一年の中でも、冬は光熱費がぐんと増える季節でもありますが、皆さんは過去一年間の光熱費を見直したりしていますか?
「今年はもうちょっと節電したいな〜」と思っている方も多いのではないでしょうか。
まずは、過去一年間の電気代、ガス代を書き出してみて、平均より多いか少ないか知ることから始めてみましょう。
現状を知ることが、節電への第一歩へとつながりますよ!
今回は、世帯人数別の電気代の平均や、オール電化との比較、節電のポイントなどをご紹介したいと思います。
最後まで是非お付き合いください!
このページでわかること
1. 3DKの間取りの電気代の平均はいくら?
3DKに一人暮らしで住んでいる場合の1ヶ月の電気代の平均は、3000円〜5000円程だそうです。
日中家を留守にしていて自炊はほとんどせず、週末は出掛けることが多い場合3000円ほどで、エアコンをよく使っている場合は5000円を超えてくる場合が多いようです。
住居タイプによっても変化があり、窓が南向きの日当たりの良いお部屋に住むのと、東向きや北向きの日当たりの悪いお部屋に住むのとでは、使用する電力量も変わってきます。
外気との気温差の大きい冬の暖房エアコンは、夏と比べて電気代をより消費します。
ですので、南向きの日当たりの良いお部屋だと、太陽のおかげで日中は暖かで明るく、日当たりの悪いお部屋に比べて電気代の節約につながります。
もちろんどの方角であってもメリット・デメリットがあるので、お部屋選びの際は、ご自分のライフスタイルや寒暖の好みなどに合わせて間取りを検討してみて下さいね。
陽当たりが悪いお部屋は、日当たりの良いお部屋に比べて家賃が少し安い場合があります。
しかし、陽当たりが悪いと冬はお部屋が寒くてエアコン暖房をたくさん使ってしまったり、洗濯物の乾きが悪く乾燥機を使うなど、結局電気代がかかってしまう、ということもあります。
しかし、日々の生活で小さな工夫ができるので、方角をあまり重要視されていない方は要チェックです!
1-1. 2人暮らしの場合の平均的な電気代
2人暮らしの場合の1ヶ月の電気代の平均は、約10000円程だそうです。
筆者も2人暮らしですが、冬は寒がりなのもあってエアコンの暖房はよく使い、夫は暑がりなので冷房をふんだんに使用しています。
ここで1つの例として、我が家の年間の電気代を公表してみたいと思います。
2LDK エアコン1台 南向き
(2017年9月〜2018年8月)
9月 8134円
10月 5930円
11月 8441円
12月 11608円
1月 11665円
2月 8800円
3月 5122円
4月 4730円
5月 4514円
6月 5135円
7月 11538円
8月 12701円
合計 98318円
平均 8193円
電気代をこう並べると、四季を感じますね。
見て分かるように、エアコンをあまり使ってないであろう10月、3月、4月、5月、6月は約5000円で真夏、真冬は10000円コースとなっています。
ここで、2月はまだまだ寒いはずなのに、1月に比べて電気代が安くなっているところに注目していただきたいのですが、実は1月まで我が家のエアコンの温度や風量は、無意識の無節約だったのです。
2ヶ月連続の1万越えに何とかせねば、と思い節約術を試して見た所、翌月約3000円の節約に成功しました!
ちなみにその節約術は超簡単です!
「暖房設定温度20℃ 風速自動」
これだけです。
20℃で寒い時は23℃くらいまでの間を、様子を見て変えます。
暖かい日中はできるだけつけずにいましたが、超寒がりの筆者でもストレスなく過ごせたので、今年の冬はぜひお試しください!
ちなみに、7~8月の冷房はほぼ付けっ放し生活が実施されておりました。
温度は基本28℃で、暑い時は25℃までで調節していました。
何かのお役に立てたら幸いです。
1-2. 3人家族の平均的な電気代
世帯人数が2人から3人に増えると、電気代は年間いくら増えるのでしょうか?
答えは約17000円です。
毎月約1400円ほど電気代が上がります。
毎月6500円〜11500円になりますね。
ちなみに、2人から3人に増える場合が、一番大きく電気代が増えるようです。
その背景には、家族が増えるにあたって今までより大きなお部屋に引っ越しをして、アンペア数が大きくなったり、今までは共働きだったけれど、子供が産まれ日中も家に居ることが多くなったりと、ライフスタイルが大きく変化するためということが考えられます。
1-3. 4人家族の平均的な電気代
世帯人数が3人から4人に増えると、電気代は年間いくら増えるのでしょうか?
