1LDKにおすすめのソファーとレイアウト例

1人暮らしにも2人暮らしにも人気の1LDKで快適&おしゃれな空間にしてくれるのが「ソファ」の存在です。

でもソファは大型家具なので、選び方やレイアウト次第で部屋の雰囲気を台無しにしてしまうことも。

そこで今回は1LDKでおすすめのソファのサイズや種類、レイアウト例などをわかりやすく解説!

あなたのお部屋をオシャレに変身させるヒントをご紹介していきます。

 

1. 1LDKにおすすめのソファレイアウト例

1-1. L字型の1LDKのおすすめレイアウト

L字型の1LDKは、部屋の中に死角が出来てしまうのが悩みどころです。

メリットは「それぞれのスペースが独立していること」なのですが、デメリットに「ソファの置き場所に困る」があります。

L字型LDKのスタンダードレイアウトは「リビングダイニングの中央にソファ」です。

このレイアウトは、キッチン側のスペースが広い場合におすすめです。

細長いスペースをダイニングスペースにして、部屋の奥にダイニングスペースを置きます。

奥の壁側にテレビ台とテレビを置き、ソファはテレビと対面する位置に配置します。

そうするとソファがダイニングキッチンとリビングを仕切ってくれるので、スペースによって部屋の使い分けが出来ます。

キッチン側のスペースが狭い場合は、広いダイニングスペースに壁に沿ってソファを置きます。

この時にソファを壁から少し離して置くのがポイントです。

壁から少し離すことによって部屋に奥行き感が出ます。

さらにキッチンスペースに2人掛けのコンパクトなテーブルを置いてみましょう。

そうすると、限られたスペースでも使い方にメリハリがつきます。

ソファとキッチンのテーブルカラーを変えればさらにメリハリのある空間になりますし、全体のアイテムをそろえれば統一感のある空間になります。

1-2.  縦長LDKをスッキリ見せるソファレイアウト

縦長LDKで部屋の奥に窓がある場合は、テレビとソファは部屋の両サイドに置くのが一般的です。

ただし細長いスペースに「ソファ」「テレビ」「テーブル」を置くとなるとかなり狭くなります。

そこでこのような部屋の間取りの場合は、ソファをメインに考えるのがおすすめです。

まずはお気に入りのソファを配置します。

残りのスペースを有効に活用するために、テレビは壁付けにしてしまいましょう。

これでテレビボードが要らなくなりますので、床のスペースにゆとりが出てきます。

さらにソファにセットするテーブルをネストテーブルにします。

ネストテーブルはコンパクトに収納することが出来るうえに、来客があった時は広げれば接客テーブルとしても十分活用できます。

このようにソファ以外の家具を徹底してコンパクトに配置すれば、細長LDKでも奥行きのある広々した空間を演出することが出来ます。

1-3. 窓からの景色がお気に入りの1LDKのソファレイアウト

窓から見える景色が気に入っている1LDKなら、テレビを窓に配置するのがおすすめです。

もちろんソファはテレビに対面するようにレイアウトします。

このレイアウトなら、ソファでくつろぎながらテレビとお気に入りの景色を同時に楽しむことが出来ます。

このレイアウトでのポイントは「ソファの高さ」です。

お気に入りの窓からの景色をゆっくりと楽しめるように、高さの低いソファを選ぶのがおすすめです。

また高さを抑えることによって、キッチンからでもテレビを見ることが出来ます。

このレイアウトはゆとりのある暮らしを手に入れたい1人暮らしにおすすめです。

 

2. 狭い部屋を広く見せる!1LDKに最適なソファの種類とサイズの選び方

2-1. 何人掛けなのかによって違うソファサイズ

ソファのサイズは「何人掛けなのか」でサイズの目安も異なります。

一般的にソファで必要になる一人あたりのスペースは幅約600㎜です。

そのため1人掛けのソファの場合、スタンダードタイプのソファ幅は約800㎜が目安になります。

1人掛けのスタンダードタイプソファの幅をベースにその他のソファの幅の目安を考えてみると、2人掛けタイプで1,500~1,550㎜、3人掛けタイプで1,800~1,850㎜となります。

2-2. ソファの高さは「座面」と「背」にポイントあり

1LDKに置くソファは高さにもこだわるのがポイントです。

ソファの高さには「座面の高さ」と「背の高さ」の2つがあります。

ソファであぐらをかいたり横になってくつろぎたい場合は、座面の高さが低い方がしっくりきます。

ただし来客用としてソファを置くのであれば400㎜前後がおすすめです。

この座面の高さなら、座るときも立ち上がる時も体に負担がかかりにくいです。

さらにソファの背の高さですが、高さがある方がソファの存在感が際立つためデザインにこだわりがある場合はおすすめです。

ただし部屋の真ん中にソファを置く場合は、背が高いと視線を遮ってしまうため部屋が狭く見えてしまいます。

ですから1LDKでは背の低いソファを選ぶのがポイントです。

2-3. ソファ選びは奥行きもポイント

ソファの奥行きもくつろぎ度に深く関係します。

自由なスタイルでソファを楽しみたいのであれば、奥行きのあるソファを選ぶのがおすすめです。

またソファの奥行きはLDKスペースとも関係します。

狭いLDKに奥行きのあるソファを置くと、テレビやテレビボードを置くスペースがなくなってしまうこともあります。

ですので「ソファのくつろぎ度を優先する」または「部屋を広く見せることを優先する」のどちらを選ぶのかによってもソファの奥行きは変わってきます。

2-4. ゆとりの空間を目指すならリクライニングタイプ・ハイバックタイプもおすすめ

くつろぎ空間を演出するためのソファですから、くつろぎ度をさらにアップさせて極上の時間を過ごせるようにしたいと思いませんか?

