風を切って走るバイク。
渋滞もなんのその。
車にはない魅力ですよね。
また、バイクは車ほどガソリンを必要としません。
エコにもよいですよね。
ストレス解消もできて、地球にも優しい。
そんなバイクの魅力にはまっていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
JAMA(一般社団法人日本自動車工業会)によると51cc以上の原付第二種以上の販売台数は2017年においては18万3千台となり、前年より4.0%と伸びを示しています。
(参照: http://www.jama.or.jp/industry/two_wheeled/index.html)
そういえば、最近SNSでもバイクの投稿が増えている気がします。
このページでわかること
賃貸にバイク置き場がない場合の解決策
「大型バイクはかっこいいな。
大型バイクに乗るには体力も必要だろうから、健康によいし、可風を切って走るのはストレス解消にいいかも。
よし、ライダーになるぞ!」
早速、教習所へ行って免許を取得。
そしていろいろ検討して、念願のバイク購入、さてそろそろ納車!
となったところで、現在お住いの賃貸にはバイク置き場がないことが判明しました。
今住んでいる賃貸物件は2年更新したばかり。
解約をしても1ヶ月前通知が必要だし、違約金も必要かもしれない。
何より、この賃貸物件は気にいっているので、退去したくないなあ。
さて、どうしましょうか。
賃貸物件にバイク駐輪場はなくても駐車場に空きがある場合
自動車置き場に空きがある場合は、ラッキーですね。
自動車用駐車場にはバイクがおけますから、こちらを利用させていただきましょう。
その際にバイクが使用する面積は車の半分くらいですから、駐車場代はお値引きしていただけるよう交渉するのもよいかと思います。
また、駐車場が満杯でも、バイクの駐輪に自動車の駐車場を利用している方がいないか確認しましょう。
状況によりますが、管理会社を通じて、その方が借りている一区画の一部をシェアさせていただけないかと交渉をするのもよいかもしれません。
賃貸物件の駐車場にも空きがない場合
a)近隣の駐車場を利用
どちらも空きがない場合は管理会社もしくは大家さんに空き待ちをお願いして、一旦、近場の駐車場やバイク駐輪場を探しましょう。
ネットを使ったり、近所を散歩したりして、ご自身で調べるのもよいですし、案外管理会社さんや不動産会社さんが近隣駐車場・バイク駐輪場の条件を把握していることも多いので、聞いてみるのも手です。
b)近所の分譲マンションの駐車場を利用
ご近所の分譲マンションで、駐車場が余っているかもしれません。
セキュリティの面もあり、外部には貸し出してくれない場合も多いですが、マイカー離れの激しい昨今、空いている駐車場を借りてもらえることは分譲マンションの管理組合にとっては収入になるので、悪い話ではありません。
管理組合や管理会社に直接連絡を取ってみてもよいかもしれません。
c)駐車場のシェアリングサービスを利用
短時間の利用が中心のようですが、駐車場のシェアリングサービス アキッパ(参照:https://www.akippa.com/guide/start)といったサイトから駐車場を探すのも良いかもしれません。
一般社団法人日本二輪車普及安全協会の全国バイク駐車場案内 (参照:https://www.jmpsa.or.jp/society/parking/)も参考にしてくださいね。
d)バイク用のトランクルームを利用
それでも見つからない場合は、最近はトランクルームでバイクを預かってくれるサービスもあります。
すこしご自宅から離れる可能性もありますが、鍵のかかった箱に預けるのですから、セキュリティの面では安心ですよね。
こちらもぜひご検討ください。
e)レンタルバイクを利用
そして、これは奥の手です。
少しつらいですが、駐輪場が見つかるまで、レンタルバイクを使うという手もあります。
「持たない暮らし」がもてはやれている今、空きバイク駐輪場がある賃貸物件が見つかるまでしばらくの我慢です。
賃貸にバイク置き場がない場合の注意点
駐車場は一杯だけど、自転車置き場は空いている。
自分のバイクなら、サイズ的に置けないことはないと思われる方もいらっしゃるかとは思います。
事実、50cc以下の原付バイクは自転車置き場でもOKなのです。
しかしながら、消防法により、50ccを超えるバイクを屋内に駐車する場所にはスプリンクラー等消火設備がある場所に停める必要があり、自転車を停める場所には残念ながら、この設備が設置されていません。
この法律を違反すると、管理不行き届きで建物の管理者や管理会社(防火管理者)が罰金を取られることになります。
防火管理者さんたちは、細心の注意をはらって、建物を火災から守ろうと考えています。
よって、自転車置き場にバイクを駐輪してあるのを知ってそのまま見逃してくれるということはありえないと考えてくださいね。
管理組合から、警察に通報されて罰金というパターンもありえますよ。
バイク駐輪禁止の賃貸に止めていた場合に起きるトラブル
とはいうものの、ついつい遠くの駐輪場を借りるのはお金がかかるし、面倒だし、住んでいるアパートやマンションのバイク駐輪禁止場所にバイクをとめてしまうと、防火管理者からご指摘を受けるのはもちろんのこと、同じアパート、マンションの皆様からのルール違反として、苦情の対象になってしまうでしょう。
そして、万が一火災が発生したら、取り返しのつかないことになります。
また、バイク駐輪禁止の賃貸でバイクを駐輪していることは、賃貸契約違反となり、遵守しない場合は、退去の可能性もあります。
気に入っていたお部屋を退去するのはつらいですよね。
また、契約書に契約を守らない場合は、退去と共に罰金を支払うと書かれていることもあります。
ついつい手間を省いたばかりに、罰金をお支払いするのは懐にも痛いですよね。ご留意ください。
バイク置き場のある賃貸物件を探す方法
賃貸物件を探す時、最初から、必ず不動産会社さんにバイクのことをお伝えしてバイクが駐車できる物件か近所に安価な駐車場がある物件を案内してもらってくださいね。
繰り返しますが、不動産会社の方は情報を沢山お持ちです。
バイクに詳しい不動産会社さんと知り合えたら、おそらく力になってくれますよ。
(あまりバイクに詳しくない不動屋さんでしたら、申し訳ないですが、バイクに詳しい別の不動屋さんにあたるのも手です。)
また、ご自身でネット等を使って近所の相場を調べておくことや、下見の際にバイク置き場があることを確認することも契約のスピードを上げるコツです。
一般的に、郊外では通勤に便利な駅近辺は土地代も高いため、賃貸物件の駐車場やバイク駐輪場には余裕がないケースが多く見られます。
バイクを手に入れれば、国内旅行へいくことも増えるかもしれません。
駅からやや遠くても、高速の出入り口そばに引っ越してみるのも、人生が変わって面白いかもしれませんよ。
まとめ
さて、いかがでしたでしょうか。
賃貸も、ご縁ではないでしょうか。
しかるべき手を打ちながら、探し続ければ、希望に合った物件は見つかる可能性はあります。
マイ・バイクが大切!
かならず敷地内に駐輪したいという希望条件を不動産会社さんにまずお話しして、ご希望にあう賃貸物件もしくは駐輪場が見つかるまで、あの手この手をつくして、がんばってみてくださいね。
不動産屋さんも最初から条件を明確に伝えてくれて、規則を守ろうとするあなたの力になってくれるでしょう。
素敵な物件がみつかりますように!




