1LDK賃貸(マンション・アパート)の探し方【豊島区編】

1人暮らしにも2人暮らしにも人気がある1LDKを東京23区内で探すなら豊島区がおすすめ!

家賃相場や暮らしやすさなどわかりやすく紹介します。

超高層ビルが立ち並ぶ池袋など東京副都心といわれる豊島区ですが、実はエリアによって街の印象が違うのが特徴です。

そのため20~30代で1LDK物件を探している人に人気があります。

そんな豊島区で1LDK物件を探すのであれば、家賃相場だけでなく暮らしやすさや治安、交通アクセスなども気になりますよね?

そこで今回は1LDK物件を探している人に人気がある豊島区について徹底解説!

あなたの理想のお部屋探しのヒントを紹介します。

1. 1LDKの賃貸マンション・アパートの家賃相場【豊島区編】

・参考にしたい!ゆとりある1人暮らし用間取りの豊島区家賃相場

1LDKの家賃相場を見る前に、ゆとりのある1人暮らし用におすすめの間取りの豊島区・家賃相場をチェックしてみましょう。

間取り マンション家賃相場 アパート家賃相場
1DK 10.68万円 10.08万円
1LDK 13.69万円 11.30万円
2K 9.68万円 9.50万円

・1LDKの豊島区・築年数別マンション・アパート家賃相場

築年数 マンション家賃相場 アパート家賃相場
新築 14.57万円 12.18万円
築5年未満 14.42万円 12.03万円
築10年未満 13.93万円 11.54万円
築20年未満 13.01万円 10.62万円
築30年未満 12.38万円 9.99万円

・1LDKの豊島区・専有面積別新築マンション・アパート家賃相場

築年数 マンション家賃相場 アパート家賃相場
40~45㎡ 15.22万円 12.83万円
45~50㎡ 16.12万円 13.73万円
50~60㎡ 17.42万円 15.03万円
60~70㎡ 19.05万円 16.66万円
70~80㎡ 20.59万円 18.20万円

・1LDKの豊島区・専有面積別築10年未満マンション・アパート家賃相場

築年数 マンション家賃相場 アパート家賃相場
40~45㎡ 14.54万円 12.15万円
45~50㎡ 15.40万円 13.01万円
50~60㎡ 16.62万円 14.23万円
60~70㎡ 18.16万円 15.77万円
70~80㎡ 19.62万円 17.23万円

・1LDKの豊島区・専有面積別築20年未満マンション・アパート家賃相場

築年数 マンション家賃相場 アパート家賃相場
40~45㎡ 13.58万円 11.19万円
45~50㎡ 14.36万円 11.97万円
50~60㎡ 15.48万円 13.09万円
60~70㎡ 16.89万円 14.50万円
70~80㎡ 18.22万円 15.83万円

・1LDKの豊島区・専有面積別築30年未満マンション・アパート家賃相場

築年数 マンション家賃相場 アパート家賃相場
40~45㎡ 12.91万円 10.52万円
45~50㎡ 13.64万円 11.25万円
50~60㎡ 14.68万円 12.29万円
60~70㎡ 16.00万円 13.61万円
70~80㎡ 17.25万円 14.86万円

