さあ、「いよいよこれから2LDKに住むぞ!」と意気込んでいるあなた、ちょっと待ってください!
もう掃除機は選びましたか?
掃除を毎日する人も多い世の中ですが、これから2LDKの部屋のタイプにおすすめの掃除機をご紹介していきます。
このページでわかること
1. 2LDKにおすすめの掃除機のタイプ
普段何気なく手にしている掃除機にも、いくつか種類があることをご存知ですか?
ここでは、4つの種類の掃除機の特徴と、それぞれのメリット・デメリットをお伝えしていきます。
1-1. キャニスター型掃除機
キャニスター型掃除機という名を聞いたことがない方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方は、ロボット型掃除機などの進化した掃除機が出る前の、一般的な掃除機を思い浮かべてください。
それがキャニスター型掃除機です。
・メリット
一番のメリットは、吸引力が高いことです。
粒の小さな砂、軽いホコリはもちろん、少し大きな紙ごみなど、吸い取れるものが他の掃除機よりも多いのです。
小さなお子さんがいる家庭などは、食べこぼしが多かったり、ゴミを散らかしたりと、ゴミが床に残ることも多いでしょう。
でも、吸引力が高いキャニスター型掃除機を使うことで、いろいろなものを吸い取り、きれいな空間を保つことができます。
またキャニスター型掃除機には、紙パック式とサイクロン式という2つのタイプがあります。
紙パック式は、掃除機の中に紙パックをセットして、そこに掃除機が吸引したごみを入れ込む方式です。
紙パックが満タンになる1~2ヶ月の間は紙パックを取り換えなくても継続して掃除機をかることができますが、満タンになるにつれて吸引力が低下したり、フィルターの性能によってはチリをとりこぼしたり悪臭を発生させることもあります。
サイクロン式は、紙パック式のように交換を必要とする消耗品が少ないのですが、頻繁にゴミ捨てをしなければならないというデメリットがあります。
この2つのタイプを考慮して選べることも、メリットの1つとして考えられるのではないでしょうか。
・デメリット
昔はキャニスター型掃除機を使うと、ホコリが舞い上がったり、嫌な匂いを充満させたりすることがありました。
ですが、今は科学の進歩のおかげでそのようなこともあまりなくなりました。
ですが、あまりなくなったというだけで、ホコリの舞い散りや嫌な匂いの発生が一切無くなったというわけではありません。
先ほど述べたように、紙パック式のキャニスター型掃除機ではそのようなことが多く発生してしまいます。
やはり少しでもそのようなことが起きてしまうと、ハウスダストアレルギーの原因になってしまったり、ダニがいろいろな所に飛び散ってしまう恐れがあります。
また、大きくて重いので、女性や子供が持ち運ぶのには少し無理があるかもしれません。
一戸建ての2LDKもあるはずなので、たとえば物置から運ぶときや、階段の上り下りなど、重量があると掃除機の持ち運びが嫌になってしまうことがあるかもしれません。
これもデメリットの一つです。
1-2. ハンディー型掃除機
名前の通り、本体を手で持って使うことができる掃除機です。
・メリット
キャニスター型掃除機と違い、小さくて軽いため、非常に扱いやすいので、持ち運びや、お子さん、女性の方でも安心して使うことができます。
狭いところの掃除もできるため、隅々まできれいに掃除ができます。
また、収納場所にも困ることがありません。
・デメリット
掃除機が小さいということは、ダスト収納容量も少ないということです。
こまめにゴミ捨てをしなければならないため、それが苦痛に感じる方もいらっしゃるはずです。
また、キャニスター型掃除機よりも小型化されているため、吸引力が劣ってしまうので、単に小さいほうがいいというわけにはいきません。
メインで使うのはやめたほうがよいでしょう。
1-3. コード付き掃除機
一般的によく見かける、プラグをコンセントにつないで使う掃除機のことです。
・メリット
電気を直接掃除機に送るため、吸引力が大きいです。
