「愛しあう2人だからいつも一緒にいたい!」
「それぞれが1人暮らしするより、同棲した方が経済的!」
夢のある理由であれ、現実的な理由であれ、同棲を希望するカップルも多いのではないでしょうか?
でも、いつも仲良くしていられればいいのですが、ずっと2人で一緒に暮らしていれば、時に衝突することもあるでしょう。
時には1人でいたい気分の時もあります。
それぞれの部屋と共有スペース…と考えると、3DKもしくは2LDKは必要ですね。
しかし同じ部屋数でも、間取りやインテリアのレイアウト次第で、使いやすくも使いにくくもなります。
さらには、2人の関係を左右してしまうことだってあるのです。
そこで、楽しい同棲生活を過ごせるように、同棲に最適な間取りとインテリアレイアウトを解説していきます。
このページでわかること
1. 同棲しやすい3DKの間取りとは?
同棲しやすい間取りとは、2人で多くの時間を過ごすメインのお部屋が1つ、それぞれのプライバシーが確保できる部屋が1つずつ、そして食事するダイニングキッチンのある3DKがおすすめです。
同棲するなら、やはり多くの時間は2人で一緒に過ごしたいものですよね。
2人が一緒に過ごすメインのお部屋が、まず必要になりますね。
リビングルームの役割をはたすお部屋が絶対必要です。
特にリビングルームの名前がついていなくても構いません。
2人でテレビを見たり、ゲームしたり、会話したり、一緒にお酒を飲んだり…多くの時間を楽しく過ごせるメインのお部屋を確保しましょうね。
お部屋の広さは、広いに越したことはないのですが、狭いお部屋は狭いなりに、2人の密着度が高くなり、関係がより親密になるなどというメリットもあります。
次に、それぞれのお部屋です。
それぞれのお部屋に関しては、カップルごとの考え方でお部屋の使い方を決めるのが一番でしょう。
プライバシーをそれほど求めないカップルなら、1部屋を2人の寝室として使い、もう1部屋を衣裳部屋や仕事の部屋として使いましょう。
万が一ケンカした時だけ、寝室ともう1つのお部屋に分かれて寝る…などという使い方がおすすめです。
一方、いくら大好きな彼氏・彼女でも、「やはりそれぞれのプライバシーは確保したい!」「家にも仕事を持ち込んでしまうから、仕事に集中できる部屋が欲しい!」「趣味に没頭できる部屋が欲しい!」「1人の方が熟睡できる…」などというカップルの場合だと、はじめからそれぞれ1つずつお部屋を使い、メインのお部屋で2人一緒に過ごすとい方がいいかもしれませんね。
こう考えると、3DKか2LDKの間取りが同棲に適していると言えそうですね。
ただ家賃のことを考えると、2LDKより3DKの方が安いのが一般的です。
3DKの方がお部屋の使い方の幅が広がり、収納力もアップします。
コスパも考えると、3DKが同棲におすすめの間取りといえますね。
2. 3DKに同棲する場合におすすめの家具・インテリアレイアウト
2-1. 3DKのレイアウト例①~二人の時間を大切にしたい!収納確保!~
2人でいつも一緒、寝室も一緒のカップルには、3つのお部屋を、リビング・寝室・クローゼットとして使うのがおすすめです。
リビングには、2人で過ごせる大きめのソファとローテーブルが必要ですね。
芸能人ならつゆ知らず、予算が限られた家賃の物件であれば、そこまで広いリビングは期待できません。
リビングは、スッキリさせた方がいいですね。
極力他に物は置かない、あとはせいぜいテレビくらいにしておきましょう。
物が増えれば増えるほど、お部屋が狭くなりますし、片づけるのが面倒で、散らかりやすくなります。
寝室は、ベッドのみを置くことがおすすめです。
お部屋の広さを考えて、ダブルかセミダブルのベッドを置いたら、あとはドレッサーが置けるか置けないかくらいの余裕しか残りませんよね。
そこで重要になるのが、クローゼットとして使うお部屋です。
クローゼットとして使うお部屋は、収納機能を最大限に引き出さなくてはなりません。