2. 豊島区で最適な1LDKの部屋を見つけるためのポイント

東京副都心を含む豊島区は、「池袋エリア」「目白エリア」「巣鴨エリア」の3つに分けられます。

池袋エリアは高層ビル群が立ち並ぶオフィス街であり、関東を代表する繁華街でもあります。

でも同じ豊島区内でも目白エリアと巣鴨エリアは池袋エリアのような繁華街といったイメージとは違います。

つまり豊島区は「エリアによって街の表情が違う街」でもあるのです。

そんな豊島区では、新築マンションも多いですが古いアパート物件も多いです。

さらにエリアが違うだけで同じ築年数・専有面積の家賃も違いがあります。

ですから「どんな暮らしがしたいのか」によっても物件の選び方が変わってきます。

そこでここからはあなたの理想の暮らしのヒントとなる「豊島区の街事情」について深堀!あなたのお部屋探しのヒントをさらに詳しく紹介していきます。

3. 豊島区の住みやすさ

3-1. 交通アクセス【鉄道編】

豊島区のメインとなるのは「池袋駅」です。

一日の乗降客数は日本で一番多い新宿駅の次に位置し、世界的に見ても第2位の多さを誇ります。

さらに東京副都心でもあるため、都心へのアクセスに便利な鉄道路線が集中しています。

そんな豊島区にはJR東日本、東京メトロ、東京都交通局、東武鉄道、西武鉄道の各路線が走っています。

JR東日本には山手線と埼京線があり、区内には【駒込駅】【巣鴨駅】【大塚駅】【目白駅】があります。

東京メトロでは丸ノ内線、有楽町線、南北線、副都心線があります。

区内には【新大塚駅】【東池袋駅】【要町駅】【千川駅】【雑司が谷駅】があります。

東京都交通局では都営三田線があり、区内には【西巣鴨駅】があります。

さらに豊島区内には、路面電車である都電荒川線があります。

区内には【新庚申塚停留場】【庚申塚停留場】【巣鴨新田停留場】【大塚駅前駅】【向原停留場】【東池袋四丁目駅】【都電雑司ヶ谷停留場】【鬼子母神前停留場】【学習院下停留場】があります。

東武鉄道・西武鉄道の駅としては【北池黒駅】【下板橋駅】【椎名町駅】【東長崎駅】があります。

3-2. 交通アクセス【バス編】

豊島区内には都営バス、西武バス、国際興業バス、関東バスが運営する各路線が通っています。

区内には学習院大学や大正大学、東京音楽大学など多くの有名大学や短期大学のほかにも私立中学・高校も多いため、路線バスが区内全域を網羅しているところも特徴の一つです。

3-3. 交通アクセス【道路編】

東京副都心である池袋を要する豊島区には、首都高速道路のほかにも多くの幹線道路が集中しています。

主な幹線道路には【川越街道(国道254号線)】【春日通り】【中山道(国道17号)】【白山通り】【明治通り】【山手通り】【新目白通り】【目白通り】などがあります。

3-4. 買い物(スーパー)、ショッピング

豊島区のショッピングスポットといえば、関東を代表する池袋エリアがあります。

大型商業施設やレジャー施設のほかにも多くの飲食店が軒を連ねているため、ショッピングだけでなくレジャースポットとしても人気があります。

都会的なイメージがある池袋とは違った魅力があるのが「巣鴨エリア」です。

中でもたくさんの史跡もある巣鴨地蔵通り商店街は、「おばあちゃんの原宿」ともいわれ常に多くのシルバーたちでにぎわっています。

シルバーの街といわれるだけあって、巣鴨地蔵通り商店街の入り口にあるマクドナルドには高齢客のための様々な工夫が取り入れられています。

目白エリアでは、目白駅前にある「TRAD目白」があります。

比較的新しいショッピングセンターで、目白駅と地下道で直結しているうえにスーパーや飲食店が多く入居しているため目白エリアを代表するショッピングスポットになっています。

4. 豊島区の治安情報

豊島区の治安状況は3エリアによって違いがあります。

4-1. 人口は少ないけど駅周辺はかなり危険【池袋エリア】

関東を代表する池袋エリアは、豊島区内では最も人口が少ないものの犯罪の発生率はアジアを代表する歓楽街・新宿エリアを抜いて23区中最も悪いといわれています。

池袋エリアで発生する犯罪は多種多様で、ひったくり・スリと強姦・わいせつは東京23区中最も発生率が高いです。

さらに街全体で自転車盗難が多く、傷害系・窃盗系とも発生率が高いです。

歓楽街には大通りを取り囲むようにして細い路地が入り組んでいるため、犯罪者が逃げやすい環境にあるということも治安の悪さの原因にあるのかもしれません。

池袋エリアで安心して暮らしたいのであれば、とにかく治安のよい場所を選ぶことに限ります。

また普段から常に犯罪に巻き込まれるリスクを意識し、「少しの間でも必ずカギをかける」「貴重品を車内に置きっぱなしにしない」「危険な場所には近づかない」などの対策はするべきです。

