赤ちゃん

赤ちゃんが誕生すると、大人だけの生活とは異なり色々な荷物が増えていきます。

寝かせるスペースにお風呂グッズ、衣類やタオルなども大量に必要になります。

さらに洗濯の回数も増えるので、洗濯物を干すスペースや乾いた洗濯物の一時置きのスペースなど、今までの部屋では手狭になるという人も多いのではないでしょうか。

また、すでにある程度の広さがある部屋に住んでいる人でも、大人中心の生活から赤ちゃんを中心とした生活リズムに変わるため、今までの生活様式で対応することが難しくなる場面がたくさん出てきます。

大事な赤ちゃんを迎えるにあたり、どのような部屋が良いのでしょうか。

今回は2LDKのお部屋の場合について、お部屋の使い方のポイントを詳しくご紹介していきます。

余裕をもって赤ちゃんを迎えられるように、出産前から準備しましょう。

1. 2LDKに赤ちゃんを迎えるための部屋づくりのポイント

赤ちゃんを迎えるにあたり、今までの部屋を変えなければならないポイントは、大きく分けて以下の4つとなります。

  • 赤ちゃんが過ごすスペースをしっかり確保する
  • 風通しと日当たりに関して再考し、赤ちゃんが快適に過ごせる配置を探す
  • 育児をする人の動線を考え、効率的に動けるようにする
  • 赤ちゃんが生まれる前に、赤ちゃんを迎え入れる体制を部屋の中で整えておく

1-1. 赤ちゃんが過ごすスペースをどこに作るか

生まれたばかりの赤ちゃんは、ほとんどの時間を寝て過ごします。

だからといって寝室にだけスペースを作ればいいかというと、赤ちゃんはお腹がすいたら泣きますし、オムツ交換も頻繁に必要となります。

そのため、赤ちゃんの泣き声や些細な変化にもすぐに対応してあげられる環境づくりが大切になります。

ママやパパなど、日中の保育者が過ごす場所に赤ちゃんが過ごせるスペースを作るようにし、常に目が行き届く環境を作ることが重要です。

寝室にパパやママと一緒に寝られるスペースを作るだけでなく、日中パパやママがいることが多いリビングにも、赤ちゃんが過ごしやすいスペース作りをするようにしましょう。

もし他の部屋で過ごすことが多い場合でも、リビングは一日のうちに必ず使用する場所になるので、余程リビングで過ごす時間がない場合をのぞき、リビングには必ず赤ちゃんのスペースを作ることをおすすめします。

1-2. 風通しと日当たりの良さ

赤ちゃんが寝て過ごすスペースは、常にママやパパの目が届く場所にすることが基本になりますが、さらに配慮したいのが日当たりと風通しです。

生まれたばかりの赤ちゃんは体温調節がうまくできないため、真夏に太陽の光が降り注ぐような窓際など暑くなりやすい場所や、冷風が吹き抜けるような寒くなりやすい場所は避けるようにしましょう。

できれば日の光で明るい場所が望ましいのですが、直射日光が当たらないような注意も必要です。

また、エアコンの風が直接当たらないようにすることも大切です。

1-3. 保護者の動線

赤ちゃんのお世話は、色々な道具を必要とする場面が多くあります。

ミルクづくりだけでも、消毒ケースや粉ミルク、哺乳瓶の部品などでスペースを取りますし、準備にも時間がかります。

その他にも、お風呂も沐浴であれば沐浴用のお風呂を用意する家庭も多いですし、一人でお風呂に入れてあげる場合は裸で赤ちゃんを置いておくわけにもいかないため、事前に着替えを用意しておくスペースも必要になります。

しかも赤ちゃんはまだ話して伝えることができないため、泣いて訴えます。

赤ちゃんが求めるお世話の準備に手間取って、待たせれば待たせるほど泣き方が強くなる、などということも日常茶飯事です。

そんなときに必要な道具を取り出しやすいレイアウトにしておけば、赤ちゃんを待たせる時間も減りますし、お互いに不要なストレスをためることがなく、快適に過ごす助けになってくれます。

