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1. 内見から契約までの流れ

賃貸情報サイトから、良いなと思ったお部屋を選択し、不動産仲介会社に内見や空室の確認の連絡をします。

最新の空室状況を教えてもらい、希望のお部屋の内見をし、特に問題なく入居をしたい!と思ったら、申込をし、審査を経て契約となります。

その部分の流れを、簡単に確認しておきましょう。

1-1. 入居申込書を記入・本人確認書類の提出

内見後、最初にするのが「入居申込書」の記入です。

氏名・現住所のほか、現在の職業・勤務先や雇用形態、年収など様々な項目を記入します。

記入する内容として以下が主になっています。

契約者情報

  • 氏名/かな
  • 生年月日
  • 年齢
  • 現住所
  • 自宅番号
  • 携帯番号
  • 本籍地(国単位)
  • 勤務先
  • 勤務先番号
  • 勤務先所在地
  • 業種
  • 年商
  • 設立年月日
  • 社員数
  • 勤続年数
  • 配属部署
  • 役職
  • 年収
  • 引っ越し理由

入居者(複数名の場合は皆様)情報

  • 氏名/かな
  • 生年月日
  • 年齢
  • 現住所
  • 自宅番号
  • 携帯番号
  • 本籍地(国単位)
  • 勤務先
  • 勤務先番号
  • 勤務先所在地

連帯保証人情報(緊急連絡先情報)

  • 氏名/かな
  • 生年月日
  • 年齢
  • 現住所
  • 自宅番号
  • 携帯番号
  • 本籍地(国単位)
  • 勤務先
  • 勤務先番号
  • 勤務先所在地
  • 業種
  • 年商
  • 設立年月日
  • 社員数
  • 勤続年数
  • 配属部署
  • 役職
  • 年収

結構たくさん記入することがありますので、内見&申込をする前に連帯保証人になってもらう方の生年月日や電話番号を確認しておくとスムーズですよ。

本人確認書類は免許証・保険証ですが、収入の証明として源泉徴収票や確定申告書を求められることもあります。

連帯保証人も同様です。

1-2. 貸主による審査

申込書の情報をもとに、大家さん・不動産管理会社は申込者と連帯保証人が毎月の家賃の支払い能力があるか、社会的に信用できる方であるかを判断する審査を行います。

1-3. 連帯保証人の同意

契約に至るまでに前もって必要なのが、連帯保証人となる方への意思確認です。

単身者ですと、親や兄弟姉妹に連帯保証人となってもらう場合がほとんどです。

借主がなんらかの理由で家賃が支払えなくなったとき、請求先は連帯保証人となります。

万が一の場合に備えて、必ず前もって同意を得ておいてください。

契約前に連帯保証人に、不動産管理会社から入居と連帯保証人の確認の電話が入りますので、こちらも併せて知らせておきましょう。

そして印鑑証明書が必要だと伝えておくことも大切です。

1-4. 重要事項説明(契約書に署名捺印)

審査を通過し、契約開始日が決まったら、いよいよ契約書にサインをする日が来ます。

契約書のサインと共に、最終の確認となるのが重要事項説明です。

ここでは不動産仲介会社の店舗または管理会社にて、宅地建物取引主任者から重要事項説明を受けます。

特に理解しておくべきなのが、以下の通りです。

  1. 賃料、更新料、更新手数料、保証料、敷金返還など金銭に関するルール
  2. 禁止事項(事務所や商業目的での利用、ペット、ルームシェア、楽器演奏など禁止事項)
  3. 契約期間内での退去に関するルール(退去予告の時期、賃料の支払いなど)
  4. 設備の取り扱いについて(前の住人が取り付けていったものなど)
  5. 部屋や共用部の設備に何かあった際の連絡先

上に挙げたものは一例であり、その場で重要事項説明を聞いただけでは頭に入りきらないことも多いでしょう。

しかし入居後に問題が起こったとき「忘れていた」「知らなかった」では済まされません。

気になることがあれば、不動産仲介会社の担当者に、前もって契約書と重要事項説明の内容を見せてもらうようお願いしましょう。

よほど日程が差し迫った契約でない限り、多少の余裕を持って用意してくれるものです。

重要事項説明は、簡単に言えば借主と貸主で最後の意思確認となり、そこでは物件や契約内容の詳細を一つ一つ確認していきます。

ここで住民票、銀行印、印鑑証明などを持ち物として挙げられることがあります。

準備すべき書類は、大家さんや不動産管理会社によって、そして契約者によって違いがあります。

申込時に不動産仲介会社の担当から、審査のために用意するものを教えてもらえますし、審査通過後は契約時に用意するものを教えてもらえるので、忘れないようにしましょう。

用意ができないと契約書に署名捺印が済み契約日が過ぎていても、鍵がもらえないことがあります!

