進学や就職・結婚など様々な理由で初めて賃貸住宅を探す方は多いです。
初めての賃貸探しは新居への期待と不安でいっぱいになることでしょう。
初めての方や賃貸探しに失敗したことがある場合、賃貸の探し方のポイントがよくわからず何となく賃貸情報を見ることが多いのではないでしょうか?
賃貸の探し方にはコツがあり、理想の部屋を見つけやすい時期があります。
また、賃貸選びで重要なチェックポイントを知っておくと、急な転勤などで短期間に探す必要がある場合にも賃貸の選び方に失敗しません。
賃貸の探し方のコツと賃貸探しにおすすめの時期・重要なチェックポイントについて紹介します。
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このページでわかること
1.賃貸の探し方|理想の部屋が見つかる時期とは?
1年の中で不動産屋の混雑状況は違います。
また時期によって賃貸物件の数は増減があります。
当然のことですが、賃貸物件が多く不動産屋が比較的空いている時期に部屋探しをすれば多くの物件を見ることができ、理想の部屋に出会える可能性が高くなります。
2. 時期別に分かる!賃貸の探し方のコツ
不動産屋の混雑状況や空き物件の数は時期によって変わりますので、賃貸の探し方は時期によってコツがあります。
賃貸の探し方のコツを時期別に見てみましょう。
2-1.余裕を持って賃貸探しをしたいなら物件豊富な1月から探そう!
1月は4月からの新生活に向けて賃貸物件を探し始める方が増える時期です。
3月の卒業などで退去する予定の人は1ヶ月前までには大家さんに退去予告をしますので退去予定の部屋が増える時期です。
不動産屋が比較的空いている時期ならより時間をかけて対応してもらえる可能性が高く、多くの物件を比較することができるこの時期なら理想の部屋を見つけることができるでしょう。
2-2.2月の賃貸探しは早い行動と決断が鍵!
2月になると不動産屋の混雑はピークになり、インターネットで探した空き物件もあっという間に埋まってしまいます。
早めの行動がこの時期の賃貸の探し方の鍵になります。
気になる物件を見つけたらすぐに不動産屋に問い合わせをしましょう。
2-3.3月は引っ越し業者の予約が取りづらい時期
4月からの進学や就職に合わせて賃貸探しをする人は2月までに決めていることが多く、この時期には賃貸物件の数が減ってきます。
しかしまだ部屋探しをしている人は多く、少ない物件の中から理想の部屋を見つけるのは厳しくなることでしょう。
また、この時期は転居希望者が集中するため引っ越し業者が決まらないこともあります。
4月からの新生活の場所が決まっている方は、2月までに物件と引っ越し業者を決めて予約をしましょう。
2-4.4~5月はカップル向けの物件が増える時期
この時期は4月からの新生活に向けた部屋探しのピークが過ぎて、不動産屋が落ち着いてきています。
この時期は一人暮らし向けの物件は少なく、ジューンブライドに向けてファミリータイプの新築物件が増える時期です。
ゴールデンウイークに仕事を休める方は連休中に内見できるためおすすめです。
気候もよく引っ越し業者も混雑していないため、引っ越し準備もしやすい時期になります。
2-5.引っ越し準備が大変な6~8月はお得に引っ越しできる可能性あり
梅雨入りの6月と暑い7・8月は、引っ越し準備が大変なので急ぎでない場合は引っ越しを避ける時期です。
そのため、ピーク時よりも引っ越し料金が安く設定されている場合があり、お得に引っ越しできる可能性があります。
また、賃貸探しをする人も少ない時期ですので、家賃の値下げ交渉などがしやすい可能性があります。
大家さんによっては礼金の値下げや初月の家賃を無料にしてくれる場合もありますので、不動産屋を通じて交渉してみる価値はあります。
また、不動産屋も空いている時期ですので、ゆっくりと物件探しができます。
2-6.9~10月は新築物件に住みたい方は狙い目の時期
秋は結婚式を挙げる人が多く、また春の新生活に向けて新築物件が増える10月は新しい部屋で新生活を始めたいカップルには狙い目の時期です。
転勤する人も多い時期ですので、不動産屋さんも賑わっています。
人気の新築物件はすぐに埋まってしまいますので、気になる物件が見つかったら早めに行動しましょう。
2-7.ゆっくり探したいなら11~12月に賃貸探しを始めよう!
