賃貸でもできるギターを壁掛けする3つの方法

ギターの収納って意外と困りませんか?

もちろん「大事なギターだからこそ扱いには気を付けたい!」という気持ちもわかりますし、「おきにいりのギターだからインテリアとして飾りたい!」という気持ちもわかります。

そこで今回は賃貸でもギターを壁かけ収納するための方法を3つ紹介!

お気に入りのギターがもっと素敵に見えるおすすめアイテムも紹介します!

 

1. 賃貸でもできるギターを壁掛けする3つの方法

賃貸では、基本的に壁に穴をあけることはNGです。

もちろん賃貸でも「画鋲ならOK」が一般的ですが、さすがに画鋲だけで重さのあるギターを壁掛けするのは不可能です。

一般的なギターの収納方法といえば「スタンド」が定番です。

床にそのまま直接置くと大事なギターに傷がついてしまいます。

でもスタンドを使えば床に直接ギターが触れるわけではありませんので、ギターのことを考えれば最も手軽で安心な収納方法といえます。

次によくあるのが「ケースに入れて収納」です。

ギターを購入すれば、専用のケースもついてきます。

収納時のキズを防ぐだけでなく移動にも使えます。

ですからギターケースのまま収納しておけば、「スタンド→収納ケース→外出」という手間が省けます。

最後が「ギターラックで収納」です。

専用のギターラックもありますが、いろいろなサイズのギターを何本も持っている場合は、自作のギターラックを使って収納している人も多いです。

ただ問題は、この3つの方法はどれも床に置くスペースが必要ということです。

「部屋が広い」「専用の音楽スタジオがある」という場合であればよいのですが、間取りが狭い場合は難しいです。

さらに小さな子どもがいると子どもがいたずらしてしまうこともあるので、お気に入りのギターは出来るだけ子どもの手の届かない場所に保管したいというのも親としての本音ですよね?

そこでここからは本題である「ギターの壁かけ収納」について紹介していきます!

 

1-1.  ツッパリ棒で吊るして収納

「複数のギターを床に置かずに保管したい」という人におすすめです。

準備するのは「ツッパリ棒」「ギターハンガー」「ハンガーのフック」の3つだけです。

まずギターを収納したい場所にツッパリ棒を設置します。

次にギターハンガーにハンガーフックの金具の部分を取り付けます。

これをツッパリ棒に引っ掛けます。これで完成です。

スッキリと収納したいのであれば押し入れやクローゼットの中を選んでしまうでしょうが、ギターは湿度や気温によって状態が変わります。

ですから「湿度が高い」「気温の変化が大きい」という場所はあまりよくありません。

とはいえ「この場所しか設置することが出来ない!」というのであれば、必ずギターを保管する場所に温度計と湿度計を設置するようにしてくださいね。

 

1-2. 2×4材とディアウォールで専用棚を作る

賃貸住宅のリフォームなどで人気があるのが2×4材で棚をDIYする方法です。

2×4材は建物の柱としてもつかわれる素材なので強度は抜群です。

しかも柱になるほど太さはあっても重さはかなり軽く、女性でも簡単に持ち運ぶことが出来ます。

この2×4材にディアウォールと呼ばれるアイテムを使うと、簡単に柱として取り付けることが出来ます。

実際に2×4材を使った柱を見たことがないとイメージがわかないかもしれませんが、「頑丈な木のツッパリ棒」といった感じです。

この方法であれば、思い通りの場所にギターを壁掛けすることが出来ます。

さらに強度も問題ないので、複数のギターを同時に壁掛けすることもできます。

さらに2×4材の柱を複数作ることで、「縦掛け」だけでなく「横掛け」もできます。

もちろん頑丈な柱ですからギター専用の棚をDIYすることもできます。

カラーも素材が木材ですので、インテリアに合わせてペイントすれば部屋の印象も変わります。

ブラックやブラウンであれば男前ディスプレイになりますし、壁の色に合わせればギター置き場が部屋のインテリアの一部としてしっかりとなじんでくれるので統一感が出ます。

さらに照明器具を取り付ければ、専用のディスプレースペースにもなります。

こんなオシャレな使い方が出来るのも2×4材の魅力ですよ!