答えは約6500円です。
毎月約550円ほど電気代が上がり、3人の時と比べると優しい数字です。
毎月7000円〜12000円になりますね。
4人家族となると過ごすお部屋もそれぞれになり、必然的にエアコンや扇風機、テレビなどの家電が増えます。
マンションか一軒家かでも電気代は少し変わり、マンションの方が一軒家に比べ、外気温の影響を抑えることができるために電気代は安くなる傾向があります。
1-4. オール電化の場合の平均的な電気代
ここまでは電気代のみでお話をしてきましたが、ここでは「オール電化で生活した場合の電気代はいくらになるのか?」「オール電化とは何?」「安くなるの?気になってる」・・・など、色々とひも解いていきましょう。
まずは、「オール電化って何? 」という質問からです。
電気以外に普段ガスでお湯を沸かしたり、ガスコンロでお料理をしたりする「ガス」を使わずに、光熱費を電気のみで一本化することです。
二人暮らしのオール電化の平均電気代は約10000円で、オール電化でない平均電気代が約10000円+ガス代約5000円なので、月平均15000円が光熱費となります。
この時点では、完全にオール電化の勝利です!
が、しかし!オール電化にもデメリットはあり、ライフスタイルによっては、オール電化が合わない場合もあるようです。
オール電化向けの電気料金プランは、時間帯によって電気料金が変わり、割安な深夜23時〜翌朝7時の時間帯に、まとめて一気にお湯を沸かすことで安く抑えています。
ということは、昼間は電気代が多少高くなります。
ですので、日中お家にいることが多い方は、平均より少し高くなる可能性が大きいのです。
実際に専業主婦で小さな子供と日中家にいる方の電気代を拝見しても、それほど跳ね上がる訳ではなく、オール電化でない家庭よりも安く抑えられていたので、あまり神経質になる必要はなさそうです。
デメリット二つ目は、使えるお湯の上限が決まっている所です。
いつもより多めに使っていると、お湯が少なくなった警告が出てドキッとすることも・・・
しかしこれも、気をつけていれば回避できる問題ではあります。
他にも、お料理が直火でないからやりづらい・・・などの声もあるようです。
筆者が以前住んでいた賃貸はIHコンロで、お料理も毎日していましたが、慣れれば特に不便だと感じることもありませんでした。
掃除も拭き取るだけなので、とても楽で良かったですよ。
2. 3DKの間取りで電気代を節約する方法
電気代の節約方法ですが、先ほど筆者の実体験をご紹介したように、エアコン設定温度を推奨温度にして自動運転にするだけで、翌月の電気代が3000円安くなりました。
エアコンは電気代の大部分を占めるので、これから寒くなる季節エアコンの暖房をつける時は、基本20~23℃で自動運転にしてみてください!
きっと、「おや?確かにいつもより安い・・・」となるはずです。
皆さんご存知の通り、暖かい空気は上に溜まるので、サーキュレーターを天井に向けて部屋の空気を循環させるのも節約ポイントです。
3DKでもタイプは様々ですが、キッチンと皆が集まるリビングの間に、ドアや引き戸などがあったりするかと思います。
その場合、エアコンはリビングに一台で、キッチンまで暖かい空気がやって来ない、ということもあるでしょう。
そんな時も、サーキュレーターは活躍しますよ!
そして、キッチンやお風呂の脱衣所などに設置されている方もいるかもしれないハロゲンヒーターですが、一瞬で暖かくなり、一時的に足元を温めたい時にとても便利な家電です、が・・・実は電気代が案外高いのです。
だいたい、600〜1200ワットの電力を使用し、600ワットのハロゲンヒーターを1時間使うと16円の電気代がかかります。
例えばキッチンで2時間使用している場合、1日32円で1ヶ月に約1000円の電気代がかかっていることになります。
1200ワットなら倍の2000円、ということになりますね。
省スペースで商品自体も安価で手に入れやすいハロゲンヒーターですが、なかなかの電気代を消費しているので、だらだら使用は避けて、必要な時だけ使用することを意識すれば節約になりますよ。
他にも、冬は窓から熱が約50%も逃げていくものだそうなので、窓に断熱シートを貼るのも効果がありそうです。
4. 3DKの間取りの平均的な光熱費はいくら?
3DKで2人暮らしの光熱費は、電気代が約10000円でガス代は都市ガスで約5000円、プロパンガスで約10000円が平均的な金額です。
世帯人数が増えるほど、冬のガス代は増えやすいです。
しかし、プロパンガスは高いですね・・・
筆者は2LDK二人暮らしで、電気代は平均と変わらず10000円前後で、ガスは都市ガスで平均6000円です。
お風呂の時間はバラバラで追い焚き機能を毎回使うので、そこが節約ポイントだな、と思ってはいるのですが、なかなか・・・
皆さんはいかがですか?
ガスは、冬場が節約の頑張りどころです。
給湯器の設定温度は冬でも40℃で十分とのことですが、皆さんは何度に設定していますか?
設定温度を下げることで、ガス代の節約になるそうなので、一度見直してみてはいかがでしょうか。
5. 3DKの平均的な電気代と光熱費まとめ
今回は3DKの平均的な電気代や光熱費、オール電化での電気代の比較をご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?
お部屋探しのポイントに、日当たりやオール電化、都市ガスかプロパンガスか?など、家賃以外のランニングコストを抑えるために、賢くお部屋を選んで快適な生活を手に入れたいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!




