家賃9万円の賃貸は年収450万円の人たちに最適!初期費用や光熱費・生活費、おすすめの間取りを詳しく解説!

家賃9万円のマンションといえば、一人暮らしをしている方にとっては少し高く感じてしまうかもしれません。

学生や社会人の初めての一人暮らしとしては少し高い家賃となりますが、サラリーマンでも長年勤めてきた人であれば十分住むことができる物件でもあるでしょう。

今回はそんな家賃9万円の賃貸マンションに住んでいる人はどのような人たちなのか?

さらに初期費用や光熱費などの一人暮らしをしていくにあたって必要な費用にはどんなものがあるのかなど、家賃9万円物件について詳しくご紹介していきます!

1. 家賃9万の賃貸マンションは年収450万円の人たちに最適!

家賃は年収に比例しています。

というのも、毎月支払うことになるものですので、それに見合った収入があり、さらに生活費や光熱費などの諸々の費用を支払い生活して行けるかどうかが重要です。

そんな中家賃9万円台の物件であればどのような年収の人に最適なのでしょうか?

1-1. 賃貸選びの年収目安(最適家賃)とは?

そもそも年間の家賃の合計金額は、年収の25%以内に抑えることが最適と考えられています。

例えば、ボーダーラインでもある25%=4分の1が家賃の合計である9万円×12ヶ月=108万円にあたります。

そのため108万円×4倍=432万円がおおよその年収と考えられます。

その中から社会保険の費用などの毎月の差引額とボーナスなどを考えて、おおよそ450万円の年収があれば家賃9万円の物件には十分住むことができるでしょう。

もう少し節約して生活するのを避けたいのであれば、25%より大幅に減らして家賃の20%程度に収めても良いでしょう。

最適家賃を知った上で自分がどのような生活を送っていきたいのかを考え、家賃を考えていくことが大切です。

1-2. 家賃9万円に必要な手取りはいくら?

家賃を9万円の賃貸に住むのであれば先ほど450万円の年収が最適ということがわかりました。

では手取りにしてみるとどのぐらい必要なのでしょうか?

年間450万円というのはそのまま手取りの金額になるわけではありません。

毎月の給料から社会保険費や住民税などの諸々の費用が差し引きされます。

基本的には社会保険費というのは毎月の収入の14.22%であり、おおよそ64万円が社会保険費だけで差し引きされます。

さらに450万円ですと所得控除額がおおよそ140万円ほど発生します。

そこからさらに住民税や所得税が発生してしまいますので、年収の額面よりも差し引きされてしまう金額が意外にもたくさんあるというわけです。

そのため年収450万円であれば、手取りで計算してみると350万円程度と考えられます。

ボーナスを計算せずに毎月の月収を計算してみると、450万円÷12ヶ月=30万円前後です。

2. 家賃9万円の賃貸に住む場合の生活シミュレーション

では家賃9万円の賃貸に住む場合には具体的にはどのような費用が発生するのでしょうか?

生活シミュレーションをしてみましょう!

2-1. 初期費用

賃貸物件に住むにあたっては様々な初期費用が発生します。

具体的に発生する初期費用としては、敷金礼金、仲介手数料、日割り家賃、保険関係の費用など様々です。

中でも敷金礼金は発生しない物件もありますが、それら全てが発生すると考えて初期費用を計算していきましょう。

基本的に初期費用の相場としては、月々の家賃の4.5〜5ヶ月分と考えられています。

そのため家賃9万円であれば、45万円の初期費用が発生します。

仮に敷金礼金が発生しない物件に入居した場合には、敷金礼金とはそれぞれ9万円程度発生しますので、27万円程度に抑えることが可能です。

そのほかの保険費や仲介手数料に関しては、賃貸であれば必ず払わなければいけない費用ですので減らすことは難しいと考えましょう。

2-2. 電気・光熱費

生活していくにあたっては欠かすことのできない電気水道、ガスなどの料金が発生してきます。

光熱費もその地域や使った量によって値段が変わってきますが、基本的に相場は1万円ほどです。

中でも電気代に関しては、クーラーをよく使用する夏場は特に高くなる傾向があります。

電気のつけっぱなしをやめるなどの節約方法でもう少し抑えることは十分可能です。

2-3. その他の生活費

そのほかの生活費としては人によりけりですが、食費や通信費は必ずといっても良いほど発生してくる費用でしょう。

中でも食費は自炊をするか外食やコンビニ弁当ばかりになるかで大きく差が現れる費用でもあります。

一人暮らしであればどうしても時間の都合などで自炊をする時間が少なくなるかもしれません。

そのため社会人の一人暮らし平均としては月々4万円程度が食費の相場です。

学生であれば2万5千円が平均となり、時間がある分安い傾向にあります。

そしてスマートフォンやパソコンの普及により発生してくる通信費。

自宅にインターネット回線をつなぐのであれば必ず必要となってくるでしょう。

そんな通信費の平均相場は8千円円〜1万5千円程度です。

そしてインターネット回線の相場としては2千円〜4千円程度になります。

そのほかには交通費や交際費、習い事をしているのであれば教育娯楽費などが人によってそれぞれ発生します。

3. 家賃9万円、年収450万円なら、こんな間取りの賃貸がおすすめ!

では最後に東京都内の物件で、家賃9万円であればどのような間取りに住むことができるのかみていきましょう!

おすすめ賃貸情報

都内で希望の部屋を探すなら「賃貸情報サイトいえどき」がおすすめ!写真付きの詳しい物件情報を今すぐCheck!

・エアリーゼームス坂

JR京浜東北線の大井町駅から徒歩10分、京急本線青物横丁駅から徒歩5分に位置するマンションです。

品川や東京などの新幹線の止まる主要駅へのアクセスが非常に便利です。

そのため大井町エリアは特に人気の高い傾向にあります。

間取りは1Kで一人暮らしにとっては使いやすいものとなっています。

エントランスはしっかりとオートロックになっており、さらに24時間いつでも使える宅配ボックスも備えています。

近所にはコンビニエンスストアやスーパーマーケットなどの主要施設もしっかり揃っており、暮らしていく上でもかなり便利でしょう。

・ルーブル祐天寺

東急東横線の祐天寺駅から徒歩13分、東急田園都市線の三軒茶屋駅からは徒歩14分といった少し駅から離れたマンションです。

渋谷や新宿へのアクセスが便利なため、駅から遠いものの人気のマンションでもあります。

世田谷区ですので周りの環境も落ち着いており、住みやすいというメリットも。

間取りは9万円で1Kとなります。

一人暮らしであれば十分な広さですが、同居する場合には狭く思えるかもしれません。

ですがシステムキッチン付き、バストイレ別などの基本的な設備は整っているので一人暮らしにはオススメです。

都内で家賃9万円といったら1Kという少し狭目の間取りにはなってしまうものの、人気の高いエリアでも十分暮らしていくことが可能です。

江戸川区や葛飾区などの家賃の安いエリアですと、もう少し広い間取りのマンションもあります。

5. 家賃9万円の賃貸に最適な年収まとめ

今回は家賃9万の賃貸ではどのくらいの年収が必要なのか、また都内にはどのような間取りの物件があるのかなど詳しくご紹介していきました。

結論として450万円の年収の方であれば、家賃9万円の物件が適しており、十分暮らしていくこともできます。

家賃以外にも賃貸で生活していくには、初期費用から毎日の生活費がたくさん発生しますので本当にその家賃で良いのかということを具体的にシミュレーションして考えることが大切です。

是非今回のシミュレーションや間取りなどを参考にしてみてくださいね。