 

1-3. 貼り付けあとが残らない壁掛けフックを使う

賃貸に限らず壁に傷をつけたくない人が増えていることもあって、壁掛け用のフックも様々なものが出ています。

そのなかで賃貸のギター壁掛けにおすすめなのが、「取付金具不要」「粘着タイプ」「貼り付け跡がつかない」の3拍子がそろったものです。

ただしこの時に注意したいのが「耐荷重」です。

ギターの重量はタイプや種類によっても違います。

比較的手ごろな値段で手に入るフックの耐荷重は5㎏前後ですが、壁付けフックを使うだけではギターを壁掛けすることはできません。

壁掛けフックにギターをかけるには「ギターフック」も必要になりますから、「ギターの重量+ギターフックの重量」が壁掛けフックの耐荷重の範囲内である必要があります。

でもこのポイントさえきちんとわかれば壁掛けフックは手頃な値段で使いやす、さらに模様替えや引っ越しの際にも取り外しがしやすいのでおすすめですよ!

 

2. 賃貸でギターを壁掛けするために便利なおすすめグッズ

賃貸でギターをインテリアとして壁掛けするのであれば、ディスプレイ用のギター専用ボックスがおすすめです。

ディスプレイ用の専用ボックスにもいろいろなタイプがあり、「床置きタイプ」「家具タイプ」などもあります。

ただこれだとボックスを置くスペースが必要になるので、イメージ通りとは言えません。

そこでおすすめが「壁掛けタイプのディスプレイ用専用ボックス」です。

専用ボックスといってもギターの状態を保つためには湿度や温度の管理も大切です。

DIYも可能ですが、やはりギター専用のディスプレイボックスを使った方がギターの管理としてはおすすめです。

取り付ける時には、2×4材を使って取付用の柱を設置するのがおすすめです。

これならディスプレイをしっかりと壁に固定することもできますので安心ですよ!

 

3. 賃貸でギターを壁掛けする場合の注意点

賃貸でギターを壁掛けするにしても、専用のハンガーやディスプレイボックスを設置するとなると固定のために壁に穴をあける必要があります。

もちろんこれは賃貸ではNGです。

しかもギターは種類やタイプによっても重量が変わります。

ギターの中で重さが軽いのはアコースティックギターですが、それでも重いタイプになると2.5㎏以上になります。

ちなみにエレキギターの場合は平均3.5㎏あります。

これだけ重さのあるギターですから、安定して壁掛けが出来る専用アイテムもギターの重さをカバーできるだけの強度が必要です。

さらに壁の強度も気になります。壁掛けするギターが1本であれば、賃貸ならではの問題をクリアすれば何とかなります。

でも壁掛けするギターが何本もある場合は壁の強度も必要です。

特に築年数の古いアパートでは木造建築が多いので、壁の強度は鉄筋コンクリート製のマンションよりも低いです。

ですからギターを壁に掛けた時にアパートの壁がギターの重さに耐えられるかが問題になります。

ですからギターの壁掛けに関しては、「壁に傷をつけない」のほかにも「ギターの重量に耐えられる壁の強度がある」ということも必要です。

4. まとめ

ギター収納方法にも様々な方法がありますが、壁掛けすれば床の専用スペースを節約できるので部屋を広く使うことが出来ます。

また壁に掛けることによってインテリアとして活用することもできるので、お気に入りのギターとの暮らしをもっと楽しむこともできます。

ただし賃貸住宅の場合は柱や壁に傷をつけることはNGです。

ですから傷をつけない方法を使ってあなたのイメージ通りの収納方法を探してみてくださいね!