東京郊外は都心よりも生活費の平均が低い!おすすめの地域をご紹介

理想のお部屋を探すには、あなたのこだわりたい条件に合う物件を探すのもポイントです。

でも気に入ったお部屋で長く住み続けるのであれば、1ヶ月にかかる生活費のことも考えなければいけません。

でも都内となればどうしても物価が高くなるため、生活費はやや高めになります。

そこでおすすめしたいのが、生活費の平均が低い東京郊外の物件です。

今回は東京郊外で都心よりも物価が安くておすすめの地域をまとめて紹介!

生活費を抑えてあなたの理想のライフスタイルを手に入れるために役立つ情報も併せて紹介していきます。

 

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東京郊外は都心よりも生活費の平均が低い?

生活費で家賃の次に高いのは「食費」

賃貸マンション・アパートを借りる場合、1ヶ月の生活費で一番ウェイトが大きいのは「家賃」です。

一般的に家賃は「年収(または1ヶ月の手取り)の3分の1」と言いますから、家賃は生活費の中でも大きな負担になっていることがわかります。

では次に生活費で金額が大きいのは何でしょうか?

それは【食費】です。

食費は暮らし方とも大きく関係します。

例えば「3食自炊が基本」という人と「ほとんど自炊はせず外食かコンビニ弁当」と言いう人では、間違いなく「自炊が基本」の方が食費は節約できます。

ただ自炊をする場合は、食材を買わなければいけません。

都内で生活する限り、食材のほとんどに輸送コストがかかります。

最近はこの輸送コストが上がりつつあるため、物の値段がどんどん値上がりしています。

さらに地域によっては「高級志向のスーパーしかない」「近くにコンビニ以外のお店がない」ということもあります。

こうなるといくら節約のために自炊をしたくても、物価そのものが高いため食費は高くなってしまいます。

ところが都心から東京郊外に目を向けると、物価の状況が変わります。

高級志向のスーパーよりも庶民派スーパーが圧倒的に多くなりますし、スーパーの数も多いのでそれぞれお客を呼び込むために価格競争もあります。

これは消費者としてはうれしいことですね。

また駅前に昔ながらの商店街があり、生鮮品から日用品まで激安で手に入るお店がまだまだ東京郊外では頑張っています。

こうした地域であれば自炊が基本であれば生活費をグッと抑えることが出来るようになります。

 

都心よりも郊外の方が飲食店は少ない=生活費が安い

都心だと自炊が出来なくても全く食事に困らないほどたくさんの飲食店があります。

一人分の食事を作るためにわざわざ食材を買って調理をするという手間を考えれば、安くてボリュームのある食事が簡単に食べることが出来る都心の環境はとても魅力的です。

ところが東京郊外となると、駅前であっても飲食店が少ないこともあります。

さらに飲食店があっても「夜10時を過ぎると店が閉まる」「居酒屋以外で食事をできる店がない」などもよくあります。

さすがにこうなると生活していくためには「自炊が苦手」と言っていられません。

コンビニ弁当であっても、利用しなければ毎日の食事に困ってしまいます。

自炊をせざるを得ない状況が迫っています。

でもこうした東京郊外ならではの環境が、生活費の中で家賃の次に負担が大きい「食費の節約」につながります。

 

都心では娯楽費が生活費の負担になる

都心に住んでいれば遊ぶ場所を探すのに困ることはありません。

都心に近ければ近いほど娯楽施設は充実していますし、種類だって選び放題です。

ところが東京郊外ではなかなかそうもいきません。

駅前であっても「スーパーとコンビニ、ちょっとした飲食店が数件あるだけ」という地域もあります。

都心に遊びに行くにしても、休日に通勤で毎日乗っている電車にわざわざ乗りたくないと思いませんか。

でも東京郊外にはお金をかけずに遊ぶことが出来る場所がたくさんあります。

緑豊かな自然に囲まれていますし、観光地も近いですので、少し移動するだけで有名な観光スポットや温泉に足を運ぶこともできます。

このように都心と東京郊外では、オフの過ごし方にも違いがあります。

都心でもお金をかけずにオフを楽しむ方法はありますが、東京郊外と比べるとバリエーションは限られます。

そう考えてみると娯楽費が抑えられる東京郊外の方が都心の生活費の平均より低くなるといえるでしょう。

 

