賃貸マンションのベランダにおすすめの目隠し方法&グッズはこれ!

賃貸マンションのベランダは、使い方次第でプラスαの空間にすることが出来ます。

ただ実用面で考えるとベランダは洗濯物を干す場所として使いますので、外から見られても恥ずかしくないようにしたいと思うあなたの気持ちもよくわかります。

でも賃貸マンションですから、ベランダに目隠しをするにしても「傷をつけてはいけない」というのが最大の問題です。

そこで今回は賃貸マンションのベランダの目隠しにおすすめの方法や便利グッズをまとめて紹介!

あなたのスタイルに合ったベランダ目隠し法を見つけてみましょう!

 

1. 賃貸マンションのベランダにおすすめの目隠し方法&グッズはこれ!

賃貸マンションのベランダは、アイデア次第でいろいろな使い方が出来ます。

でもやはり気になるのは「外からの視線」です。

外からの視線を優先するにしても、賃貸マンションですから分譲マンションのように大掛かりな工事をすることはできません。

でもせっかく理想の部屋を見つけたのですから「ベランダの目隠しだけが残念」は避けたいですよね?

そこで賃貸マンションの目隠しでおすすめの方法やその使い方、メリット・デメリットをそれぞれまとめてみました。

 

2. 賃貸マンションでもできるベランダの目隠し方法10選

2-1. ラティス

ラティスは、ベランダの目隠しとしてはスタンダードなグッズです。

サイズや種類も豊富なので、「ベランダの手すりの部分だけ目隠ししたい」という人にも、「ベランダ全体が外から見えないようにしたい」という人にもおすすめです。

 

設置方法

比較的簡単で女性一人でも簡単に設置できるのが「針金」「シュロ縄」です。

安定感を求めるのであれば針金を使った方が安心ですが、ラティスの色に合わせたいのであればシュロ縄の方がおすすめです。

高さを作って目隠しをしたい場合は、自立式の足立てと組み合わせるのもおすすめです。

これならば高さがあっても足元で固定が出来ます。

ただし「ついたて」のような感じになるので、強風には弱いです。

 

メリット

木星のラティスなので、ガーデニングとの相性がいいです。

色のバリエーションも豊富なのもメリットです。

シックなブラックを選べば和風の空間になりますし、ホワイトを選ぶと明るい洋風の空間になります。

 

デメリット

賃貸マンションの場合、ベランダにラティスの設置を禁止しているケースがあります。

ですから設置を検討する前に必ず管理規約を確認してください。

また落下した場合は大事故につながります。固定方法も安全を第一に考えなければいけません。

 

2-2. 目隠しネット

値段が安く、手軽にベランダの目隠しが出来る優れものです。

カラーバリエーションだけでなく、「UVカットタイプ」「通気性が高いメッシュ仕様」などの機能を追加した商品も多いです。

長さにも様々なタイプがあり、コンパクトなベランダから広めのベランダまで対応できます。

近所のホームセンターなどでも簡単に購入できる点も人気の理由にあります。

 

設置方法

目隠しネットは、ベランダの手すり部分の目隠しがメインです。

ネットの両サイドには手すりに固定するロープがつけられているので、DIYが苦手な女性でも簡単に設置できます。

 

メリット

「手頃な値段」「簡単装着」「その日のうちに効果を実感」の3拍子がそろっているのが目隠しネットのメリットです。

そもそもネットなので持ち運びをする時もそれほど力が要りません。

 

デメリット

手軽に設置が出来るうえに値段も手ごろなのは良いのですが、その反面安っぽく見えてしまいます。

またベランダの手すり用なので、手すりから上の部分を隠したい時には使えません。

 

2-3. 目隠しパネル

ラティスよりも上品さがあるのが目隠しパネルです。

様々な素材がありますが、やはり木製の方が最近は人気です。

ただし目隠し効果が高く腐食やひび割れなどの心配がないのは樹脂製パネルです。

樹脂製ですがバリエーションも豊富なので、木目調の樹脂製パネルもあります。

とはいえ樹脂製なので木製パネルと比べると価格は2~3倍高いです。

 

