新宿区は子育てにおすすめの環境? 補助金・支援性などから治安状況までご紹介

新宿区内は子育てをしやすい場所なのか、周辺環境や子育て支援の充実度、待機児童数などのデータから解説をしています。

遊びのスポットや夜間・休日診療を行っている病院などの子育てをする上で必要になる実用的な情報も載せています。

歌舞伎町や東京都本庁舎がある新宿区は遊びやビジネスの街という印象が強く、どんなに利便性がよくても子育てをするには適していないという印象を持つ人が多いです。

しかし、実は新宿区は子育てに力を入れており、さまざまな支援があるなど子育てをしやすい環境が整っています。

ここでは新宿区の子育て環境について掘り下げ、知っておきたい情報をまとめています。

これから新宿区に住むことを検討している人はもちろん、すでに新宿区で子育てをしている人にも役立つ情報を載せていますので、ぜひお付き合いください。

新宿区の子育て環境の概要

ビジネス街や歓楽街がある新宿区は、仕事や遊びの街という印象が強いですよね。

しかし、そういった印象とは対照に子育て支援に力を入れており、特に共働きをしている世帯には暮らしやすい環境です。

病院や学校・大学も多いエリアなので安心して子どもを育てられるというのも嬉しいポイントではないでしょうか。

新宿区に引越しを考えている人や子育て支援のことをもっと知りたい人にむけて、新宿区の子育て環境について詳しく掘り下げていきます。

新宿区は共働きでも子育てしやすいエリア

新宿区は共働きをしている世帯が暮らしやすいというお話をしましたが、その理由は待機児童数の少なさにあります。

新宿区は東京23区の中で待機児童数が少ない方で、2017年度は27人で23区中2番目の少なさでした。

2018年にはさらに減って25人になっており、保育園に入れない!という状況になりにくい事がわかります。

また、基本とされている保育時間の前後で保育時間を延ばせる延長保育が96.1%の園で行われているので、仕事が長引いてお迎えが遅くなる場合でも安心です。

夜間保育を実施しているのは2園、休日(日曜日)保育を実施しているのは3園あります。

新宿区は比較的面積が小さい区なので、保育園や幼稚園が区全体的に満遍なくあるというのもポイントです。

働いていると送りやお迎えに時間を割きにくいので、通勤途中に寄れたり家の近くに預けられたりすると負担を大きく軽減できます。

こうした事情から新宿区は共働き世帯で子どもを預ける親類がいない場合でも子育てがしやすいエリアといえるでしょう。

(参照:https://www.hokatsunomikata.com/taiki_infos/6302#toc_4)

新宿区の子育て支援制度・助成金

新宿区には児童手当を始めとした子育てを支援するさまざまな制度や助成金があります。

いずれも申請しないと給付されなかったり、対象から漏れてしまったりするので受けることができる支援があれば早めに申請するようにしましょう。

一般的な子育て世帯に給付される児童手当は、厚生労働省が支給する「義務教育中の子どもがいる家庭への月額手当」です。

子どもの年齢によって支給額が異なるのが特徴です。

年齢 支給額
0歳~3歳未満 月額1万5,000円
3歳~中学校卒業 月額1万円
3人目以降の3歳~中学校卒業 月額1万5,000円

このようになっています。

ただし、一定の所得がある人がいると扶養している親族の数によって児童手当が支給されなくなります。

扶養親族数 所得制限
0人 622万円
1人 660万円
2人 698万円
3人 736万円

この所得制限は夫婦合算ではないので、夫婦共働きでこの金額を超えていても児童手当を受け取ることができます。

ここは勘違いしている人がとても多いので所得制限で児童手当の申請をしていない場合は念のため見直してみてくださいね。

ほかにはひとり親世帯や両親の内片方が病気などにより働けない世帯を対象とした「児童扶養手当」「児童育成手当」、障害を持つ児童がいる世帯を対象とした「障害福祉手当」「特別児童扶養手当」「重度心身障害者手当」もあります。

医療費についても支援があり、中学卒業までの子どもで健康保険に加入している場合は診療(基本的なもの)、入院食事代が無料になります。

乳幼児はちょっとしたことで発熱したり、体調を崩したりして診療を受ける回数が多いのでとても助かりますよね。

(参照:https://mansion-market.com/sapuri/shinjukuku_kosodate/)

新宿区の教育環境(幼稚園・保育園)

新宿区にはこども園や幼稚園・保育園など合計で50園以上の小学校入学前の子どもを対象とした園があります。

近年、幼稚園教育要領と保育園保育指針が見直されることになり、幼稚園と保育園の間での教育内容の差異は小さくなりました。

これにより、子どもが通う園の違いによって、就学前の教育に差が生まれにくくなっています。

私立の幼稚園にはそれぞれに個性があるため、方針を決めて小さいころから教育をしたい場合はそういった園を選ぶのもよいでしょう。

新宿区内の私立幼稚園は歴史ある園が多く、キリスト教に基づく教育を行っていたり、子どもの自由な発想を延ばす教育をしていたり、特色もさまざまです。

待機児童数も23区の中ではとても少ない方なので、園選びは比較的自由にできるのではないでしょうか。

新宿区は両親のライフスタイルや子どもの個性・好きなことに合わせて教育環境を整えやすいエリアといえます。

(参照:https://machimachi.com/articles/2017-12-27-201101-1749)