コード付き掃除機は、コードレス掃除機よりも本体が大きい傾向にあるため、容量も大きいです。
・デメリット
一部屋ごとにコンセントを抜き差ししなければいけないので、これを理由に嫌がる人も多いようです。
また、コンセントの位置が部屋の端にしかない、コードが短い、部屋が広いなど、部屋の端まで届かない可能性もあります。
コンセントの位置によっては、階段や廊下なども掃除機をかけるのに苦労することがあると思いますので、これはデメリットと感じられます。
1-4. コードレス掃除機
コード付き掃除機とは違い、掃除機のプラグをコンセントにつながなくても使うことができる掃除機のことです。
コードレス掃除機には、充電して使うタイプのものや、電池式のタイプがあります。
・メリット
コンパクトで軽量なため、ベッドの下などの比較的小さい隙間でも、簡単に掃除することができます。
またハンディ型掃除機と同じく、持ち運びが便利です。
・デメリット
小さいとやはり吸引力、ゴミの容量の大きさが劣ってしまいます。
こちらもメインの掃除機として使うのは、おすすめできません。
また、バッテリーの性能が低下したり、壊れてしまったときには、バッテリーの入手が困難だったり、交換費用が高かったりします。
コンパクトで良いのですが、これらのデメリットも考慮しなければなりません。
2. 2LDKにおすすめのキャニスター型掃除機
メインで使うなら、コード付きのキャニスター型掃除機がおすすめです。
理由は、コード付き掃除機、キャニスター型掃除機のどちらも、上記で述べた通り吸引力が高く、ゴミの容量も大きいからです。
2LDKの一軒家もあるでしょうし、容量が大きいほうが使い勝手がいいものです。
特に家を汚す原因となる小さいお子さんがいる家庭、ペットを飼っている家庭にはおすすめです。
吸引力に定評のあるダイソンやレイコップなどの掃除機を選ぶこともポイントの一つでしょう。
3. 2LDKにおすすめのコードレス掃除機
コードレス掃除機は小さく、狭いところも掃除機がかけられるため、コード付きのキャニスター型掃除機の補助として使うのが良いでしょう。
そうすれば、コード付きのキャニスター型掃除機では手の届かなかった部分もしっかり掃除機をかけられます。
また容量が小さいため、メインで使うのにはおすすめできないため、これもサブとしてコードレス掃除機を使うことをおすすめする理由の一つです。
4. 2LDKにおすすめの布団も掃除できる掃除機
ベッドや布団などの寝具は、冬でもたくさんの汗を吸います。
それに加え、皮脂や髪の毛などをエサにダニが寄ってきます。
みなさんも、ダニが喜ぶ、湿気もありエサもある場所となると、圧倒的に寝具を思い浮かべるはずです。
コロコロなどでは取りきれません。
そこでおすすめするのが、床だけではなく布団も掃除できる掃除機です。
コードレスのハンディ型で布団も掃除できるタイプのものを使い、布団の隅々まで掃除機をかけていきましょう。
布団クリーナーには、ダニ対策に効果があるUV照射を機能に盛り込んでいる製品や、掃除機をかけると掃除機が振動して、布団たたきの効果があるとされている製品などがあります。
そういった機能に注目して、布団用の掃除機を選ぶとよいでしょう。
コードレスのハンディ型掃除機だと、コード付きのキャニスター型掃除機よりも吸引力が劣ります。
ですから、前者をおすすめします。
と言うと、頭にハテナマークが浮かんだ方も多いかと思います。
あまりにも吸引力が大きいと、布団の繊維を傷つけてしまい、早く布団が傷んでしまうのす。
せっかく布団をきれいにして長く使い続けたいという思いのもとに掃除機をかけても、これではもったいないと思いませんか?
ですので、吸引力が小さいほうが、布団を掃除する掃除機としてはおすすめなのです。
5. まとめ
色々なタイプがある掃除機ですが、自分の部屋に見合った掃除機を、メリット・デメリットを考えて購入すると良いでしょう。
おすすめなのが、掃除機の2つ使いをすることです。
掃除機のタイプのメリットを駆使して、家やアパートを清潔な空間に保てるように意識して掃除をしましょう。




