マンション9階でもゴキブリは出る!侵入経路と3つの対策で安心を!

高層マンションでの生活は、誰もが憧れるでしょう。

9階くらいの高さになると窓からの眺望もよく、日当たりもあり湿気などもあまりない快適な生活が送れるはずです。

しかし時にマンション9階で「ゴキブリを見た」という話を聞きますが、一体ゴキブリはどこから侵入してしまうのでしょうか。

今回はマンション9階でのゴキブリ対策とその侵入経路について考えてみたいと思います。

 

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1. マンション9階でもゴキブリは出る!侵入経路とは?

マンション9階に住んでいても、残念ながらゴキブリを発見したという話はよく聞きます。

しかしながら、ゴキブリが地面から飛べる高さは5mほどとされています。

5mという高さはマンションの2階に侵入するのがやっとという高さです。

では、なぜマンションの9階でゴキブリを目撃することになるのでしょうか。

その侵入経路を考えていきたいと思います。

ゴキブリのマンション9階への侵入経路

  • 水道管、排水管などをつたって上がる
  • 引越しの際に荷物に紛れ込む
  • エレベーターで上がってくる
  • 宅配の荷物についてくる

引越しの荷物や、宅配の荷物についてくる場合はゴキブリの成虫とは限りません。

幼虫や卵がその荷物に付着する可能性があるのです。

また、ゴキブリには非常に強力な脚力があるために、水道管などをつたって上ることも可能です。

流石に9階までの高さになると、やや目撃することも減ると思いますが、侵入経路としては考えられるでしょう。

2. マンションの9階でもご用心!おすすめゴキブリ対策3選

マンション入居前の生活からの対策が必要

前述したように、引越しの前の荷物の段ボールにゴキブリの幼虫や卵が付着していることがあります。

そのため、入居前の事前対策がまず必須といえるでしょう。

まず、引越し前の住居にゴキブリが出る環境であれば、厳重な警戒が必要ということになります。

そのため、日ごろからの一般的なゴキブリ対策が有効ということになるでしょう。

日頃から気を付けるべきゴキブリ対策

・食べ物の処理

まず最も気を付ける点は食品や汚れた食器の処理をしっかり行うことです。

食べたまま洗わずに放置しておくとゴキブリの餌になってしまいます。

ゴキブリが部屋に出る環境は衛生にも問題であり、病原菌が食べ物に付着する可能性もあります。

病原菌が付着した食べ物を口に入れると食中毒などを起こす可能性もあります。

食器の処理と同様に気を付けなければいけないのが、生ゴミの処理です。

三角コーナーなどに生ゴミを放置したままの状態は避け、きれいな環境を保つうように意識しましょう。

・水回り、物陰を清掃する

冷蔵庫の裏やコンロの下など、ゴキブリが潜みそうな場所にその餌となってしまうような調理くずなどがあった場合には、発生する可能性があります。

また、台所周辺だけでなく水回りの清掃も非常に重要です。

洗面所、トイレなどをしっかり清掃しましょう。

・電気製品の周辺をチェック

ゴキブリの習性として「暗くて暖かく狭い」場所を非常に好みます。

そのため、部屋の中で考えると前述したように台所の周辺などは要注意です。その他には、テレビ・パソコンなどの電気製品の周辺も気を付けましょう。

電気製品には電源が入っていると熱を発生し、このゴキブリが好む習性の条件を全て満たすことになります。

もし、その電気製品を使わない場合にはコンセントを抜き、待機電力を発生させないことでゴキブリ対策になります。

節電にもなるため、家族のルールにできれば非常にいいですね。

ゴキブリの習性をしっかり知ること

中国の古代の兵法書には「敵を知り己を知る」という格言があります。

私たちは、ゴキブリを「敵」として認識はしていますが、その敵のことは実はあまり知らないかもしれません。

敵の習性や弱点を知ることができれば、その対策は立てやすいはずです。

ゴキブリの習性

  • 夜行性であり、集団で生活する
  • 暗く、暖かく、狭い場所を好む
  • 繁殖力が非常に高い
  • 湿気が多い場所を好み、乾燥している場所には発生しにくい
  • 何でも食べる雑食、壁紙や本なども餌とする

改めてその習性を列挙してみると非常な強敵だと改めて思い知らされてしまいますが、この習性の逆の環境では生存しにくいということです。

明るく、乾燥し、清潔な場所ではなかなか生存しにくいのです。

ゴキブリの天敵

  • ハッカ、ラベンダーなどのハーブの香り
  • 塩は食べられない

「敵の敵は味方なり」とこれまた古い書物に書かれた外交の基本策なのですが、人が「敵」とみなしたゴキブリにも「敵」がいるのです。

ぜひとも「敵の敵」には友好関係でありたいものです。

人には清涼感を感じるハーブの香りは、ゴキブリにとって不快な存在です。

ベランダなどで育てれば、ゴキブリ対策になるでしょう。

また、何でも食べることで知られるゴキブリですが、塩は食べられないものです。

ゴキブリに塩を摂取させると脱水症状を起こすという実験結果があります。

入居前の「バルサン」は基本

マンションの9階という新しい新居を決め、いざ入居となりゴキブリなどの害虫に悩まされる生活というは非常にテンションを下げてしまいます。

そのため、入居が決まったら引越し前に「バルサン」をするのが効果的です。

新生活に浮かれずにしっかりと対策をしましょう。

効果的な「バルサン」の使い方

  • 荷物を搬入する前が基本
  • 夜にするのが効果的

ゴキブリの習性から考えて、「入居前の夜」にバルサンを焚くのが最も効果的です。

入居前であればゴキブリが隠れる場所が少なくいため、荷物が無いのは効果を上げることになるでしょう。

荷物を入れた後だと、煙の対策などでカバー梱包をしなければならないためその手間がかからないメリットもあります。

前述したようにゴキブリは夜行性という習性があり、夜に活発的になります。

そのため、その時間をピンポイントで襲撃することでバルサンの効果を最大限にすることができるでしょう。

「バルサン」を使う注意点

  • 空気が逃げないように部屋を閉め切る
  • 火災報知器などにカバーをし、煙が入らないようにする
  • 子供、ペットがいる場合には厳重な注意が必要

「バルサン」はその煙で害虫駆除を行うため、一定時間は空気が逃げないように完全に部屋を閉め切りましょう。

また、その煙で火災報知器が発動しないようにカバーなどを取り付けましょう。

「バルサン」は非常にゴキブリ対策としては有用ですが、その煙には殺虫成分が含まれるため人にとっても注意が必要です。

その殺虫成分には太陽光を浴びると分解されるため、その効果は一時的になるように設計されています。

しかし、万が一その成分を口に入れるようなことがあっては危険です。

子供やペットがいる家庭でバルサンを焚く際には十分に注意しましょう。

3. まとめ

さて、今回はマンション9階でのゴキブリ対策として侵入経路と3つの対策について考えてきましたがいかがだったでしょうか。

最後にまとめてみたいと思います。

  • 侵入経路は、荷物・エレベーター・配管などである
  • 引越し前からの一般的なゴキブリ対策を日々行う
  • 食べ物、食器、水回り、電気製品などの周辺対策をしっかり行う
  • ゴキブリの習性をしっかり知ることが重要
  • ゴキブリはハーブの香りなどが苦手
  • 入居前に「バルサン」をすることは効果的

マンション9階からの優雅な眺めをゆったりと堪能するには、ゴキブリなどの害虫対策をしっかり行うことが必要かもしれません。

ぜひ参考にして快適な生活を送ってください。