新宿区の病院・休日・夜間診療

新宿区には東京医科大学病院や慶應義塾大学病院、東京山手メディカルセンターなど多くの大病院があります。

大きな病院のほかにも、地域に密着した医院や中規模の入院もできる病院の数も多く、内科・小児科も多数あるので、どのエリアに住んでいても病院を見つけやすいでしょう。

また、救急以外で夜間診療や休日診療を行っている施設もあります。

■休日診療

施設名 新宿区医師会区民健康センター
診療科目 内科・小児科
診療日時 土曜日:17:00~22:00

日曜・祝日・年末年始:9:00~22:00

■夜間診療

施設名 国立国際医療研究センター
診療科目 小児科(満15歳以下)
診療日時 月曜~金曜日:19:00~22:00

いずれも電話にて事前連絡をしてから向かうようにしましょう。

ほかにも休日の歯科診療があったり、救急相談窓口があったりと医療関連は非常に整っている印象があります。

子どもに多い急な発熱や体調不良の時、虫歯が痛んだ時などもすぐに対応してもらいやすいのは子育てをする上ではとても大きな安心になりますよね。

(参照:https://www.city.shinjuku.lg.jp/fukushi/file02_02_00004.html)

(参照:https://byoinnavi.jp/tokyo/shinjukuku/000)

新宿区の治安

新宿区の治安は東京23区の中ではあまりよい方ではありません。

日本一の歓楽街である歌舞伎町を抱えているというのが大きく、外国人も多いことから大小合わせてさまざまな犯罪が起きやすいエリアです。

新宿区は新宿・牛込・戸塚・四谷の4つのエリアに分けられますが、やはりその中でも新宿エリアの事件発生数は飛びぬけて高くなっています。

最も低い牛込エリアが892件であるのに対し、新宿エリアは4,637件の事件発生数というデータもあります。

新宿エリアではとくにスリやひったくりの件数が多く、空き巣・暴行も少なくないので普通に暮らしているだけでも事件に巻き込まれてしまうリスクが高い事が分かります。

しかし、これは新宿エリアの特に駅近くや歌舞伎町周辺に偏って事件が多く発生しているということになり、それ以外のエリアの事件発生率はそこまで高くないということの現れです。

子育てをする場合にはこうした危険なエリアを避け、牛込エリアや四谷エリアを選べば安心して暮らすことができます。

子育てをする場合は周辺の治安はもちろん、子どもが1人で歩くことになる通学路や遊びに使う道路の安全性なども考慮してみると更に安心感が増すので、これから引越しを考えている人は治安+周辺環境にも目を向けてみるとよいでしょう。

(参照:https://mansionmarket-lab.com/tokyo-security-shinjuku)

新宿区の周辺環境・おでかけスポット

新宿区は歓楽街・ビジネス街のイメージが強いですが、新宿駅周辺を離れると意外と緑が多い区でもあります。

新宿御苑や花園神社はもちろんですが、住宅が多いエリアに行くと広くてのんびりと散歩やランニングを楽しめる環境も整っています。

エリアによって大きく表情を変えるのが新宿区なので、実際に足を運んでみると「ここも新宿区なの?」と驚くことも少なくありません。

そんな新宿区にはおでかけや遊びのスポットが数多くあります。子どもと一緒に遊ぶ時におすすめのスポットをいくつかご紹介します。

■東京おもちゃ美術館

赤ちゃんを対象とした木のおもちゃがあるエリアや、各種ゲームがあるエリアに分かれており、子どもの年齢を問わずに遊ぶことができます。

おもちゃを作る体験コーナーもあるので、ものづくりが好きな子どもには特におすすめです。

■手裏剣道場 新宿忍者からくり屋敷

歌舞伎町にある数少ない子どもが遊べる施設で、忍者屋敷の中で忍術や手裏剣などを体験できたり、記念撮影をしたりして楽しむことができます。

SNS映えしますし、体を動かすことが好きな家族全員で楽しむことができます。

■新宿御苑

緑がいっぱいのとても広い敷地内で思い切り遊ぶことができます。

子ども連れへの配慮がされており、おむつ替えができる場所もあるので赤ちゃんがいても安心です。

植物園や手入れされた数々の花を楽しむこともできる自然に触れられるスポットです。

ほかにも「消防博物館」「明治神宮野球場」「東京都本庁舎(都庁)」なども子どもと一緒に楽しめる場所です。

東京都本庁舎の展望室には無料で入ることができ、202mの高さから東京を一望できます。

子どもなら間違いなく喜ぶ場所ですよね。

新宿区はどこに行くにもアクセスがよいので、隣の渋谷区・港区にも行きやすくおでかけスポットに困ることはまずなさそうです。

新宿区の子育て環境まとめ

新宿区での子育ては共働き世帯やひとり親世帯にもよい環境が整っており、23区の中では子育てがしやすいエリアだと言えます。

待機児童数が少ないので保育園に入れなくて困ってしまう状況になりにくいのは、特に子育てをする上では大きいのではないでしょうか?

ですが、やはり新宿区は家賃や物価が全体的に高く、中心部に行くほどに節約した生活がしにくい環境です。

子どもの将来のための貯金や静かな環境でのびのびとした成長を考える場合は、中心部からは離れたエリアを選ぶのがおすすめです。

住宅が多い地域は安いスーパーがあったり、公園も点在していたりするので、利便性を兼ね備えた豊かな子育てができるはずです。

おすすめの記事