1-4. 部屋づくりの時期

初めて赤ちゃんを迎える家族にとっては、赤ちゃんがいる生活をイメージしにくい場合も多いのではないでしょうか。

赤ちゃんが生まれてから、状況に合わせて部屋づくりをしようと考えている人もいるかもしれませんが、時期を間違えると大変なことも出てくるので注意して下さい。

赤ちゃんが生まれると、待ったなしで四六時中赤ちゃんのお世話に追われることになる、と言っても過言ではないほど忙しくなります。

簡単に見えることでも、慣れない育児は予想以上に時間をとられますし、出産を終えたママは、産後1か月はしっかり休養を取らなければなりません。

そんなときに部屋づくりをするのは、ママだけでなく家族にとっても負担になりかねないのです。

そのため、可能な限り部屋づくりは出産前に余裕をもって行うことをおすすめします。

もしママ一人で行わなければならない場合は、身重の体で重たいものを持つことは控えて、できる範囲にとどめておきましょう。

また産後直後も、重たいものを運ぶことは禁忌になっていますので、注意してください。

2. 2LDKに赤ちゃんと暮らす場合の部屋の使い方やレイアウト

現在部屋をどのように使っているかにもよりますが、2LDKで赤ちゃんを迎えるにあたって、使い方やレイアウトについてご紹介していきます。

まず寝室ですが、現在二人が同じ部屋の場合はそのままベビーベッドをプラスして設置する、という選択肢があります。

大人のベッドにそのまま一緒に寝かせる方法もありますが、赤ちゃんが落下するリスクがありますので避けましょう。

もし今まで使っていたベッドに一緒に寝かせる場合は、赤ちゃん用のベッドインベッドという、大人のベッドに乗せるだけで赤ちゃんのスペースを確保できるグッズがおすすめです。

寝ている最中に大人が赤ちゃんの上にのってしまうことや、赤ちゃんの寝返りを抑制できるようなデザインのマットになっていますので、ベッドの中央もしくは壁際に設置して安全を確保しましょう。

しかし一番は、大人のベッドにそのまま寝かせないようにすることが望ましいですね。

またベビーベッドの場合は、赤ちゃんがベッドで寝てくれないという問題が起きる可能性があります。

ママと離れて寝ることが不安なこともあるため、せっかく用意しても実際に使用できない場合もあるので注意が必要です。

片側の柵を下ろして大人のベッドと並べることができるタイプのベビーベッドを選べば、添い寝も可能ですので、選択肢の一つに加えてみるのもいいのではないでしょうか。

具体的なベビーベッドの設置場所は、なるべく大人のベッドと並べられると、赤ちゃんも顔が見えて安心するのでおすすめです。

スペースがとれず難しい場合は、赤ちゃんが夜に泣いたときに、すぐベビーベッドへ行けるよう動線を考えておくようにしましょう。

もしベビーベッドを置くスペースが寝室にない場合は、ベッドではなく床に布団やマットレスを敷く生活スタイルに思い切って変えてしまうのも手かもしれません。

赤ちゃんは大きくなるほど動きが活発になりますので、今後もベッドからの落下リスクはつきものです。

ここでベッドを手放す、という選択も悪くないのではないでしょうか。

また快適に過ごせる環境として、エアコンの風が直接当たらず、冬は冷気がたまらないような場所が望ましいですね。

ベビーベッドの近くに温湿度計を置いて、赤ちゃんが過ごしやすい温度や湿度になっているか適宜確認してあげましょう。

また、日中に過ごすスペースは主にリビングになることが多いと思います。

生まれてからしばらくは、昼と夜の区別なく寝起きしますので、日中過ごす場所でも眠りやすい環境づくりが必要です。

寝室と同じように日当たりや風通し、温度湿度を確認して過ごしやすいスペースを作ってあげましょう。

寝室にベビーベッドを設置している場合は、リビング用に新たにベッドを用意することは大変かもしれません。

その場合はペットなどがいなければ、マットレスだけを敷いて眠らせてあげても良いでしょう。

そのまま床に眠らせることに抵抗がある場合は、ハイアンドローチェアというリクライニング式の赤ちゃん用の椅子で、フラットになるものが多くあるので、これを利用するといいでしょう。

昼寝の間はこういったグッズを使う、というのもおすすめです。

このハイアンドローチェアは、お風呂の用意をする場合にも大変重宝します。

お風呂を上がってから着替えをさせるスペースは、赤ちゃんが寝た状態でなければいけません。

そのため、浴室の前にタオルを敷いて寝かせて着替えさせるか、リビングまで行って着替えさせなければなりません。

その際に、ハイアンドローチェアなどを浴室前に移動させて着替えを準備しておくと、動線もスムーズで着替えも比較的楽にできるのでおすすめですよ。

3. 赤ちゃんと快適に過ごすためのリビングレイアウト

赤ちゃんとリビングで過ごすためのレイアウトですが、生まれたばかりの赤ちゃんは寝ている時間も多いので、寝ている様子が見やすい位置に赤ちゃんのスペースを作るようにします。