2人分の衣類や、あまり使わない物は、全てこのお部屋に収納するので、カラーボックスや本棚、つっぱり棒などを使って、収納力を上げましょう。
さらにこのお部屋は、仕事や趣味の部屋としても使う可能性もあります。
またケンカした際には、どちらかの寝室としても使わなくてはいけませんね。
このため、仕事や趣味用に、折りたたみテーブルを用意する、ふとんが敷けるスペースを確保しておく必要があります。
そのためにも、壁のサイズを測り、壁のサイズに合わせて収納家具を組み合わせて、壁の収納力を最大限に引き出しましょう。
2-2. 3DKのレイアウト例②~2人の時間も大切だけど仕事や趣味の時間も!~
リビングとクローゼットの部屋を、仕事や趣味の部屋としても使うレイアウトもあります。
この場合、衣類以外の物をリビングに収納するので、リビングのスペースを少し犠牲にすることになります。
リビングには、ソファとローテーブルが欠かせません。
少し小さめのソファを選ぶといいですね。
さらに、ゴチャゴチャしたリビングにしないためには、奥行きが浅いカラーボックスや本棚を壁に設置すること、そしてリビングに置く物は、本やCD、ディスプレイとしても絵になる趣味の物に限ることが重要です。
リビングに少し物を移動できれば、クローゼットには余裕ができます。
そうすれば仕事や趣味の部屋として、より使いやすくなりますね。
また、リビングとクローゼットを、2人それぞれのお部屋として兼用することも可能です。
2-3. 3DKのレイアウト例③~いくら愛していてもプライバシーも確保したい!~
完全にプライバシーを確保するなら、リビングを共有スペースとして使い、残り2部屋をそれぞれのお部屋として使うことです。
ここで重要なのは、リビングをどちらか一方の物で占拠するなどということがあってはならないことです。
万一そうなると、不公平感を感じストレスが溜まり、ケンカの原因になりかねません。
十分気をつけてくださいね。
前述したとおり、リビングには、ソファとローテーブルが欠かせません。
そのため、邪魔にならないカラーボックスや本棚を選び、収納する物は2人でよく話し合い、公平に置くことが重要です。
残り2部屋はそれぞれのお部屋なので、シングルベッド、カラーボックス、本棚を、お好きなレイアウトで置けますね。
ただいくら自分のお部屋でも、片づけはしっかりしましょうね。
パートナーの散らかったお部屋は、ストレスが溜まります。
3. 3DKの同棲におすすめの家具・インテリア
3DKのお部屋に2人で暮すとなると、スペースを有効活用すること、友達が遊びに来た時のことなども考えておかなくてはいけませんね。
お部屋をスッキリ見せて、なおかつ使い勝手が良い家具・インテリアを選びたいところです。
そこで、3DKの同棲におすすめの家具・インテリアをご紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね。
・伸び縮みするダイニングテーブル
普段の食事は2人だけです。
来客を意識して、大きなダイニングテーブルを置くのはスペースの無駄です。
伸び縮みするダイニングテーブルなら、友達が遊びに来た時だけ伸ばして使えばいいので、とても便利ですよ。
・座り心地が良い大きめのソファ
過ごす時間が長いソファは、座り心地と大きさが決め手です。
2人でゆったり座れる大きめサイズで、座り心地がいいソファがおすすめです。
・厚手のカーペットまたはラグ
ソファに座るのもいいですが、たまにはゴロゴロしたいものですよね。
そこで寝そべっても痛くない、厚みのあるカーペットまたはラグがあるといいですよ。
・邪魔にならないサイズのローテーブル
限られたスペースに置くローテーブルは、小さめがおすすめです。
大きいローテーブルは邪魔になりますし、食事もローテーブルでするようになりがちです。
リビングが汚れる、散らかる原因になってしまいますよ。