設置方法

基本的に接続バンドを使って固定します。

ただし強度を上げたい場合は、取り付け金具を使用した方が強度は上がります。

連結部分も結束バンドで十分対応できますが、金属製の連結プレートを使って固定することもできます。

 

メリット

ラティスよりも上品な印象に見えます。

木製パネルであればガーデニングとの相性も抜群ですし、樹脂製パネルなら耐久性の高さが魅力です。

 

デメリット

ラティスよりも値段が高いのがデメリットです。

目隠ししたいベランダの広さによっても違いますが、広範囲の目隠しアイテムとして使うのであれば数万~10数万円かかることもあります。

 

2-4. 目隠しフェンス

ベランダの物干し台に干す洗濯物までしっかりガードしたい人には、高さがあって安定感のある目隠しフェンスがおすすめです。

 

設置方法

素材によっても異なります。

ただしフェンスの高さがありますので、1人で設置するのはやや難しいです。

アルミ製のフェンスは重量がかなりありますので、移動するのが大変です。その代り設置後の安定感は抜群です。

 

メリット

高さが日本人の一般女性の身長程度ありますので、一度設置すれば外からベランダの中がのぞかれることはありません。

 

デメリット

高さがある目隠しグッズなので、マンションの管理規約によっては設置が禁止されていることもよくあります。

 

2-5. ルーパー

目隠し効果としてはかなり高いルーバーは、高さもあり外からの視線をシャットアウトできるという点で人気があります。

 

設置方法

基本的には、ベランダの手すりに拙速バンドや針金などで固定する方法があります。

ただし傷をつけたくない場合は、ルーバー専用のスタンドを使う方法もあります。

 

メリット

ラティスや目隠しフェンスよりもはるかに目隠し効果が高いです。

木製のルーバーもあるので、女性一人で設置することもできます。

 

デメリット

高さのある目隠しアイテムなので、マンションの管理規約で禁止されている場合もあります。

また強風に弱いので、固定をする時にはスタンドや針金以外にもしっかりとベランダに固定をする必要があります。

 

2-6. 目隠しシェード

目隠し効果だけでなく断熱効果も期待できます。

おしゃれなデザインシェードも多いので、見た目を重視したい人にもおすすめです。

 

設置方法

設置方法も様々なものがあります。

設置がしやすく賃貸マンションでも問題なく設置できる方法は、物干し竿を利用した設置方法です。

シェードに結束バンドを数か所取り付け、カーテンを取り付ける要領で物干し竿に取り付けます。

 

メリット

目隠しだけでなく日よけ対策としても効果があります。

様々なデザインがあるので、ベランダの雰囲気に合わせて選ぶことが出来るのも魅力です。

 

デメリット

強風に弱いです。

設置することは簡単ですが、台風や強風の場合にはこまめに取り外す手間がかかります。

またマンションの管理規約でシェードを禁止している場合もあります。

設置を検討する前にきちんとマンションの管理規約を確認する必要があります。

 

2-7. カーテン・グリーンカーテン

カーテンやグリーンカーテンはマンションでも人気の目隠し方法です。

目隠し効果だけでなく日よけ効果もあります。

ガーデニングを手軽に楽しむこともできますし、夏は室温を下げる効果が期待できるのでおすすめです。

 

設置方法

賃貸マンションなのでプランターと支柱で作ります。

ちなみに初心者の場合はツタ系の植物を選ぶのがおすすめです。

 

メリット

天然の目隠しグッズなので、エコに興味のある人に人気があります。

グリーンカーテンとして活用するだけでなく、野菜をグリーンカーテンとして栽培するのであれば収穫の楽しみもあります。

 

デメリット

賃貸マンションによっては、管理規約によってベランダでガーデニングが禁止されている場合があります。

この場合はグリーンカーテンが目的でも植物を栽培することはできません。

 

