賃貸物件の内見の時に活用したい超便利なアプリ10選!

新生活のスタートとともに、住まいを一新する人も多いでしょう。

快適な毎日を送るためにも、お部屋探しでの失敗は絶対に避けたいものですね。

そのために欠かせないのが物件の「内見」です。

内見には、忘れず確認しておきたいお部屋のチェックポイントがたくさんあります。

たとえば入居後に希望の家具やインテリアを入れられるようにお部屋の寸法を測る時。

普通のメモだと、いざ後から見直したときに実際どこがどうだったのかが意外と分かりづらくなりがち。

そこでおススメしたいのが「My Measures」というアプリ。

このアプリを使うことで、スマホで撮影した室内の写真の上に直接寸法を書き込めるようになり、

  • 後から見直しができる
  • 画像で直感的に分かる
  • 色を付けて細かい場所にマークできる
  • 測り忘れが防げる

といったメリットにより、お部屋のイメージをより具体的に掴むことが出来ます。

部屋の採寸以外にも、

  • 間取りの記録
  • 物件の位置情報を把握
  • 物件の周辺情報を調べる
  • 引っ越しをスムーズに進めるためのアプリ

といった様々なチェックポイントが内見にはあります。

そこで今回は、状況別にぜひ活用したい10のアプリをまとめて詳しくご紹介します!

おすすめ賃貸情報

都内で希望の部屋を探すなら「賃貸情報サイトいえどき」がおすすめ!写真付きの詳しい物件情報を今すぐCheck!

1. 内見時に部屋の採寸ができる便利アプリ

内見時は、測った寸法を地道に図面に書き込んで…という方が多いでしょう。

しかし、最近では部屋の採寸に便利なツールやアプリがたくさん登場しているのです。

ここでは採寸におすすめの便利ツールをご紹介します。

1-1. 「My Measures」

部屋を上から見た状態で描かれた間取り図だと、採寸漏れが出やすいのがネックですよね。

こうしたリスクを回避しつつ気軽に寸法をメモできるのが「My Measures (iPhone/Android)」です。

スマートフォンで室内の写真を撮影し編集画面に切り替えた後、写真の上に寸法線を描き直接長さを書き込むことができるのです。

実際に室内にいるときの目線で寸法を確認することができるので、間取り図だけだと気づきにくい箇所の採寸も楽に行えます。

また天井高で梁のある部分、ない部分を色分けして書き込むこともできるなど、見やすい表示機能も嬉しいポイントです。

編集画面を保存しておけば、内見時だけでなく入居後も配置換えや家具の買い足しをする際にも使えます。

あらかじめ部屋全体の写真をまとめて撮れば、画像に合わせて測るだけなので、測り忘れがなくなるのも嬉しいところです。

長期にわたって役立つツールといえるでしょう。

1-2. 「なんつぼ:numTsubo」(※iPhone専用)

部屋情報として「○㎡」「○畳」「○坪」という表記がありますが、それぞれ頭の中で計算して変換するのは面倒くさいですよね。

そんなときに使えるのがこちらのアプリ「なんつぼ:numTsubo」。

機能はいたってシンプルで、「○㎡」「○畳」「○坪」をそれぞれの値に換算するのみです。

とはいえ、ただ図面とにらめっこしながら使っても、この利便性は実感しづらいでしょう。

しかし、内見時に実際に「現場」に立って使ってみることで、現住居との広さの違いを体感することができます。

一度利用すると履歴が残るので、現住居の面積も換算しておくと内見時に比較しやすくなるので便利です。

2. 部屋の間取り情報をさらに詳しく掘り下げるためのアプリ

新居に引っ越した後の「部屋づくり」も楽しみの一つ。

「家具はとりあえず置けたらいい」という人もいらっしゃいますが、毎日過ごす場所だけにこだわりたい部分でもあります。

ここでは内見で見た室内の様子を元に、情報を記録・作成できるアプリをご紹介します。

几帳面で部屋にもこだわりたい、マメな方性格の方にはぴったりですよ。

2-1. 「間取りTouch+」(※iPhone専用)

