一人暮らしをされている方で、1Kの間取りに住んでいるという方は多いのではないでしょうか。
1Kの部屋は、だいたい6畳〜8畳のスペースであることが多いため、家具の配置やレイアウトに悩みますよね。
しかし1Kのスペースでも、ちょっと工夫をした模様替えを行うことで居心地の良い空間に仕上がります。
今回は、そんな1Kの模様替えに役立つポイントなどをご紹介いたします。
このページでわかること
1. 1K の模様替えの参考になるインテリアレイアウトの実例
1Kの間取りの場合は、限られたスペースを有効活用する必要があります。
模様替えに失敗しないためには、空間をうまく活かしたレイアウトを心がけましょう。
1-1. 1K の模様替え例1「ベッド下のスペースを活用」
1Kで困るのはやはり「収納スペース」ですよね。
服や生活雑貨など収納場所が限られ、泣く泣く断捨離を行なっている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんなときはベッド下のスペースを活用しましょう。
もともと収納があるタイプのベッドを購入しなくても、100均などのボックスを利用することで収納スペースを確保できます。
1-2. 1K の模様替え例2「ソファを選ぶならコンパクトなものにする」
1Kの場合、大きめで存在感のあるソファを置いてしまうと一気に圧迫感のある部屋になってしまうので気をつけましょう。
とはいえ、ベッドの他にもくつろぎのスペースを確保したい、という方もいるでしょう。
そんな時は座椅子タイプのコンパクトな「リクライニングソファ」がおすすめです。
場所も取らず移動もでき、便利で快適に利用できるでしょう。
1-3. 1K の模様替え例3「収納家具で仕切り、メリハリをつける」
1Kの狭い空間の中でも、リビングとキッチンを分けてそれぞれ空間をつくることで居住環境にメリハリがつくようになります。
空間を分ける際には、間仕切りの代わりに収納家具を使うのがおすすめ。
空間を仕切りながら収納部分も確保できるため、スペースの有効活用につながります。
また、選ぶときは裏板がなく両面どちらからも使えるものを選びましょう。
便利かつ先が見渡せるため奥行きができ、広く感じます。
1-4. 1K の模様替え例4「片側の壁を一面収納家具にする」
片側に寄せた家具の配置は、通路のような空間が確保できて奥行きが強調されるため、すっきりした印象になります。
また、ソファなども壁にくっつけて配置することで、キッチンとの視線の遮断につながるといった効果もあります。
視線による空間の分別ができるので、自然と居心地のよい空間になるでしょう。
1-5. 1K の模様替え例5「テレビは多機能なラックに置く」
生活に欠かせないテレビの配置について。
テレビを置く台は、わざわざ専用のテレビ台を購入するのではなく、本棚とまとまったタイプを利用しましょう。
1Kの場合は壁側にまとめられるタイプがおすすめです。
本棚でなくても生活雑貨の収納やインテリアを飾ることでスペースを有効的に活用できます。
1Kの場合は部屋の中にひとつ家具が増えるだけで圧迫感を感じるため、まとめられるものはまとめましょう。
2. 1K を模様替えしておしゃれな部屋にする3つのコツ
1Kの限られた空間を有効的に活用するだけではなく、「おしゃれにもしたい!」という方のためのコツを3つご紹介します。
2-1. 白を基調にしたコーディネートで広く清潔感のある部屋に
白を基調にした部屋は光を反射し、部屋全体をパッと明るく見せてくれます。
家具、壁、天井を白でまとめることで、部屋がいっそう広くみえる効果を作ることができるでしょう。
また、物をあまり置かずに家具も小さなものにすると、より開放感のある空間を演出することができます。
しかし全体を白にしてしまうと、「なんだか温かみにかけるのではないか」と思う方もいるのではないでしょうか。
そんなときにおすすめなのが「ホワイト×木」の組み合わせです。
ホワイトが部屋を明るくし、木の温もりがほっと落ち着いたような雰囲気を演出してくれます。
「ホワイト×木」の組み合わせは、居心地の良い空間づくりにおすすめです。
2-2. 空間の広がりを感じる間接照明を使ったレイアウト
間接照明を利用した部屋のレイアウトは、雰囲気のあるおしゃれな空間をつくることができます。
空間に陰影が生まれることで柔らかい印象になり、部屋の中に落ち着きが生まれるためです。