1-5. 入居日前日は鍵をもらえる

早くて契約開始日前日に不動産仲介業者(または管理会社)から鍵がもらえます。

しかし、鍵がもらえるからといって、荷物を運び入れたりはできません。

契約開始日も保険の開始もされていないので、まだ自分の部屋ではありません。

契約開始前日以降であれば、重要事項説明、契約書への署名捺印、鍵の受け渡しが一度に行われることもあります。

2. その部屋で本当に大丈夫?確認すべき内見時のチェックポイント

ここからは、内見時のチェックポイントを改めて確認していきます。

入居後に後悔することがないように、しっかりと頭に入れて内見にのぞみましょう。

2-1. 室内の様子

内見で最低限見ておくべきなのが、以下の点です。

① 日当たりの良し悪し

時間帯によるが、元々の方角もしくは目の前の建物(建設中も含む)によって日光が遮られてしまう可能性がないか。

逆に西日が強すぎるといったことがないか。

② 部屋の間取り

不動産会社からあらかじめ渡された部屋の図面と、実際の部屋の間取りに相違点はないか(図面にはあるはずの窓が実際にはなかったなど)。

③ 水回り

匂いやカビ、虫などが発生していないか。

長く空室になっていたら下水が臭うこともあるので、不動産仲介会社の担当にその場で確認しましょう。

④ 通信環境

携帯電話の電波やインターネットの接続に支障はないか。

また、コンセントの位置や種類は手持ちのものに対応可能かどうか。

⑤ 室内各所の採寸

洗濯機、冷蔵庫など大型家電の設置場所、各所の入り口の幅などを採寸し、手持ちのものが設置また搬入可能か。

ドラム式洗濯機の普及により、洗濯パンの大きさが合わないことも多々あるようになりました。

2-2. 共用部を観察して住んでいる住民層がわかる

せっかく部屋そのものを気に入っても、住人同士のトラブルに巻き込まれては台無しですよね。

快適な住環境を保てるかどうかは、他の住人次第ともいえます。

内見では、室内の状態だけでなく物件の住民層が垣間見える貴重なチャンスです。

そのためにも、物件の共有スペースの様子をチェックしておきましょう。

① ゴミ集積所

分別の仕方や曜日など、ゴミ出しのルールは守られているか?きちんと整理されているか?

ゴミの出し方ひとつで他の住民はどんな人たちなのかわかるものです。

② 駐輪場

自転車やバイクは整然と停められているか?

③ エレベーター、廊下

落書きはないか?ガムの吐き捨てや、タバコの吸い殻は落ちていないか?玄関先を荷物で占領している部屋はないか?

このように室外の共有スペースを見れば、住人の気質を垣間見れることが多くあります。

ちなみに内見の多くは日中に行われますが、より住民層の「素性」に近づくのであれば、夜(18〜20時ごろ)の内見も対応可能であるか、不動産仲介会社の担当者に確認してみましょう。

住人ではありませんが、内見は物件のオーナーと対面できる機会があるかもしれません。

実際に話してみて感じの良い人であるか、質問にきちんと対応してくれるか、いざとなったときに信頼できる人であるかを見極めることも重要かもしれません。

2-3. 周辺環境がわかる

内見の対象となるのは、文字通り物件の内部です。

しかし住環境という意味では、物件の周辺の地域ももちろん含まれます。

気に入った物件に出会えたにも関わらず、いざ入居すると周りの環境に悩むことになった…という声もしばしば聞きます。

そういった事態を防ぐためにも、内見のついでに以下の点も確認しておくと良いでしょう。

① 周囲の騒音

物件の近くに交通量の多い道路はないか?

近くの住宅で大きな音を出す住民はいないか?

近隣に飲食店がある場合、客の声が聞こえてこないか?

② 通学・通勤路の治安

特に女性の一人暮らしの場合は、夜の帰り道は治安の面で心細く、不安な面も多いですよね。

もし余裕があれば、入居したなら毎日通るであろう最寄駅から物件までの帰り道を、帰宅時間に合わせて歩いてみましょう。

道は明るいか?人通りはあるか?飲み屋街が近い場合、酔っ払いの溜まり場になっていないか?いざとなったときに駆けこめる交番やコンビニなどの店舗は点在しているか?など、事前にシミュレーションしておくと、入居後の安心感も違います。