赤ちゃんは布団が顔にかかっても、自分で布団をどかすことができません。

また気づかないうちに、うつぶせになって窒息してしまう事例もあるため、寝ている時でも様子をうかがいやすいことが重要です。

ハイハイが始まってくると、色々な物に興味を持って遊びだします。

今までは問題なく置いていたものでも、赤ちゃんが触ったりなめたりすると危険なものは、意外とあちらこちらに散らばっています。

たとえば観葉植物やごみ箱、さりげなく置いている小銭や電池など、大人にとっては当たり前のものも赤ちゃんにとってはおもちゃと一緒で、舐めたりして口に入れたりしてしまうのです。

場合によっては手術をしなければならない事もありますし、赤ちゃんの安全を脅かしかねません。

可能な範囲で違う部屋に移動させるか、ベビーゲートを設置するなどしましょう。

またキッチンも調理中は危険ですし、刃物など危険なものが多く収納されています。

シンク下などキッチン収納は、赤ちゃんでも手が届きやすい位置にあるので、ベビーゲートもしくは収納場所ごとに赤ちゃん用の扉ロックなどを設置するようにしましょう。

もしベビーゲートを設置するときは、賃貸の場合は壁にビスをさすタイプは使用しないよう、購入時にしっかり使用方法を確認するようにしてください。

赤ちゃんは、大人が予想していないような行動をとることがたくさんあります。

まだ大丈夫だろうと思っていても、すぐにできるようになってしまうことも多々ありますので、赤ちゃんの様子をよく観察して、早めに安全対策をするように心がけましょう。

一度赤ちゃんと同じ目線になって、リビングにあるものを確認してみるといいかもしれません。

4. 狭い2LDKのリビングを上手に使うコツ

狭い2LDKの場合、物が増えるとその分スペースが狭くなってしまいます。

そのため、赤ちゃんのグッズを用意する前に、自分たちの持ち物を再確認しておきましょう。

今後必要のないものは思い切って処分して、赤ちゃんのスペースを確保することをおすすめします。

物が多い状態では、赤ちゃんのいたずらを止めるだけでも一苦労になります。

また産後は赤ちゃんのお世話に追われ、片づけの時間も十分にとれないこともあるため、出産前にママやパパの持ち物を整理しておいた方がいいでしょう。

もしそれでも物が多い場合は、一部屋を納戸代わりにしたり、子供立ち入り禁止にするなどの方法もあります。

普段赤ちゃんとは寝室とリビングダイニングで過ごすようにして、子供が触ると危険なものなどを収納する部屋として一部屋使うようにすれば、安心して過ごすことができるのでおすすめです。

5. 赤ちゃんが生まれると荷物が増える!2LDKの上手な収納方法

赤ちゃんが生まれると、加速度的に荷物が増えます。

生まれる前の準備だけでもかなりの量の荷物がありますが、生まれてからも赤ちゃんの成長に合わせて必要なものが変わってくるため、気がつかないうちに余裕のあった収納場所にも入りきらなくなってしまうことがよくあります。

すっきり快適に過ごすためには先ほど紹介した、一部屋を納戸にする使い方も2LDKならではの使い方なのでおすすめです。

また、普段使う赤ちゃんグッズについても、はじめから入れる場所を決めておくことです。

大人の物とはしっかり分けて収納場所を作り、その収納場所がきつくなってきたら物の量を再確認して、着られなくなったものや使わなくなったものを処分していくようにしましょう。

処分はフリマアプリで売るのもいいですし、おさがりとして人に譲る、という方法もあります。

お住まいの市町村でもリサイクルとして扱っているところもあるので、調べおくようにしましょう。

6. 2LDKに赤ちゃんを迎えるための部屋の作り方まとめ

様々な角度から、赤ちゃんを迎えるための部屋づくりのポイントをご紹介してきました。

子育てを快適な環境でしていくことは、赤ちゃんの発育にも良い影響をもたらします。

パパとママにとっても、育児のストレスを軽減しながら子育てをしていくことで、家族3人の生活がより伸び伸びとして良い影響を与えるものになるでしょう。

二人の生活から、赤ちゃんが中心の生活へと大きく変化するため、わからないことや戸惑うこともあるかと思います。

しかし、しっかりと準備をすることは赤ちゃんだけでなく、パパやママにとっても快適に過ごすためにとても大切なことです。

2LDKを上手く使って、快適な環境づくりの準備を是非してみてください。

この記事で紹介したポイント以外にも、パパとママの自由な発想で赤ちゃんが快適に過ごせる環境を作っていくことが重要です。

パパとママでしっかりコミュニケーションを取りながら工夫を重ねて、楽しく育児ができると良いですね。