新居への引っ越しで、荷物を搬入・荷ほどきした後に初めて家具や生活用品の配置を考える人も少なくないようです。

しかし、いざその場で考えて配置してもしっくり来なかったり、部屋が片付くまで時間がかかりすぎたりすることもあるでしょう。

荷物が多い人は特に大変ですね。

そこで役に立つのが「間取りTouch+」というアプリです。

これは本格的な間取り図作成アプリで、実際の間取りを忠実に再現できます。

その上、家具や生活用品などを多くの項目から選び、実際に配置した場合のシミュレーションもできるのです。

部屋にこだわりをもちたい人・細かい作業が好きな人には、眺めているだけでも楽しいですね。

そして内見の前に図面を作成し実際の部屋と照らし合わせてみれば、きっと検討すべき部分にも気づくでしょう。

2-2. 「Let’s draw」

クローゼットや下駄箱など、サイズを把握したいのに間取り図を見ただけでは分からない部分もありますよね。

その場合使えるのが「Let’s draw (iPhone/Android)」というアプリ。

スマートフォンで撮った写真の上に直接文字を書き込むことで、採寸結果も楽々と記録に残すことができます。

使い方は簡単で、まず採寸する場所の写真を撮ります。

次にアプリ経由で該当写真を起動し、画面上のペンの色や太さを選んで書き込むだけ。

フリーハンドではなくテキスト入力なので、文字を書くのが下手で解読不能…という心配もありません。

利用する中で、間取り図だけでは見落としがちな収納スペースも把握できるのも長所です。

3. 物件の位置情報が把握できるアプリ

次は物件の位置情報について把握できるアプリをご紹介します。

一見何の問題もなさそうな物件でも、周囲との位置関係や立地条件によって、快適であるかどうかは左右されます。

その中でも大きな要因である「方角に基づいた情報」を、アプリによって把握しましょう。

3-1. 「コンパス」

iPhoneには、待受アイコンの「便利ツール」の一つとして標準搭載されている「コンパス」。

方角だけなら間取り図でも問題ありませんが、こちらは現在地の方角や緯度・経度、高度、傾きを測定できます。

そのため主に古い物件の場合は、床面の歪みや傾きの発見につながります。

3-2. 「Sun Seeker」

部屋の方角の向きが判っても、地域や周辺環境によって日光の影響は変わってきます。

こちらの「sun seeker (iOS/Android)」を使えば、現在地の情報や時間から、日照量や太陽の通り道を把握できます。

その上物件の近隣にある建物も検知するので、どの時間にどのような日光の入り方をするのかを可視化できるのです。

物件の周りに高層の建物が多く、日照を遮られてしまうのではと気がかりな方、逆に日当たりが良すぎて夏場の西日が心配…などの心配を抱える方におすすめです。

4. 内見でさらに効率的に!引っ越しをスムーズに進めるためのアプリ

物件への入居契約を結んだら、いよいよ引っ越しに向けて始動します。

しかし何度か引っ越し経験がある方でも、まず何をすれば良いのか迷うことは多いでしょう。

ここでは物件の希望が固まったらぜひ使ってもらいたい、引っ越しにまつわる金銭とスケジュールが管理できるアプリをご紹介します。

内見の前にも試しに使ってみれば、疑問点や要望もその場で貸主側に伝えられるので、効率性も高まりますよ。

4-1.  「引っ越しタスク管理マネージャー」(※iPhone専用)

引っ越しの準備を始めようと思っても、何をいつまでに済ませたら良いのかわからないという方も多いですよね。

そんな方におすすめなのが「引っ越しタスク管理マネージャー」というアプリです。

引っ越し予定日を入力すれば、自動で各「各所への住所変更・解約の手続きなど」を期日ごとにまとめて、チェックリスト化してくれます。

ホーム画面では「引っ越しまであと○日」とカウントダウン式で表示してくれるので、準備期間をついダラダラ過ごしてしまいがちな人も自然と体が動きます。

4-2. 「賃貸初期費用計算機」

お部屋探しそのものも大変ですが、同時進行でお金の管理もこなさなくてはなりません。

こちらのアプリ「賃貸初期費用計算機」(iOS/Android)を使えば賃貸物件の初期費用をすぐに算出することができます。

まず契約開始日と1ヶ月の家賃を入力し、続いて敷金・礼金・仲介手数料・火災保険料などを入力します。

すると、それらの金額と家賃の日割りを合計して算出します。

実際に使ってみると「引っ越しってこんなに費用がかかるの?」と驚く人もいるでしょう。

ついのんびりしてしまう人にとっては、このように多少焦りや危機感を煽られるくらいが丁度良いかもしれませんね。

5. 物件の周辺情報を提供してくれるアプリ

ここからは物件から少し離れて、周辺環境にまつわるアプリをご紹介します。

どちらも現在地情報を元にしたもので、実際の場所に身を置いてこそ役に立つ情報が得られるのです。

アプリの情報も併せて住民の視点に立ち、内見中に不明な点は尋ねておきましょう。

5-1.  「ここ大丈夫?」

近年では首都直下型地震や南海トラフ地震など、大規模な自然災害がいつ起こってもおかしくないとされる状況です。

せめて、引っ越す前に入居先の地域の災害に対する安全性について知っておきたいですね。

そんなときに使えるのが「ここ大丈夫? (iOS/Android)」というアプリです。

こちらは国土交通省国土政策局による「国土数値情報(GIS)」と、防災科学研究所による「J-SHIS」のデータを使い、地図で指定された地点の自然災害(地震、土砂崩れ、洪水、雪崩など)の発生率を算出してくれます。

住所検索の機能はないので、なおさら内見で「現地入り」した際に役立つものです。

調べたデータを元に、避難経路の確認や自己防衛の対策にもつながります。

5-2.  「AroundMe」

お部屋探しでは、周辺環境の利便性も併せて知っておきたいですね。

こちらの「AroundMe (iOS/Android)」は、近隣にあるスーパーや飲食店、銀行、病院やドラッグストアといった、日常生活に欠かせないスポットを一覧で表示してくれます。

地図上での表示も可能で、現在地からの距離やルートも調べることができます。

更新が追いつかずやや古い情報の部分もありますが、内見時に使って使うことで入居後の生活がより鮮明にシミュレーションできるはずです。

6. 内見時に役立つ便利アプリまとめ

いかがでしたか?

内見でアプリを利用すれば、契約前に知っておきたい情報がこんなに簡単に得られます。

これらの情報で内見を効率的に進め、理想の住環境を手に入れて下さいね。