そんな時におすすめなのが「リクライニングソファ」と「ハイバックソファ」です。

リクライニングソファは自由に角度を変えることが出来るタイプのソファです。

背もたれの角度を自由に変えることが出来るので、シーンによって角度を調整できるのがメリットです。

ハイバックソファは初めから背もたれに角度が付いているので、見た目の印象でソファ選びがしやすいのがポイントです。

またソファにオットマンをセットにすれば足を延ばしてくつろぐことが出来ます。

メインテーブルとは別にサイドテーブルを置くのもオシャレですね。

 

3. 1LDKにも最適なソファダイニングってなに?

ソファダイニングは、「ダイニングテーブルの機能を兼ね備えたソファ」のことです。

ソファテーブルにダイニングテーブルを置いてしまうと、LDK全体が大型家具でおおわれてしまいます。

この2つをおいても十分な広さがある場合は良いですが、横並びに配置しなければいけないような場合だとかなり狭さを感じます。

このような場合は、ダイニングテーブルを置かずにソファダイニングを置くと部屋全体がスッキリ見えます。

ダイニングテーブルのメリットは、「LDKの真ん中にソファを置いてもスッキリ見える」という点です。

ダイニングテーブルと比べてもソファの高さは低いですので、部屋の真ん中にソファを置いても視線が遮られることもありません。

また「食事を作る」「食事をする」「くつろぐ」といった生活動線がコンパクトにまとまっているので、暮らしやすさもアップします。

4. 1LDKにおすすめのソファー5選

4-1.カフェスタイル『ヴィンテージ風ソファ』

カフェスタイルのLDKを目指すなら、ヴィンテージ風のソファがおすすめです。

男前カフェを目指すなら、アイアンテイストのソファダイニングがおすすめです。

またホワイトカラーのヨーロッパ家具と同じくヨーロッパテイストの一人掛けヴィンテージソファを組み合わせれば、エレガントで華やかなLDKになります。

部屋全体をホワイトカラーで統一すると、さらにエレガントな雰囲気になります。

4-2. ブラウンレザーソファで『ウェスタンスタイル』

一点物のブラウンレザーソファが手に入ったなら、思い切ってウェスタンスタイルにチャレンジしてみて!

ブラウンレザーはアイアンフレームとの相性も良いですし、きちんとしすぎない方がオシャレに見えるので男性にもおすすめです。

ブラウンレザーソファはニューヨークスタイルにもなる!

ブラウンレザーソファは、シンプルなニューヨークスタイルとも相性が良いアイテムです。

本物の持つ存在感を楽しむのがニューヨークスタイルなので、シンプルなスタイルが好きな人におすすめです。

4-3. 洋室にあえて『和ソファ』

洋室のLDKに渋みのあるグリーンの和ソファを組み合わせると、和モダンの落ち着いた雰囲気を演出することが出来ます。

和の空間を演出したいのであれば、高さの低い和ソファがおすすめ。

ソファ以外の家具も高さを抑えると、全体的に広々とした空間が演出できます。

また和テイスト以外のアイテムと組み合わせるというのも、洋室LDKならではの楽しみ方です。

特にグリーンは北欧テイストとも相性が良いので、素材を重視した家具を集めると和ソファの魅力がさらに引き立ちます。

4-4. デニムソファで『カジュアルコーデ』

どんなテイストにもなじみやすいのが、デニムソファです。

カジュアルな雰囲気が好きな人には、いろいろなアイテムに合わせやすいデニムソファがピッタリです。

デニムといってもカラーバリエーションやデザインも豊富なので、ソファ次第でいろいろなアレンジが出来るのも魅力。

カラフルなクッションやラグマットを変えるだけで部屋の印象も変わるので、シーズンに合わせて模様替えを楽しみたい人にもおすすめです。

4-5. ジアンソファで『南国リゾート風』

ワンランク上の上質を目指したいのなら、アジアンソファで南国リゾート風にレイアウトするのもおすすめです。

ウォーターヒヤシンス製のアジアンソファを選ぶなら、ソファのマットとラグマット、さらにテーブルのカラーをブラウンに統一するのがおすすめです。

アクセントとしてカラフルなクッションをセットすれば、南国リゾート感がより一層引き立ちます。

さらにインテリアとして観葉植物を置くならヤシやモンステラ、シダ、バンブーなどがおすすめです。

大型の観葉植物ならインパクトが出ますし、小ぶりなものならアジアンテイストの小物入れと合わせて飾ると部屋全体にグリーンの差し色が入ってステキですよ。

 

5. 1LDKにおすすめのソファーとレイアウト例まとめ

1LDKのソファは、レイアウトも大切ですがソファ選びも大切です。

素材の種類だけでなくサイズやデザインによっても部屋の印象が変わります。

ただしソファは大型家具なので、部屋に1つ置くだけで存在感が出ます。

ですから選ぶときには部屋全体のインテリアとのバランスも考えてみてくださいね。