 
										部屋数にばかり目を取られていて、他のことは考えずに契約してしまったときに、問題になるのが、「エアコン」ではないでしょうか。
比較的多いケースとしては、3LDKを借りたら、日当たりは南向きで最高の物件なのですが、エアコンが1基しかなくて、真ん中の部屋には設置されていないので、部屋の温度を一定に保つことが出来ずに、温度管理に苦労してしまうことがあります。
その部屋にエアコンを設置すれば、問題は全て解決するのですが、エアコンの設置は意外と簡単にはいかないものです。
なぜなら室外機付きのエアコンであれば、室外機を置く場所が確保できるかどうか、更には新たな穴を開けなければならない場合等には、マンションの賃貸借契約書にその行為が可能かどうかをチェックする必要がでてきますし、退去時には、原状回復費用を請求される可能性があります。
場合によっては、エアコンの設置自体が不可能なお部屋も存在します。
そういう場合にどうすれば、快適に毎日をすごすことができるでしょうか。
ということで、今回は、真ん中の部屋にエアコンを設置する方法と設置できない場合に真ん中の部屋を快適にする方法をお教えします。
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1. マンションの真ん中の部屋にエアコンを設置する方法
「他の部屋にはエアコンが付いていたのだから、他の部屋にも付けて問題ない。」というのは危険な考え方になる可能性があります。
基本的には、エアコンを設置する等の造作行為は、室内機を設置するために壁に穴を開ける等の物件を傷つける行為が行われることになります。
そのような行為を大家さんや管理会社に無断で行えば、契約違反となる可能性があります。
最悪の場合には、契約解除になってしまうこともゼロではありません。
という点からも、エアコンを設置する際には、必ず大家さんや物件管理者の承諾を得るようにしましょう。
次に、エアコンを設置する際に注意していただきたいのが、室外機の設置場所になります。
エアコンの室外機はそこそこの大きさです。
そして、水平に取り付けし、通気スペースを確保しなければなりませんし、雨や直射日光を避ける必要があります。
更には、あまりにも室内機との距離が離れすぎるとエアコンのマックスの性能を引き出すことができなくなってしまう可能性が否定できなくなります。
賃貸マンションで考えた場合に比較的多いケースとしては、重ねて設置することではないでしょうか。
ただし、その場合には、下に設置されている室外機は上方向への通気が制限されてしまうことになりますので、多少のパワーダウンや電気代の高騰は頭の片隅で構わないので、イメージしておいてください。
2. エアコンが設置できない場合はどうする?真ん中の部屋を快適にする手段
比較的新しめの物件であれば、基本的には真ん中の部屋にエアコンを設置することは可能です。
しかしながら、築年数がある程度経過している物件に関しては注意が必要です。
物件によっては、エアコンの設置場所が限られていたり、エアコンの設置自体ができない物件も存在します。
ではその場合には、いったいどうすればよいのでしょうか。
まず最初に提案したいのが、暑さ対策としては、窓用エアコン(ウインドウエアコンと呼ばれることも有ります。)です。
一番の特徴は、室外機と室内機が一体化しているため、室外機を置く場所を確保しなくても良いことです。
ですので、室外機を置く場所がないからであったり、穴を開けることが契約上できないという理由で、真ん中の部屋にエアコンを設置することを諦めていた方にとってはベストな選択肢になるのではないでしょうか。
その他のメリットとしては、自分で比較的簡単に取り外すことが可能です。
更には、通常の室外機付きのエアコンに比べれば、比較的安価で手に入れることができます。
逆にデメリットとしては、室外機付きのエアコンのパワーとくらべてしまうと見劣ることになるでしょう。
そして、室外機と室内機が一体化しているということは、「音」が気になる方もでてくるかもしれません。
音に関してですが、イメージとしては、扇風機の「強」程度といわれています。
ですので、今まで暑さ対策として扇風機を使っていた方であれば、あまり気にする必要はないのかもしれません。
最後に、もちろん窓用エアコンということですから、窓は必要になります。
そして、ある程度の大きさが求められます。
具体的には、部屋の窓の開き幅が47cm以上であることや窓の高さが78~190cmであること等が求められます。
メーカーによって多少の差はありますので、ご購入の際には、窓の大きさをきちんと調べた上で、店員さんに相談することをお勧めいたします。
次に、窓用エアコン以外で真ん中の部屋を快適に過ごす方法を考えていきます。
古典的な方法で、一番ベタな方法かもしれませんが、「窓を開ける」ことをお勧めいたします。
それも、真ん中の部屋だけではなく、空けることが出来る窓は全部開けてしまいましょう。
風が抜けることが出来る道は多ければ多いほうが良いです。
もし可能であれば、ドアも開けてしまいましょう。
そのときに、防犯的に不安であれば、玄関用の鍵のついた網戸を設置するのも一つの方法としてはありではないでしょうか。
それでも、まだ足りないときには、換気扇も回しましょう。
換気扇は強制的に風の流れを作ることが出来ますので、部屋内の空気を滞留しないようにしてくれます。
風通しをよくするためにも、部屋の中のものは少ないほうがベターです。
この機会に、一気の断舎利ができれば、一石二鳥です。
風がない場合には、文明の利器に頼ります。
扇風機で空気の道を強制的に作ってあげましょう。
その際には、1台だけに頼るよりも、2台以上設置することをお勧めいたします。
設置場所もいろいろと動かしてみて、あなたの部屋にとって、ベストなポジションを見つけて下さい。
暑さの原因としては、「日差し」も強敵ではないでしょうか。
日差しを遮るためにも、遮熱カーテンやすだれを友好的に使いましょう。
上手く使うことができれば、部屋のオシャレにも一役買ってくれます。
あとは、思い切って部屋自体を夏仕様にしてみるのも良いのではないでしょうか。
例えば、カーテンやカバー等をブルー系やグリーン系にしてみるのはいかがでしょうか。
爽やかな色彩を目にすることで、脳に涼しい印象を与えることができます。
朝起きたときや帰ってきたときに、自分自身も爽やかな気持ちになれます。
次の方法としては、部屋ではなく、自分自身を冷やす方法です。
もしかしたら、学生のときに経験したことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、体育の授業終わり等に手首に冷水を当てて、暑さをマシにしていませんでしたか。
人間の身体には、たくさんの血管が通っています。
そして、全身を巡っています。
ですので、太い血管を冷やすことにより、冷やされた血液が全身を巡り、身体が冷やされます。
この方法は、室内だけでなく熱中症対策としても有効です。
太い血管は、他にも首筋やわきの下などにもありますので、室内にいるのであれば、水シャワーを浴びるのも良いかもしれません。
3. まとめ
いかがだったでしょうか。
みなさんの物件は真ん中の部屋にエアコンを設置することができる物件でしたか。
過去に私が借りた部屋の中には、真ん中の部屋にエアコンを設置することができない物件もいくつかはありました。
ですので、毎日を快適に過ごすために、いろいろと考えて、試しています。
エアコンが設置できないからといって、嘆く必要はありません。
昔に比べれば安くなったとはいえ、今でもまあまあの電気代がかかります。
アイデアで快適に過ごし、そして、節約し、貯まったお金で違う楽しみを見つけることもおもしろいのではないでしょうか。
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