また、間接照明はおしゃれなだけではなく「部屋を広く感じさせてくれる」という効果があります。
これは、間接照明が生みだす光の陰影によって部屋に立体感が出るためです。
おしゃれで部屋を広くみせる効果のある間接照明をぜひ1Kの部屋に取り入れてみてください。
2-3. 部屋の中にミニ観葉植物を取り入れる
部屋の中に緑があると、それだけでお部屋の印象が明るくなります。
また、植物や花は癒しの効果があるため、より居心地の良い空間づくりにつながるでしょう。
しかし1Kの限られたスペースでは、観葉植物の大きさ選びに注意が必要です。
あまり大きすぎると、部屋の印象を明るくするために選んだものが、かえって圧迫感を与えてしまいかねません。
そんなとき1Kにおすすめなのが棚などに飾れる「ミニサイズの観葉植物」です。
初心者でも扱いやすく限られたスペースでも手軽に飾れるため、部屋の印象を変えるのにぴったりです。
3. 1K を模様替して間取りを広く使う3つのコツ
1Kの部屋では、限られたスペースをいかに「有効活用」して「おしゃれ」にするか、というのがポイントです。
そこからさらに1Kの部屋を広く使うためのコツを3つご紹介します。
3-1. ロフトベッドの利用でスペースを有効活用しよう
ベッド・デスク・ラックなどが組み合わされた「ロフトベッド」はまさに1Kの救世主とも言えるのではないでしょうか。
この3つがまとまることで、部屋の活用スペースがグッと広がります。
たとえば1Kの部屋が6畳ほどの間取りだった場合。
6畳の中では、ベッド・テーブル・収納棚、それにプラスして小型の家具やテレビなどを置くと、それだけでかなりの圧迫感を感じるようになります。
ロフトベッドであれば、家具2つ分のスペースを1つにまとめることができ、高さを有効に使って部屋を広く利用できるようになるのでおすすめです。
ゆとりを持った居心地の良い空間に仕上げることができるでしょう。
3-2. テーブルは伸縮式を利用する
1Kのスペースでテーブルを配置するとき、大きさで悩みませんか?
一人暮らしの場合、「普段はそこまで大きなテーブルは必要ないけど、友人などが来た際には大きなテーブルの方がいいな」と思っている方も多いのではないでしょうか。
そんな時は「伸縮性のあるテーブル」がおすすめです。
普段はコンパクトだけど、来客があったときだけ広げて利用できるテーブルはとっても便利。
1Kの部屋がグッと使いやすくなるでしょう。
また、横に広がるタイプ以外にも縦に伸縮するものがあります。
椅子を使って利用したり、そのまま床に座って利用したり、シーンによって使い分けることができるのでとても便利です。
迷ったらぜひ伸縮タイプのテーブルをおすすめします。
3-3. 収納家具は「奥行き」をそろえる
家具はあちこちに置いて配置するより、まとめて配置するようにしましょう。
1Kのスペースを広くみせるには視覚的効果を活用することが大切です。
入り口から窓までの導線(直線の道筋)には家具を置かないようにすると、視線を遮るものがなくすっきりとした印象を与えます。
また、家具の色も壁と同じ色のものを選ぶことでより広く感じられます。
色と家具の配置に気をつけることで、部屋の広さの印象はとても変わってくるため意識して模様替えを行いましょう。
3-4. ガラスやアクリル、ミラーのアイテムを取り入れる
ガラスやアクリル、ミラーなどのアイテムは部屋に広がりを持たせてくれます。
ミラーを使い奥行きを出す方法は、商業施設などでもよく取り入れられている方法です。
また、ガラスは透き通っており向こう側が見えるため、抜け感が生まれます。
インテリアへの取り入れ方としては、ガラス天板のテーブルをインテリアとして利用すること。
部屋の中央にテーブルをガラス天板のものにすることでお部屋の圧迫感を抑えることができるでしょう。
アクリルも透明感のあるものは同じような役割を持ってくれますよ。
4. 1K の模様替えに役立つ!レイアウトの実例とコツまとめ
一部屋しかない1Kの場合は、家具を5つほど置いてしまうと一気に圧迫感のある部屋になってしまいます。
ところが、部屋の基本色・家具・照明などのレイアウト次第では、広く見せることが可能です。
さらに、おしゃれ度もUPしたりと可能性はどんどん広がります。
1Kのインテリアや模様替えに悩んだときは、色の組み合わせや家具の大きさなどを意識して組み合わせてみましょう。
自分好みの部屋づくりを目指し楽しんでみてください。




