賃貸マンションでもできる結露対策10選

賃貸マンションのお悩み事のトップ10に必ず入るのが「結露」です。

そのため結露対策に関する情報はたくさん出回っていますが、戸建て住宅や分譲マンションとは違い賃貸マンションではできる方法も限られています。

そこで今回は賃貸マンションでもできる結露対策を全部で10種類紹介!

今すぐ試してほしい結露対策から結露対策におすすめのグッズまで紹介します!

 

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1. 賃貸マンションでもできる結露対策5選

1-1. 室内の空気を循環させる

空気の流れがないと結露はできやすいです。

特に湿度が高いと空気中に含まれる水分量が増えますので、空気の流れが起きにくいです。

そこでおすすめしたいのが室内の空気を循環させる方法です。

夏は扇風機を使って室内の空気を循環させるのがおすすめです。

部屋の中だけでなく押し入れやクローゼットの中も意識するのがポイントです。

さすがに冬に扇風機は厳しいですが、サーキュレーターを扇風機代わりに利用すると同じような効果が期待できます。

 

1-2. キッチンのレンジフードは常にオン

キッチンは湿度の変化が激しい場所です。

料理をすれば水蒸気が発生しますし、炊飯器でご飯を炊いていても湯気で湿度が上がります。

ただ最近はLDKを家族のメインルームとするケースが多いので、キッチンの湿気対策がメインルームの結露対策には重要なのです。

そこでおすすめしたいのがレンジフードの活用です。

レンジフードはキッチンの中の空気と外の空気を入れ替える役割があります。

そのためエアコン・クーラーにかかる電気代を節約したい時にはこまめにスイッチを入れることが望ましいのですが、部屋の中の結露対策だけに注目するのであれば「常に回し続ける」がおすすめです。

 

1-3. 洗濯物は極力屋外に干す

洗濯物の室内干しは、部屋の中の湿度を高める原因になります。

雨が続いたり女性の一人暮らしだとどうしても室内干しの方がメインになりがちですが、結露対策としては最悪です。

事情があってどうしても室内干しをしなければならない場合は、換気扇が利用できる浴室で洗濯物を干すのがおすすめです。

浴室の換気扇を使えば洗濯物が乾くスピードも上がりますし、浴室内の湿度が上がるのも防ぐことが出来ます。

 

1-4. トイレのフタは必ず閉める

トイレも結露が出やすい場所なのですが、なかなか対策法が見つからないというのが本音ですよね?

でもトイレの結露は「フタを閉める」というだけで簡単に対策が出来ます。

もちろん「トイレの換気扇を常にオンにしておく」という方法も効果的です。

「ふたを閉める」「換気扇をつける」の2重対策で、トイレの結露対策はOKです。

 

1-5. 加湿器は使わない

「お肌のために1年中加湿器が手放せない」という人ほど、部屋の中の結露で悩んでいます。

そもそも結露の原因は空気中の水分です。

加湿器を使えばさらに空気に水分を与えるようなものなのですから、加湿器を使わない時よりも結露ができやすいのは当然です。

結露と美容の狭間で悩む人も多いとは思いますが、結露がひどいとカビが発生します。

カビが生えてじめじめした部屋では、いくらキレイを目指しても気持ちがスッキリとしません。

「心と体は一心同体」といいますから、まずは心がリラックスできる環境づくりの方を優先してみてはいかがですか?

 

2. 賃貸マンションにおすすめの結露対策グッズ5選

2-1. 結露防止フィルム

手軽で簡単にできる結露対策グッズといえば「結露防止フィルム」があります。

取り付けも窓にフィルムを張るだけなので、女性でも簡単にできます。

またホームセンターや大型ショッピングセンターなどで手軽に手に入りますので、お買い物のついでに購入してみてはいかがですか?

 

2-2. 除湿器

部屋の中の湿度が結露の最大の原因ですから、除湿器を使って空気中の余分な湿気を吸い取ってしまうという方法は効果大です。

特に湿度が高い季節は何らかの方法で湿気対策をしないとすぐに結露が出来てしまいます。

結露を放置すればカビが発生しますし、お気に入りの壁紙やカーテンなどもカビの影響を受けます。

これを避けるためにも除湿器のフル活用はおすすめですよ。

 

2-3. カーテンレールカバー

カーテンを二重にして結露予防にする方法はスタンダードですが、カーテンレールの上に隙間があることは忘れていませんか?

実は窓大きさにあったカーテンでいくらガードしてもカーテンレールがあるため、カーテンレールの上部はノーガードなのです。

そこでカーテンレールの隙間から部屋の中に入り込む空気をガードするために、カーテンレールカバーをつけるという方法があります。

市販されているものもありますが、カーテンレールが隠れるサイズにカットした厚手の布をかぶせるだけでもかなりの効果があります。

これならわざわざレールカバーを購入する必要もありませんし、すぐに試すことが出来るのでおすすめですよ!

 

2-4. 窓下専用ヒーター

冬に窓にできる結露の多くは、外の気温と部屋の中の気温の差が大きいことにあります。

空気中に含まれる水分が目に見える形に変化するためには温度も関係します。

そのため冬になると窓に大量の結露が出来てしまいます。

そこで結露の原因となる温度差を元から断つのが、窓下専用ヒーターです。

結露予防としてもおすすめですが、窓から入り込む冷気対策としても効果がありますよ。

 

2-5. 突っ張り棒室内物干し 浴室用

部屋の中の湿度を徹底的に抑えるためには、洗濯物の室内干しをできるだけ避けるのがポイントです。

部屋全体に干せば比較的早く乾燥しますが、これでは結露の原因を作るだけです。

そこでおすすめするのが、浴室専用の洗濯物干しです。

浴室には換気扇がありますので、室内干しで効率よく乾かすにはおすすめの場所です。

ただし賃貸マンションですから浴室内にロープを設置することは出来ません。

また見栄えなどもありますから、出来れば必要な時だけ使えるタイプがいいですよね?

その点浴室用室内物干しは突っ張り棒タイプなので、使いたい時にだけ取り付けるだけ!

しかも浴室タイプは浴室のタイルでもしっかりとくっつくように壁とのくっつき具合が通常タイプよりも強力です。

 

3. 結露を予防するために知って起きたい2つの原因

3-1. 目に見えない結露

マンションの内部でおきる結露は、実際に目で見て確認することが出来ません。

このように目に見えない結露のことを「内部結露」といいます。

内部結露の原因はいくつかありますが、マンションは鉄筋コンクリート製なので気密性が高いのが特徴です。

そのため戸建て住宅よりも内部結露が起こりやすい傾向があります。

また空気の流れがないことも内部結露の原因になります。

そのこともあって部屋の中でも、日当たりの良い南側よりも日当たりの悪い北側の方が結露は起こりやすいです。

さらに湿気がこもりやすい環境も関係します。

特に畳は湿気を含みやすい性質があるので、オールフローリングのマンションよりも和室がメインのマンションの方が結露は起こりやすいです。

 

3-2. 目に見える結露

あなたが気になっている結露は「表面結露」と呼ばれるものです。

表面結露は、結露が目に見えるのが特徴です。

しかも温度の違う空気がぶつかり合う場所でよくおこります。

そのため窓やドアの表面に水滴となって現れる結露などがこれに当たります。

 

4. 結露はカビの発生は健康に悪影響!賃貸マンションでも早めの対策を!

賃貸マンションでも結露対策は絶対に必要です。

結露を放置していればカビのもとになりますし、カビは万病のもとです。

健康で快適なマンション生活を送るためにも、ぜひあなたにあった結露対策を始めてくださいね!