11~12月の不動産屋は新生活シーズン前で比較的混雑していない時期です。
推薦入試などで引っ越すことが早めにわかっている場合はこの時期に賃貸探しを始めると余裕を持って探すことができます。
3. 引っ越し日から逆算!賃貸探しを始めるのにおすすめの時期
引っ越し予定日が決まったら賃貸探しを始めるおすすめの時期はいつなのでしょうか?
賃貸探しは引っ越しを希望する日から2ヶ月前までに始めるのがおすすめです。
休みが少ない職業の方でしたら3ヶ月前くらいから住みたいエリアの選定や希望条件の書き出しなど物件探しの下準備をしておくとよいでしょう。
2ヶ月前までに物件を探し始め、入居予定日の1ヶ月前までに賃貸契約を行うようにしましょう。
部屋探しはあまり早すぎても日にちが空きすぎると入居予定日までに無料でキープできない可能性があります。
4. タイミングを逃しても慌てない!賃貸選びで重要な3つのチェックポイント
急な転勤などで物件探しの期間が短い場合もあることでしょう。
そのような場合でも賃貸選びの重要なチェックポイントを理解しておけば、慌てずに理想の部屋を見つけることができるのではないでしょうか?
賃貸物件の選び方で重要な3つのチェックポイントを紹介します。
4-1.見落としがちな周辺環境のチェックは重要!
住みたいエリアを決めるときに学校や会社から近いことや交通の便などを優先しがちですが、生活に必要な施設が整っているか見落としてしまう場合があります。
スーパーやコンビニ・病院など、自分にとって必要な施設が近くにあるかチェックしましょう。
また、駅に近い繫華街などは夜騒がしい・酔っぱらいが多いなど、大きな道路が近い場合は車の音が気になるなどという場合もあります。
アパートなど壁が薄い部屋の場合は音が気になって眠れないこともあります。
一人暮らしの場合は特に夜道の明るさや周辺の治安面もチェックが必要です。
最寄り駅からの道を実際に夜の時間帯に歩いてみると安心です。
4-2.希望する設備の優先順位を決めておこう!
住居の設備で希望する便利な機能はたくさんあることでしょう。
ですが希望する全ての条件に合う賃貸はなかなか見つからないことでしょう。
これだけは譲れないという条件と、あればうれしいが妥協できる条件を書き出しておきましょう。
条件は自分がその部屋でどのように暮らしたいかを考えると決めやすくなります。
安心して暮らすために防犯を優先するなら上層階を選びオートロック機能のある部屋が条件になります。
休日に友達と集まりたいならリビングが広い部屋、料理が好きならキッチン周りの設備の充実、お風呂が好きなら広い湯船や追い炊き機能の有無など、人それぞれ自分にとって大切な条件があることでしょう。
優先順位を決めておくと賃貸の選び方がスムーズになります。
4-3.家賃や更新料など金銭的に無理がないかチェック!
交通の便もよく施設も充実した部屋が見つかったけど少し家賃が予算オーバーしているということもあるでしょう。
少しくらいなら高くてもいいかと安易な選び方をしてしまうと、生活が苦しくなったり貯金が全然できなくなったりします。
その結果結局安い家賃の部屋に引っ越したくなっては再び引っ越し代や諸費用などの出費がかさみます。
家賃だけでなく2年ごとに更新料がかかる部屋などもありますし、敷金や礼金・仲介手数料・管理費・保険料など賃貸契約にかかる全ての費用と収入とのバランスを考えることが賃貸の選び方で重要になります。
家賃は手取り収入の1/3程度が目安と言われていますので、支払いに無理のない物件を探しましょう。
理想の賃貸の探し方は時期を見極めること!
理想の賃貸の探し方のコツと賃貸探しのおすすめの時期について紹介しましたがいかがでしたか?
理想の賃貸は人それぞれですので自分にとっての理想の部屋とはどんな部屋なのか考えることから部屋探しは始まります。
部屋探しの条件の優先順位を決めて、余裕を持った時期から賃貸を探しましょう。