東京郊外と都心の物価の違い

都心の家賃は郊外の2倍になることもある

家賃は生活費でも大きなウェイトを占めるといいましたが、同じ東京都内でも都心と郊外では金額にも違いがあります。

そもそも都心と東京郊外の物件を比べてみると、同じ間取り・同じ家賃であっても広さが違うのが特徴です。

単純にワンルームといっても「ベッドとテレビを置いたら収納用の棚を置くスペースもない都心の7万円ワンルーム」と「ベッド・テレビのほかにソファーを置いてもゆとりのある東京郊外の7万円ワンルーム」では、部屋での過ごし方も変わります。

「通勤の利便性を重視したい」「都心に住むのが憧れ」というのであれば、逆にこう言った条件であっても特に気にならないはずです。

ましてそれがあなたのお部屋選びで最優先したい条件であれば、部屋が狭いことよりも「利便性がよい」「憧れの都心に住んでいる」ということの方が満足度が高くなります。

でも家での過ごし方を充実させたいという場合は、この条件では絶対に満足できません。

とはいえ都心でお部屋探しをするならば、家賃相場はどうしても高くなります。

しかも都心に近くなるほど家賃相場は上がります。

時には「これなら予算に合う!」という穴場物件に出会うこともあります。

でも物件を見てみると「駅から遠い」「築年数が古い」「治安が悪い」など条件があまり良くないことがほとんどです。

その点東京郊外は都心よりも家賃は安いです。

全国平均比べると都心の家賃は2倍高いといわれていますが、東京郊外に行くと家賃は全国平均レベルに近いところまで下がります。

さらに物件の条件にこだわらなければ、平均レベルよりも安い穴場の物件も見つかります。

これは東京郊外ならではの特徴といえます。

 

東京都心でも生活費が抑えられる街

足立区

足立区は庶民派スーパーや昔ながらの商店街が多いエリアです。

家賃の相場も東京都内では安いエリアのトップ5に入りますし、物価の安さもトップクラスです。

陸の孤島と呼ばれる地域もあり、車が必要になる場所もありますが、その分家賃が抑えられます。

 

荒川区

荒川区も足立区と同じく下町の雰囲気が残るエリアです。

都境にあたるので家賃も都内平均よりも1~2割安いですし、地元の主婦御用達の激安スーパーも多いです。

さらに狭い路地が多い地域なので、車より自転車が活躍しそうです。

 

葛飾区

穴場なのが葛飾区です。

中でも柴又帝釈天や映画『男はつらいよ』の寅さんの街としても有名な柴又エリアは、昭和の風情が残る下町です。

なんでもそろっている便利なショッピングモールの数は多くありませんが、地元の商店街の活気があります。

しかも値段が安いので、日常生活に必要なものはほぼ商店街のお店で手に入ります。

レトロな雰囲気が好きで昔ながらの下町での生活がしたいという人には、物価の安さだけでなく街の雰囲気もおすすめですよ。

 

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東京郊外なら生活費は抑えられるがライフスタイルに合わせた選択が重要

車がないと生活に不便な地域もある

東京郊外の場合、駅の周辺よりも駅から離れた場所にスーパーや家電量販店などが点在していることがあります。

このような地域ではさすがに車がない生活は不便です。

いくら都心よりも生活費が抑えられるといっても、車がないと不便な地域で「マイカーなし」という生活は困ってしまいます。

それどころかあまりにも不便なためすぐに引っ越しを考えることになるはずです。

 

自炊が出来ない人には難しいかも

都心であれば飲食店やお惣菜お弁当のお店に困ることはほぼありません。

24時間営業している店も多いですし、和食・洋食・中華・フレンチ…などジャンルも豊富なので好きな時に好きなものを食べることが出来ます。

ところが東京郊外となると、駅前であっても飲食店は少なめです。

場合によっては駅前のスーパーが早めの時間に閉店してしまうこともあります。

そうなるとどうしても買い出しと自炊をしなければいけなくなります。

でも「自炊に時間をかけるよりも自分の趣味に時間をかけたい」「自炊をした方が食費は高い」という人にはこうした状況は全く不利です。

しかもライフスタイルはそう簡単に変えられません。

無理して頑張ろうとすればストレスになりますし、ストレスが続けば生活そのものが嫌になってしまいます。

これでは長く住み続けることは難しいでしょう。

 

まとめ

東京郊外の方が都心よりも生活費の平均が低いというのは間違いありません。

ただし都心のような便利さは東京郊外にはありません。

ですから節約をしたいという気持ちもわかりますが、東京郊外の物件を選ぶときは「街の雰囲気があなたのライフスタイルに合っているか」が大事なポイントです。

お金のことだけに注目して物件選びをしてしまうと、実際に住んだ後で「こんな生活がしたかったわけじゃない!」と後悔することもありますよ。