2-8. すのこ

DIYで目隠しアイテムを作りたい人に人気があります。

材料はホームセンターでも簡単に手に入りますし、サイズによっては手すりよりもやや高い位置まで目隠しをすることが出来ます。

 

設置方法

軽い素材のすのこなので、結束バンドを使って簡単にベランダの手すりに取り付けることが出来ます。

接続部分に釘などでしっかりと固定すれば、広いベランダでも対応できます。

 

メリット

手頃な値段で手に入りますし、素材が木材なので自由に加工をすることが出来ます。

ペンキで好きなカラーに塗ればいろいろなイメージのベランダをDIYすることが出来ます。

 

デメリット

すのこをそのままベランダの手すりに取り付けても、すぐに腐食してしまいます。

必ず防水・防腐処理をする必要があるので手間がかかります。

素材は安いですがその分加工の手間がかかるので、時間がない人にはあまり向いていません。

 

2-9. すだれ

昔から日本では目隠しアイテムとして親しまれてきました。

天然素材ですし、サイズも様々あります。

値段も手ごろなので、簡単に取り入れられる目隠し方法といえます。

 

設置方法

サイズによって様々な使い方が出来ます。

目隠しシートのように手すりに直接取り付ければ、足元及び部屋の目隠しになります。

カーテンのように吊り下げるタイプであれば、ベランダの内部を完全に外からシャットアウトすることもできます。

さらに大きなサイズのすだれであれば、斜めに立て掛けるだけでも目隠しになります。

この場合は目隠し効果以外に日よけ効果も期待できます。

 

メリット

サイズによって様々な使い方が出来るのが最大のメリットです。

値段も安いですしアイデア次第で、賃貸マンションでも完璧な目隠し対策が出来ます。

 

デメリット

天然素材ですので屋外で使い続けているとすぐに劣化します。

一定のサイクルで取り換える必要があるので、長期間使い続けるのであればコスト面でデメリットがあります。

 

2-10. アクリル板

手すり部分に直接取り付けるアクリル板は、目隠し効果だけでなく小さな子供の転落防止にもなります。

 

設置方法

専用の設置工事が必要なものもありますが、DIYで簡単に手すりに取り付ける方法もあります。

 

メリット

ガードされている部分はほとんど隠れます。人影が写ることはありますが、中の様子が見えることはありません。

 

デメリット

美観を重視している賃貸マンションでは、管理規約に引っかかる場合があります。

また取り付けに専用工事が必要な場合は、賃貸マンションですのでNGです。

 

3. 賃貸マンションのベランダを目隠しする場合の注意点

賃貸マンションの場合、戸建て住宅とは違いそれぞれのマンションに「管理規約」があります。

管理規約は「マンションに住む住人が守らなければいけないルール」が書かれているのですが、この中にベランダの目隠しに関することが書かれている場合があります。

たとえば設置が出来るアイテムに細かな規定がある場合、規約で認められているもの以外は使うことが出来ません。

もちろん賃貸マンションですから、壁などに穴あけ工事が必要なものはNGです。

また設置が出来る場所や取り付け方法についても細かなルールがある場合があります。

この場合も管理規約を守らなければいけないので、きちんと内容を確認する必要があります。

 

落下事故防止は確実に!

管理規約の範囲内で目隠しグッズを設置するにしても、うっかりベランダから落下してしまうような設置の仕方はNGです。

落下すれば重大な事故を引き起こしますし、落下した場所に通行人がいれば大惨事になります。

4. まとめ

賃貸マンションベランダの目隠し方法は様々なものがありますが、一番問題なのは「管理規約」です。

管理規約は住民が必ず守らなければいけないルールが書かれているので、この中で禁止されている場合は実行に移すことはできません。

 

今回はマンションベランダの目隠し方法を10選紹介しましたが、あなたのアイデア次第ではまだまだ方法が見つかるはずです!

ですからどうしてもベランダのプライベートを確保したいのであれば、諦めずにいろいろと試してみてくださいね!