4-2. 豊島区内で治安の良さを重視するなら…【目白エリア】

治安が悪いというイメージが強い豊島区ですが、目白エリアは比較的治安のよいエリアです。

空き巣や自転車盗難、ひったくり・スリなどの窃盗系の犯罪は多いですが、傷害や強姦など傷害系の犯罪はあまり起こりません。

ただ高級住宅地も多い目白エリアなので、空き巣などに対してはきちんと対策をする必要があります。

目白エリアでは、セキュリティのしっかりとしている物件を選べば治安に不安を感じることはありません。

5. 豊島区で住みやすい街

5-1. 一人暮らしにおすすめのエリアその①【東池袋】

治安が悪い池袋エリアではありますが、池袋駅からは少し離れているためイメージしているよりも静かな街です。

徒歩圏内に東急ハンズサンシャインシティ、家電量販店などがあるうえにコンビニが多いため、1人暮らしをして不便を感じることはありません。

もちろん交通の便は抜群にいいです。

池袋駅までは徒歩20分弱かかりますが、地下鉄や路面電車、路線バスなどが多いため車がなくても移動がしやすいのが特徴です。

ただ幹線道路に近い場合は深夜に騒音が気になる場合もあります。

音が気になる場合は幹線道路から少し離れた場所を選ぶのがおすすめです。

東池袋エリアは「池袋らしい夜景を眺めながらの暮らしがしたい」「ショッピングが好き」という人におすすめです。

5-2. 一人暮らしにおすすめのエリアその②【駒込】

女性の一人暮らしにおすすめなのが駒込エリアです。

駅前には商店街があるので買い物に困ることはありませんし、都心に近いのに治安が良いのが駒込エリアの特徴にあります。

駒込駅からは山手線と南北線が利用できますが、山手線沿線としては割と地味な印象の街。

とはいえ夜も大通りは明かりがあり、女性が一人で夜歩いていても不安を感じることはありません。

さらに女性におすすめしたいのが物価の安さです。

ゆとりのある1LDKですから、家で過ごす時間を充実させたいですよね?

そうなれば毎日の買い物は欠かせなくなります。

だからスーパーが近くにあっても高級スーパーだけしかないと家計がちょっと心配になりますよね。

でもその点駒込エリアは、駅前に商店街があることもあって物価が比較的安い!

ですから広々としたキッチンで思う存分料理を楽しむこともできるのです。

5-3. 二人暮らし、同棲・新婚におすすめのエリア

豊島区で治安が良く知名度が高い目白エリアは2人暮らしに人気のあるエリアです。

高級住宅街として有名な目白ですが、都心にありながら自然に囲まれて暮らしが出来るのが魅力の街です。

池袋が若者の街、巣鴨がシルバーの街といわれるなら、目白は「おとなの街」。

駅を降りてすぐに広がる景色も落ち着いていて、人ごみの中をすり抜けるようにして歩くイメージは全くありません。

高級住宅街といいますが安いスーパーもありますし、駅前には飲食店も多く入居しているショッピングセンターがあります。

駅とは地下道でつながっているので、天気が悪いときでも雨に濡れずに買い物をすることが出来ます。

治安の良さは抜群ですし、都心へのアクセスも良好なので通勤でのストレスもなし!

しかも街全体が落ち着いた雰囲気ですので、ゆっくりと2人の時間を楽しみたい人にはおすすめのエリアですよ。

6. 豊島区で1LDK賃貸を探す方法まとめ

豊島区はエリアによっても街の印象や暮らしやすさが違います。

マンション・アパート物件ともに多いので、いろいろな条件があったとしても理想の部屋が見つかりやすいのが豊島区の魅力です。

ただし豊島区は20~30代に人気があるエリアなので、気になる物件は早めにチェックするのがおすすめです。