・折りたたみテーブル
仕事や趣味用に、使いたい時どこでも使えて、邪魔にならない折りたたみテーブルは重宝します。
・収納機能つきのベッド
ベッド下のデッドスペースはもったいないですね。
ですから、ベッド下に引き出しがついている収納機能つきのベッドを選びましょう。
・ムードある照明器具
せっかくラブラブな2人が一緒に暮らすのです。
ムードも大事!ということで、照明器具一つで、お部屋の雰囲気がガラッと変わります。
これらの家具・インテリアを選ぶ際には、必ず前もって、お部屋のサイズをしっかり測っておきましょう。
無駄なスペースを作らない、お部屋をなるべく広く使うためには、お部屋のサイズをきちんと把握しておかなければなりません。
また、カラーボックスや本棚の奥行は、なるべく揃えた方がデコボコができず、スッキリ見えますし、少しでもお部屋を広く使えますよ。
最後に一つ付け加えます。
家具・インテリアの色は、できるだけ統一感がある物を選んだ方が、スッキリし、落ちつきます。
個人の趣味にもよりますが、カラーコーディネートも頭に入れておいた方がいいですよ。
4. 同棲するなら3DKと2LDKどっちがおすすめ?
同棲するなら、3部屋は欲しいものですね。
DKを除いて3部屋ある3DKと2LDKでは、どちらがいいのでしょうか?
それぞれのメリット・デメリットを確認してみましょう。
4-1. 3DKのメリット・デメリット
・メリット
- 2LDKより家賃が抑えられることが多い。
- それぞれのプライバシーが確保できる。
- 就寝時間がずれても、睡眠を妨げられない。
- 収納スペースが増える。
- 部屋の使い方の幅が広がる。
・デメリット
- 2LDKと比べると、リビングスペースが狭い。
- 来客時に手狭で、くつろげない。
- 2人別々の時間を過ごすことが多く、ともすれば、気持ちがすれ違う可能性もある。
4-1. 2LDKのメリット・デメリット
・メリット
- 2人で親密な時間が過ごせる。
- 来客時もリビングスペースが広く、くつろげる。
・デメリット
- 3DKより家賃が高いことが多い。
- プライバシーの確保が難しい。
- リビング以外の部屋の広さや収納スペースが狭いことが多い。
- 部屋の使い方が限られる。
5. 3DKに同棲する場合の間取り・レイアウト方法まとめ
3DKに同棲する場合の間取り・レイアウトや、3DKと2LDKのメリット・デメリットについて紹介してきましたが、一番大切なことは、2人の考え方です。
「いつでも一緒に過ごしたいのか?」「それぞれのプライバシーをどれだけ確保するのか?」「寝る時間や生活のリズムのズレはどうか?」「来客は多いのか?」などを2人でよく話し合いましょう。
何より優先すべきは2人の考え方ですからね。
ただ愛し合う2人でも、時には衝突し、ケンカすることもあります。
そんな時のために、それぞれのプライバシーが確保できる空間というのは非常に大切です。
愛し合う2人がケンカなんて…と考えがちですが、実際に育った環境や生活リズムが違う2人が一緒に暮らすのです。
何も問題がない方が考えにくいと思いませんか?
一緒に暮らし始めて、初めて気づくこともあるでしょう。
また、たまになら気にならない些細なことも、毎日続くとなると…つのりつのって、ケンカの原因になってしまうことだってあります。
特に生活のリズムの違いや睡眠、部屋の片づけなどは、毎日続けば、大きなストレスになる可能性大です。
基本的には2人で過ごすものの、それぞれのプライバシーがある程度確保できる間取りを選ぶことが重要であり、間取りに合わせたインテリアレイアウトにすることが肝心でしょう。
そうなると、やはりおすすめは3DKの間取りになりますね。
最後に同棲する上でのアドバイスを1つ。
何か問題が発生しても、2人でよく話し合い、相手のことを思いやって、楽しい同棲生活をお過しくださいね。





