2DKの間取りに必要なカーテンの枚数と費用とは?

2DKの物件は、家賃相場が安く個室が多いので、自分のスペースが持てるという魅力がありますが、それぞれお部屋の間取りが狭いので、窮屈に感じてしまうことが悩みですね。

解放感と清涼感あふれるお部屋を作るためには、カーテン選びが重要となります。

ところがいざカーテンを選ぶとなると、色やデザインの種類が多いので、迷ってしまうこともあるでしょう。

今回は、2DKの間取りを楽しい空間、または落ち着ける空間に変身させるためのカーテン選びについてまとめました。

必要なカーテンの枚数や、すっきりした印象のお部屋を作るためにおすすめのカーテンのデザインなど、インテリアが楽しくなる情報をご紹介しますね。

1. 2DKの間取りに必要なカーテンの枚数と費用

2DKの間取りの物件の窓数は3か所であることが多いので、必要なカーテンの枚数は最低でも3セットと考えておきましょう。

2DKの間取りは、DKと独立した2部屋の計3部屋となっています。

うち2部屋にまたがる形でバルコニーがあり、残りの1部屋に小窓があるスタイルが一般的です。

このスタイルを例に取ると、バルコニー用2セット、小窓用1セットと3パターンのカーテンが必要となります。

しかし、メイン使用のドレープ(厚地)カーテンにレースカーテンを付けるか、カーテンの開き方が片開きなのか両開きなのかによって、必要枚数と費用が異なってきます。

必要枚数をなるべく少なくした安価な組み合わせとして、ドレープのみを全窓片開きにすればカーテンの枚数を3枚に抑えることができます。

この場合の費用は、購入店やカーテンの材質によって様々ですが、最安値としては1セット1,500円前後、選ぶ物によっては3セットで5,000円以内の費用に収められます。

全ての窓に両開きカーテンをドレープとレースのセットで取り付ける場合、バルコニー、小窓を合わせて計12枚のカーテンが必要となります。

ドレープ、レースがセットになれば、カーテンの価格がやや高くなりますが、ニトリなどの家財道具が安価な店舗で探せば、10,000円以内に収めることができますよ。

カーテンの価格相場は、既製品とオーダー品とでは価格に大きな差があります。

5,000円までの価格帯は、主に中国製の大量生産品ですが、10,000~20,000円代が既製品の中では質が良い部類です。

30,000円を超えるとオーダーメイドとなり、やはり値は張りますが、質の良いカーテンを手に入れることができます。

以上のようにカーテンは、生地の材質や凝ったデザインにこだわれば、高価な買い物となります。

そのため賃貸で生活する間の使用と割り切るなら、とりあえず安価なもので揃えておくという方法もあります。

店頭よりネット購入の方が、デザインと品質が良い物が、比較的安価で入手できる場合があります。

また、キッチンやトイレなどにも小窓が付いた、窓の多い物件もあります。

小窓用のカーテンは種類によりますが、2,000円前後で入手できることが多いですよ。

2. 2DK用のカーテンはどこで買う?

