイニングのスペースを1つの空間に収め、狭いダイニングキッチンもスッキリ見せることができます。
ポイントは、長いソファを使わず、短めのソファをいくつか配置することです。
お部屋をとにかく広く見せたい場合、キッチンに背を向けて、2つのソファでL字を作り、テーブルとその向かいに1人用のソファを置くレイアウトがおすすめです。
2-3. 例③「寝室」
3DKだと、寝室が6畳程度しか確保できないこともあります。
6畳の部屋にダブルベッドを置くと、それだけで圧迫されてしまいます。
しかしいっそのこと部屋の中央にベッドを置き、サイドテーブルやライトを左右対称にして、ホテルライクな寝室を演出することで、圧迫感が目立たなくなった例があります。
さらに、間接照明の柔らかな光をプラスすることで、灯りがゆらゆら揺れるぼんやりした心地良い空間を演出するのもよいでしょう。
3. 3DKアパートでインテリアを上手にレイアウトするためのポイント
3DKのアパートは、3LDKと比べるとやや古かったり狭かったりすることがあります。
そのため、インテリアを上手にレイアウトするには、2つのポイントがあります。
3-1. ダイニングキッチンをどうしたいか考える
まず、ダイニングキッチンをどうしたいか考えてみましょう。
広く使いたいならダイニングソファを置く、古いなら白とダークブラウンで統一してナチュラルに見せる、比較的広いならダイニングテーブルセットを置いてみるなど、目的によってどのインテリアをどう配置するかが変わってくるからです。
3-2. 寝室をくつろげる空間にする
3DKでは寝室が6畳くらいのことも多いので、狭さを感じさせずくつろげるレイアウトを心がけたいですね。
上記で紹介したように、ベッドが2つ置けない場合はダブルベッドを置いたり、それでも圧迫感を感じる場合は、「ベッドのための部屋」という位置づけで、ホテルライクなゴージャスなレイアウトにしてみる、いっそのこと布団にするなど、工夫が必要です。
4. 3DKアパートにおすすめインテリアと上手なレイアウト例まとめ
ここまで解説したことをまとめてみます。
- 3DKアパートにおすすめのインテリア5選は「ダイニングテーブル」「ダイニングソファ」「大画面テレビ+テレビ台」「ダブルベッド」「間接照明」
- インテリアをレイアウトするためのポイントは「ダイニングキッチンをどうしたいか考える」「寝室をくつろげる空間にする」こと
3DKは、3K以下と比べると広く、面積を有効に活用することができるため、かなり自由がききます。
3部屋+ダイニングキッチンの各部屋をガラッと雰囲気を変えて遊んでみたり、逆に統一して大人らしくシックな雰囲気を出すこともできます。
自由な発想で、色々なレイアウトを試してみてくださいね。




