引っ越しが決まると新たな生活や環境となりますので、楽しみなことも多いですが、入居後のこともしっかりと考えておいた方が、トラブルが起きた時でも安心です。入居後に後悔のないように、賃貸マンションで多いトラブルをチェックしておきましょう。
賃貸マンションに多いトラブルの一つに騒音のトラブルがあります。
実際に賃貸マンションを契約する場合には、騒音の問題を気にされている方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな騒音の問題についてお伝えしていきます。
実際に起きたトラブル事例や騒音の正しい対処法、騒音のトラブルに合わないための物件の選び方などを合わせてお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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このページでわかること
1. 賃貸マンションの騒音が気になる場合の正しい対処法
賃貸マンションに暮らしはじめてから、隣近所の騒音が気になりはじめたなんてトラブルが起きてしまうと困ってしまいますよね。
しかも、毎日続くようだと、日常生活にも支障をきたしてしまう恐れもあります。
単身で住んでいるような人だと、隣近所の人を知らないなんてこともめずしくありません。
どうやって解決すべきか、迷う人もいるのではないでしょうか。
今後もそれぞれの住民が気持ちよく暮らして行くために、こうしたトラブルはできれば穏便に解決したいですよね。
騒音が気になる場合の正しい対処法についてお伝えしていきますね。
もし、隣近所の騒音が気になる事態が発生した場合には、自分だけで対処するのは避けた方がいいでしょう。
隣近所の住民の人たちといくら関係性が良かったとしても、伝え方によっては相手の気にさわってしまうようなことも考えられます。
また、騒音が気になった人の中には音がうるさいからと言って、天井や壁などを叩いてじかに知らせるような人もいます。
また、夜中にもかかわらず騒音元の住民宅にインターホンを連続して鳴らしたり、窓から怒鳴ったりなどしてしまう住民もいます。
確かに騒音を出してしまっている方に原因がありますが、急にこうした行動を起こされた方は驚きますし、時には恐怖すら与えてしまう可能性があります。
こうした行動の多くが第三者をも巻き込み、大きなトラブルに発展してしまう原因にもなるのです。
もし、こうしたトラブルになってしまった場合、後々のご近所さんの付き合いにも響いてきますし、部屋によっては騒音の発生源を特定するのも難しいこともあります。
騒音トラブルにあってしまった場合には、間違った判断や行動を起こさず対処することが大切です。
隣近所の騒音が気になるのであれば、まずは物件の管理会社や大家さんに相談してみて下さい。
相談することで、災厄な事態を避けることができます。
管理会社や大家さんのような物件の管理者であれば、それぞれの住民が暮らしやすいように一緒になって考えてくれるでしょう。
物件を管理している人にとっては、騒音のトラブルはよくあるケースなので、上手に解決してくれるはずです。
実際に騒音の相談をするにあたっては、管理会社や大家さんに具体的に動いてもらうために、できる限り具体的に相談をするようにしましょう。
まず、騒音となる音はどんな音なのか、その音の大きさや頻度、いつから騒音に気になりだしたのか、どの辺から騒音が聞こえてくるのかなど、詳しい情報をできる限り伝えてみた方がいいですよ。
スマートフォンには録音機能が付いているものもありますので、実際の騒音を録音して聞いてみてもらうのもおすすめです。
実際の騒音を聞いてみた方が、管理会社や大家さんも音の発生源を特定しやすく、客観的に判断することができると思います。
2. 賃貸マンションの騒音トラブル事例
賃貸物件となるマンションやアパートなどの集合住宅では、住居が密接するため、一軒家と比較しても騒音のトラブルが発生しやすいのが現状です。
騒音と言っても様々な音があり、騒音の感じ方やレベルも人によって異なります。
騒音のトラブルになる原因としては時間帯の問題や、音そのものの大きさがの問題があります。
例えば、洗濯機などの家電の音は、多くの住民が午前中に多く稼働させているため、午前中には気にならないような人が多いでしょう。
しかしながら、これが夜中に稼働してしまうと、隣の住民が寝れなくなってしまうような自体も発生し、後に騒音トラブルになりやすいのです。
あとは純粋に音そのものが大きく、知らず知らずのうちに騒音となり迷惑をかけてしまう事例があります。
では、賃貸マンションの騒音トラブルには、どのようなものがあるのでしょうか。
実際に賃貸マンションの騒音トラブルあった事例をあげてみます。
2-1. ケース:1
ある住民から「深夜に隣から、洗濯機のような音が聞こえるようになった」という相談の騒音トラブルです。
くわしく調べてみると、夕飯が終わった後に食洗機稼働させていることが分かりました。
食洗機の稼働時間を限定し、深夜の稼働はあきらめてもらい解決の運びとなりました。
2-2. ケース:2
「上の階から機械のような音や振動が響いてくる」という相談の内容があり、上の階で運動機器やトランポリンを使用していることが分かりました。
専用の厚めのマットを引くことで騒音や振動を防ぐことができ、解決することができました。
2-3. ケース:3
ある住民から「重低音が鳴り響いている」という相談がありました。
隣にDJをする若者が住んでいて時間関係なく、DJプレイを楽しんでいることが分かりました。
オーディオ用の免振ゴムを使用することと、DJプレイをする時間帯を双方で折り合いをつけて決めてもらい、解決をすることができました。
3. 騒音トラブルに合わないための賃貸マンションの選び方
できる限り騒音トラブルを避けて、住人同士がのびのび暮らせるような環境だといいですよね。
初めから騒音トラブルに合わないように、賃貸マンションを選ぶ際に意識したいポイントをお伝えします。
まず、物件構造が鉄骨鉄筋や鉄筋のコンクリートで作られた賃貸マンションを選ぶことがおすすめです。
木造などと比較して、気密性が高くなっているため音が響きにくい環境になります。
また、間取り部分でもポイントがあります。隣の住民と部屋が接していない方が騒音トラブルは起きにくいです。
予算に余裕があるようであれば、上からの騒音がない最上階の部屋にしたり、隣接する部屋を減らせる角の部屋にしたりすることがおすすめ。
こうしたことが騒音から逃れる対策の一つになります。
また、物件の内見は必ず行くようにし、その場合には壁の近くで音を聞いてみたり、窓の作りにチェックをしてみたりしてください。
壁が薄ければ薄いほど、すぐに音は漏れますし、窓の構造が二重窓やシャッター付きのものであれば、その分騒音をシャットアウトしやすくなります。
こうした騒音のトラブルは、どの賃貸マンションにおいても起こりやすい事例です。
実際に相談を受けた管理会社や大家さんは、これまでにもこのような騒音トラブルを解決させてきていることもあります。
具体的な解決方法も知っていることでしょう。
4. まとめ
今回は賃貸マンションのトラブルに多い、騒音についてお伝えしました。
実際に騒音が起きった際の正しい対処法や、騒音トラブル事例、騒音トラブルを避けるための物件の選び方などもお伝えしました。
参考になりましたでしょうか。
ほかの住民からの騒音を気にすることはもちろんですが、自分たちも騒音を出していないかを気にすることが大切です。
少しの配慮で隣近所の住民の人たちも気持ちよく暮らすことができます。
お互いに配慮し合い、暮らしやすい環境を作って行くようにしましょう。





