マンションドア

不動産を賃貸したり、購入したりする際には、内見を行うことが大切です。

事前に内見することで物件の生の情報を知ることができます。

今回はそんな内見のポイントについて紹介します。

 

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1. 【不動産内見チェックポイント】内見までに準備、確認しておくこと

1-1. 物件の間取り図は入手しておく

内見では物件の間取りを確認します。

そのために事前に不動産業者に間取り図をもらえるように依頼しましょう。

1-2. 持ち物準備を行う

内見では、自分がその部屋に住んで理想の生活が送れるかをチェックします。

そのためには筆記具やカメラ、水平器など部屋をチェックするための道具を事前に準備しておきましょう。

1-3. 内見時間を確認

内見はじっくり行い、細かな部分まで確認すべきです。

内見にどの程度時間がもらえるか、確認してください。

基本的に1部屋1時間を目安で案内をしてくれますが、何件も回る時は1部屋を1部屋を急ぐ可能性があります。

また、事前に写真撮影することや、様々な点を確認したいという旨を担当者に伝えておくとスムーズに現地で確認作業が可能です。

その部屋で抑えるべきポイントを不動産会社の担当者さんと一緒に確認しておきましょう。

2. 【不動産内見チェックポイント】当日持って行くもの

2-1. 筆記用具・メモ用紙

物件の気になったことや、担当者さんの説明をメモするようにしましょう。

しっかりと記録に残しておくことで、後々のトラブルを防止することが可能です。

2-2. 間取り図

実際の物件と図面の間取りが同じで、自分の想像する家具配置が出来るかどうか確認するために必要です。

間取り図は事前に入手して、当日に部屋の確認、家具の設置のための通路幅など先の見通しを立てられるようにしておくと良いでしょう。

2-3. カメラ

デジタルカメラやスマートフォンで室内の写真撮影を行いましょう。

気になる点や、後で問題になりそうな部分を撮影して記録に残しておくと良いでしょう。

断られることはないはずですが、念のため不動産業者に写真を撮る許可を取るようにしましょう。

2-4. メジャー

間取り図などの図面には、おおよその広さしか記載されていません。

細かな点はメジャーで測定しておきましょう。

例えば今自分が住んでいる場所で使用している家具や家電がそのまま使えるかは、事前に計測して確認しておく必要があります。

遠慮せず、事情を話をして計測させてもらうと良いでしょう。

2-5. ビー玉又は、水平器アプリ

床が水平かどうか確認しましょう。

床が傾いているとめまい、吐き気などの体調不良にも繋がる恐れがあります。

部屋の立て付けで、雨漏り等の物件の不具合にも起因しますから、ビー玉やスマホの水平器アプリで確認しましょう。

3. 【不動産内見チェックポイント】内見時にチェックすべきポイント

不動産の内見をするときに準備、確認しておくべきポイントは、新築と中古でそれぞれ異なります。

各ポイントは次の通りとなっています。

3-1. 間取りの確認

物件の間取り確認は必ず行いましょう。

ホームページや物件情報に書類に細かな間取り図がありますから、現地でそれらと照らし合わせましょう。

部屋の間取りによっては、自分の理想とする生活が送れない可能性もありますから、注意して確認すると良いでしょう。

もし実際に間取りが異なる場合は、必ずその場で担当者さんと確認をおこなってください。

間取りは居住にあたり、基本的で重要な要素です。

しかし、通常は間取り図が間違っており現状が最優先されますし、設備は整備未着手の場合があります。

担当者さんからの適切な弁解がなければ、契約自体を考え直すことも検討すべき言えます。

間取りの確認ポイントとして以下があります。

① 間取り図が反転していないか

不動産屋さんの持っている間取り図は建築用の精密な図面ではありません。

そのため、間違っていることも多々あります。

例えば、記載されている内容で、反転しているものがないか、窓の位置はあっているかなどチェックします。

② 比率は正確か?