2DK用のカーテンは、家具専門店やホームセンターで購入できます。

最近はニトリやIKEAなどのリーズナブルさを宣伝している家具および生活用品店で、カーテンを購入する方が増えてきています。

実際に店頭に足を運んで、材質や外見、サイズ感を確かめることで、納得のいくカーテン選びができます。

忙しくてお店に探しに行く時間がない、最寄りの店舗では気にいった物が見つからないなど、カーテン探しに手間取っているなら、ネットショップで通販するのも方法です。

ネットショップは、市販のものでは見つからないような色柄や材質のものが購入できることもあります。

購入前は必要枚数を控えおいて、カーテンのサイズを計測しておくことを忘れないようにしましょう。

ネットショップによっては、購入前に生地のサンプルを請求できるところもあります。

商品写真と届いた実物とイメージが違う、などといった失敗を防ぐためにも、サンプルの生地を見て、触って確かめておくのも良い方法といえます。

3. 2DKにおすすめ!部屋を広く見せるカーテンの選び方

2DKの物件は、狭くて使いづらいといった不満の声が多いといわれています。

狭く感じているお部屋を少しでも広く見せて、おしゃれな暮らしをするためにカーテン選びは大切です。

そこで2DKを明るく、広々と見せるために最適なカーテンの色柄についてご紹介します。

3-1. カーテンの色

白などの淡い色のカーテンを取り付けることで、お部屋を広く感じることができ、開放感を味わえます。

2DKは部屋数こそ多いのですが、1室あたりがそれほど大きくなく、リビングルームがないために狭く見えてしまいます。

カラフルなカーテンなど、派手目のインテリアの色使いを試みると、圧迫感を感じさせるお部屋になってしまうこともあります。

広々とした雰囲気の、風が吹き抜ける感じや清涼感を出したい場合は、白いカーテンを付けることをおすすめします。

テレビなどに多い黒色系のインテリアが差し色となって、明るくセンスの良いお部屋に仕上げることができます。

白いカーテンは、何となく味気ないように思われるかもしれませんが、リネン、レースなどの素材によっては、おしゃれな仕上がりのものもあります。

またトイレやキッチンの小窓がある場合は、小窓用のカーテンを付けておくと日差しよけにもなり、見た目もおしゃれですよ。

淡いピンク、ブルーなどの色のものが、明るい感じに見せられます。

3-2. カーテンの柄

カーテンの柄は無地もしくはシンプル系を選ぶことで、部屋を広く見せられます。

先述の通り、色柄が派手で主張性のあるカーテンは、部屋を狭くみせてしまうので、おすすめしません。

透け感のある生地に、チェック、ストライプ、ドット、小花柄などは、シンプルで飽きがくることなく使い続けられます。

白い生地に、光沢のある白い糸で模様を織り込んだジャカード柄も、光の角度や加減によって浮かび上がる柄が楽しめます。

主張しすぎない色合いのものは、様々なインテリアでも違和感なく使うことができますよ。

またジャカード柄は、高級感のあるデザインとして人気が高いです。

4. 失敗しない!カーテン選びの注意点

カーテンを購入する際は、必ずサイズを測っておきましょう。

カーテンの幅は閉め切った際に少し余裕を持たせられるように、計測サイズに5~10%の寸法を加算した幅が望ましいです。

その他、カーテンの採寸方法はネット上にも公開されているので、採寸の際に参考にすることをおすすめします。

カーテンは一般的に遮光効果がありますが、さらにUVカットや遮熱、防炎などの機能性に優れたものもあります。

付加機能が増えるとカーテンの価格も高くなりますが、お部屋で快適に過ごすためには、機能が多いに越したことはありません。

付加機能の種類を確認して、住環境やライフスタイルに合わせて選択しましょう。

サイズ選びに失敗しないために、物件の内覧の際に気に入った物件があれば、あらかじめ窓のサイズを測っておきましょう。

カーテンレールはあらかじめ取り付けられていることが多いため、カーテンレールの幅とランナーの幅を測っておけば、入居前にカーテンを手配することができます。

入居前にカーテンを用意しておくことで、引越し後に慌ててカーテンを用意する手間が要らずに、ストレスなく過ごせますよ。

5. 2DKのカーテン枚数と費用まとめ

カーテンは選ぶ物によっては、意外に高い買い物になることもあります。

ご予算と相談の上、量販店などでの既製品かオーダー品か、お好みに合わせて選んでくださいね。

カーテンは片開きか、両開きかによって必要枚数が異なり、枚数が増えると同時に費用もかかってくるものです。

物件の内覧の際に窓を確認して、まず欲しいカーテンのイメージを描いてみることで、カーテン選びがしやすくなりますよ。

お気に入りのカーテンを見つけて、新生活を楽しんでくださいね。