③ 地域の利便性

ネットショッピングが隆盛の今でも、やはり手近にスーパーやコンビニが必要です。

また人によっては、帰宅後の自炊もままならないこともあるでしょう。

そのため定食屋や、お弁当・お惣菜屋さんなどお手軽におかずを買えるお店などが近くにあるか確認しておくと安心ですね。

また一人暮らしだと、体調を崩したとき非常に心細いものです。

体に異変を感じたらすぐに処置できるよう、近隣にドラッグストアや医療機関があるかも確認しておきましょう。

3. 内見せずに契約するのは危険!例えるなら

お部屋探しをしている方の中には非常に忙しく、不動産会社に出向く余裕すらない人も多いでしょう。

その中には「内見に行く時間がもったいない」「内部の写真さえ確認できればいい。」「賃貸だし、永住するわけではない」と思う方も少なくないかもしれません。

内見は必須ではありません。

しかし「内見=お見合い」という図式を想像してみてください。

お見合い相手のプロフィールだけ受け取り、生身の相手と対面することなく「この人と結婚する!」と決めるのは大変危険ですよね。

お部屋探しでの内見についても、同じことが言えるのです。

しっかり相手(物件)の長所・短所を知った上で、快適な暮らしが手に入るように検討を経て入居契約をしましょう。

4. 内見後の契約手続きに必要な書類まとめ

ここでは、申込から契約手続きまでに必要な書類を取り上げていきます。

書類によっては、入手するまでに数日かかる場合があるので、余裕をもって準備を進めていきましょう。

  • 申込者本人(と同居人)の本人確認書類(免許証や保険証・パスポートなど)
  • 申込者本人の収入証明書(源泉徴収票や確定申告書など)
  • 申込者本人(と同居人)の住民票、印鑑、印鑑証明書
  • 連帯保証人の本人確認書類(免許証や保険証・パスポートなど)
  • 連帯保証人の収入証明書(源泉徴収票や確定申告書など)
  • 連帯保証人の承諾書、印鑑、印鑑証明書

まず入居申込者本人の書類ですが、印鑑証明や住民票の発行のために、役所や銀行の窓口に出向くことになります。

基本的に窓口は平日しか開いておらず、また混んでいれば待ち時間も長くなります。そのため、仕事を休まざるを得ない人も多いのです。

休んでも支障がないよう、前もって予定を調整しておく必要があります。

多少時間はかかっても郵送で取り寄せることもできますので、どちらが良いか仕事と時間と相談してください。

次に連帯保証人に関する書類ですが、承諾書は本人直筆が必須です。

近くに住んでいれば問題ありませんが、遠方の場合は郵送でのやり取りになります。

また印鑑など証明書の発行にも時間を要することがあります。

スムーズな手続きのためにも、記入漏れや郵送し忘れがないよう、双方で注意しましょう。

5. 契約から引き渡しまでの流れ

無事に契約を終え、いよいよ新居への引っ越しが近づいてきます。しかしここからが踏ん張りどころ!まだまだやることはたくさんあるのです。

ここでは、契約成立から新居に入居するまでに必要な手続きを確認し、流れを押さえておきましょう。

5-1. 引き渡しまでに最低限やることリスト

  1. 現在の住居での荷造り、掃除
  2. ガス、電力各社、水道局への連絡(新居でのガスの開栓は、立会いが必要なのでスケジュールに注意)
  3. 転入/転出届の手続き
  4. 郵便局での郵送物転送の手続き
  5. 携帯電話、インターネット、ケーブルテレビなど通信会社での住所変更(または解約、開設)手続き

以上が引き渡しに向け、最低限必要な手続きになります。

手続きによっては完了まで数日かかったり、契約者本人による立会いが必須だったり…人によっては仕事を休む必要もあるでしょう。

仕事に極力支障をきたさないためにも、手続きには余裕をもって効率的に行うことが大切です。

6. 内見から契約、入居日までの必要期間

最後に、内見から引き渡しまでの必要期間に触れておきましょう。

希望物件での内見が終わり、入居申込書の記入をスタートとします。

ここから審査に2〜3日かかりますが、審査書類の提出の具合にもよるので、一概に言い切れません。

これらが滞りなく遂行された場合、「即入居可」の物件なら、一週間あれば引き渡しを完了することができます。

また「○月○日退去予定」という形で入居者募集されている物件の場合、現住人が退去するまで内見をすることができません。

退去後にクリーニングが入りますので、引越しを急ぐ場合は注意が必要です。

希望する物件の入居可能日と、引っ越し期日を照らし合わせて計画的に進めましょう。

どんな状況であっても、バタバタと慌ただしい引っ越しは、申込者本人だけでなく大家さん・不動産管理会社にも負担になります。

両者ともに気持ちよくやり取りを進めるためにも、余裕あるスケジュールでお部屋探しをしましょう。

それでも日程が厳しい場合は不動産仲介会社の担当にしっかり相談し、うまく進めてもらうように取り計らってもらいましょう。

不動産仲介会社の担当が頼りない場合は、複数の不動産仲介会社とのやりとりをすることを考えてください。

スケジュール通りに行くか行かないか、不動産仲介会社の担当次第であることも大いにあります。

7. まとめ

内見から契約に至るまでにはいくつかの手順があり、どれも慎重にしっかりと進めていく必要があります。

お部屋探しのスケジュールに余裕をもって、新生活を円滑にスタートさせましょう。