間取り図は正確な長さや比率で書かれていないことがほとんどです。

理想は自分が計測したものと寸法の比率も確認すると良いでしょう。

そもそもきちんと長さを図って精密に作られている間取りはそんなに多くないと思われます。

③ 設備の有無

間取り図はあくまでイメージ図です。

特に収納や収納扉は間違って書かれていることが多いので、こういった設備がきちんと記載と一致しているか確認しましょう。

引き戸なのに観音開きに書かれていたり、ドアの開閉が逆だったりします。

大きな家具をお持ちでしたら内見時に必ずメジャーを持って行くことをおススメします。

3-2. 床や壁が傾いていないか

居住にするにあたって床や壁が傾いていないかは大切です。

特に物件の購入の検討であれば、契約の解除や損害賠償請求に繋がる事案にもなり得ます。

床だけが波打っているのであれば補修可能ですが、物件そのものが傾いている場合は手の打ちようがありません。

水平器やビー玉等で確認してみると良いでしょう。

3-3. 備え付け家具等の具合について

家具が備え付けられている場合、正常に使用可能か確認しましょう。

特に賃貸で冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機、食洗器などがサービスでレンタル可能な物件も増えていますが、入居後不具合があると生活に影響がでるため、入居前にも確認しておくと良いでしょう。

よくあるのがはめ込み型の洗濯機が故障し、洗濯ができない…という事があります。

修理までに時間がかかり、コインランドリーを使うよう言われると思いますが、修理できない型番等の場合、新しい洗濯機の取り寄せからになりますので、正常な状態になるまでに予想より大幅に時間がかかることがあります。

また、最悪な自体を想像すれば、そこにちょうど入る大きさの洗濯機がなく、修繕工事が入る…なんてことも。

レンタルはすぐに変えてくれますが、備え付けの場合はなにかあるとちょっとめんどくさくなる可能性があることを念頭においてくださいね。

3-4. 水回りの確認

水回りについては、トイレ、シャワーや台所、洗面台の水道に問題がないか確認しましょう。

妙に水圧が弱かったり、水の出が悪ければ入居後に不便な思いをすることになります。

中古物件であれば、前述した内容に加えて、次のようなポイントも確認しましょう。

古い物件の購入検討は注意!物件の傷み具合を知ろう

物件が古く、傷んでいる場合は注意が必要です。

内見では、主にドアの開閉や天井、壁、床など正常に機能しているかを確認しましょう。

あまりに、古く老朽化している物件を購入検討している場合、購入後に大規模なリフォームが必要となる場合もあります。

ドアが古ければ防犯上の問題があります。

天井は雨漏りや災害時の問題が生じます。

床のきしみや歪みは室内での転倒など、子どもやお年寄りのケガに繋がります。

但し、中古物件のチェックは素人が見てもわからないことが多々あります。

床下や小屋裏などは、プロに確認してもらうのが得策です。

小屋裏であれば、雨漏りが原因の腐食、破損がないかを確かめてもらいます。

床下であれば、亀裂、白アリ、カビなどをチェックしてもらいます。

住宅診断は民間の検査機に依頼して数万円で調査してもらうことが可能です。

プロが内見に同行して、アドバイスをくれるサービスもあり、現在利用者が増えています。

4. 【不動産内見チェックポイント】チェックリストがダウンロードできるサイト

SUUMO
https://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/chukoikkodate/ck_sagashi/c0twn118/2/

東京apart
https://tokyo-apart.jp/preview-557/

東急リバブル
https://www.livable.co.jp/chintai/plus/advice31.html

イエステーション賃貸館
http://www.seiwa-l.co.jp/firstmove3.html

お部屋探しはいい部屋ネット
http://www.eheya.net/useful/manual/sheet.html

5. まとめ

不動産の物件選びでは、内見を必ず行いましょう。

内見をすることでその後のトラブルを防ぐことができます。

内見をスムーズに行うためには、事前準備が大切です。

間取り図の入手、内見の予約、持ち物準備、内見時間の確認は忘れずに行いましょう。

また、実際の内見でも、間取り確認、床や壁が傾いていないか、備え付け家具等の具合、水回りの確認など、その他物件自体の傷み具合や専門知識を要する内容もあります。

そのような場合は、ホームインスペクター等の専門家に住宅の診断をしてもらい、物件選びの判断基準をプロに確認するのも一つの方法です。

特に中古物件であれば、隠れた瑕疵が存在している可能性も考えられます。

入居後に雨漏りや床の歪、傾きが発覚しては、大変なトラブルとなりますから、内見で十分に確認しておく必要があるでしょう。

是非内見を成功させるためにも、本記事で紹介したポイントを理解して事前知識を持った状態で内見に臨みましょう。