3DKの収納スペースと賢い収納術・アイデアまとめ

3DKはリビングがないとはいえダイニングがあるため、家族やパートナーと一緒に食事をできるスペースがありますね。

また3つのお部屋があるため、お子様のいるご家庭の方が住んでいることが多いのではないでしょうか?

お部屋はたくさんあるものの、やはり問題になるのは収納スペースのことではないでしょうか。

必要なもの、不必要になっていくもの、目まぐるしく変わるものに対して臨機応援に対応できていますか?

ここでは、収納に関するテクニックをご紹介していきます。

1. 3DKの一般的なスペースはどれくらい?

業者によれば、部屋は4.5帖以上8帖未満となっていたり、6帖以上10帖未満となっていたりと、様々なようです。

3DKの場合、1部屋は和室になっていることが多いようです。

和室の場合だと収納は押入れになりますし、洋室の場合だとクローゼットになりますね。

さらに、3つの部屋も和室が何室で、洋室が何室なのかも様々なので、それによって使い勝手や雰囲気もだいぶ変わってくるでしょう。

ダイニングキッチンに関しては、明確な広さの基準はないそうです。

2. 3DKの収納家具レイアウトの実例

レイアウトでメインになるものと言えば、やはりテレビとソファーではないでしょうか。

場所をとる家具は、置き方によって部屋の印象や活用できるスペースを大きく変えます。

テレビなどは配線上、大体は壁にくっつけての配置になってくると思いますが、ソファーとなると形やサイズにもよりますが、大勢の家族のいるリビングでは、L字型配置がよく用いられています。

また、家具の色をなるべく壁の色と統一させると、お部屋全体が広く感じられ、まとまり感が生まれますよ。

3. 狭い部屋を有効活用!収納術のポイントとは?

狭いお部屋を最大限に有効活用するには、まずはスペースを作ることが重要です。

部屋の構造にもよりますが、ふすまなど部屋の扉を取り外すことで部屋が広く感じられますし、開放的な間取りにすることでゆとりが生まれるので、一つのポイントになります。

ただその場合は、大家さんときちんと相談することが必要になりますね。

4. 3DKのおすすめ収納術・アイデア

・棚を使用した収納は、ボックスなどを使うこと

注意点:高さなどをなるべく合わせる

・各部屋の目的を決める

注意点:それぞれに似合った工夫をしてみる

・壁を上手く活用する

注意点:壁に付ける棚などを使用する

4-1. キッチン収納術

引出しの中にも、ボックスなどを置いて仕切りをすれば、見た目もすっきりしますし、使いたいものも見つけやすくなります。

お子様のいるご家庭などでは、お弁当用の小さなグッズなど細々した物もすっきり収納できます。

フライパンや鍋、食器類などもなるべく縦に収納すると使い勝手もよく、収納量も増えます。

調味料などの容器は、それぞれ形や大きさが違ってくるので、収納に困りませんか?

そんな時は、容器を揃えて入れ替えるだけで見た目もすっきりしますし、たくさん収納できるようになりますよ。

「賃貸なので壁を傷つけたくない」という方におすすめなのが、100円ショップなどで売られているワイヤーネットです。

吸盤付きのフックや、きれいにはがせるシールタイプのフックにワイヤーラックを取り付けて、調理器具などを吊り下げておけば、「見せる収納」となり、お料理もスムーズにできます。

4-2. ダイニングの収納術

ダイニングは、冷蔵庫やダイニングテーブルなどの大きなもので場所をとるので、あまり大きな収納家具は置けませんね。

しかしキッチンラックなどを置いて、一番上にはサイズに合った板を置けばちょっとした机にもなり、調理中でまだテーブルには持っていけない物などを置くことができます。

下の段には、かごやボックスなどを並べておけば収納もできますよ。

4-3. 居室・和室の収納術

下に収納スペースがあるベンチは、とても便利です。

子供のおもちゃなどを収納ボックスにしまっておくこともできますし、壁につけておけばちょっとした机にもなります。

和室は大きな棚などは作らず、自由に積み重ねられるような収納ボックスを必要な分だけ使用するといいでしょう。

せっかくの和室なので、木調のようなデザインの物がいいのではないでしょうか。

4-4. 服・衣類の収納術

押入れやクローゼットに入りきれなかった洋服などの収納は、高さ調節のできるメタルラックを使うといいでしょう。

4-5. 洗面所・浴室の収納術

洗面所は、洗濯機置き場と一緒になっている場合でもそうでなくても、洗濯機上ラックという商品があります。

こちらは、洗濯機を挟んで上にラックがついているので、洗濯機上を収納場所にするのに最適です。

洗濯機置き場に余裕のない場合は、つっぱり棒式の洗濯機ラックもあるので、今まで諦めていた方も検討してみてくださいね。

これはつっぱり式なので、最低限のスペースを確保できれば設置可能な商品です。

サイズに合わせて取り付けられるので、洗濯関連グッズの収納ができます。

浴室の収納は、掛けられる物はなるべく掛けることです。

賃貸だと、浴室に窓がないことが多いのでははないでしょうか。

そうなると、換気扇などがついていても、カビやお風呂特有の汚れなどが気になりますね。

下に置くと、どうしても容器などに汚れが付きやすくなります。

ですから、吸盤の付いたつっぱり棒を何本か用意して、ボディタオルはもちろんのこと、お風呂掃除グッズなども掛けるといいでしょう。

スポンジ類は、紐などをつけてS字フックに掛けてもいいですし、スポンジが簡単にピタッとくっつくキャッチフックという商品が100円ショップで売られているので、そういった物を使うと便利ですよ。

くしなどの軽めで細々した物は、S字フックに通気性のあるかごを吊るし、その中に入れましょう。

洗顔フォームなどチューブ容器のものは、クリップの付いた商品に挟んで吊るしましょう。

そうすることで、ただ置くよりも汚れがつきにくくなり、見た目もすっきりします。

4-6. トイレ・洗面台の収納術

トイレに収納場所がない場合もやはり、ラック付きのつっぱり棒を上に取り付けて、トイレットペーパーやお掃除グッズなどを置けばすっきりします。

人目にさらしたくないという場合は、つっぱり棒にカーテンを通して目隠しをしましょう。

洗面台の下の収納は真ん中に排水管があるので、その排水管を挟んでつっぱり棒をかけて、お掃除グッズなどを吊るして収納します。

さらに空いたスペースに棚を置けば、収納場所が増えますよ。

4-7. 玄関・靴の収納術

玄関は、基本的に小物系の収納が多いので、壁につけても後できれいにはがせるタイプのフックや壁かけフックを利用するといいでしょう。

傘などは、下駄箱の横にフック付きのつっぱり棒に掛ける方が、傘入れを置くより場所を取らず、きれいな印象になるでしょう。

靴の収納は、意外と頭を抱える問題ですね。

一人でも春夏秋冬、季節に合わせた靴があるのに、それが家族の分ともなれば何倍にもなります。

備え付けの下駄箱では、全員分の靴の収納はなかなか難しいでしょう。

そこで、まず下駄箱につっぱり棒を2本、奥と手前に並べておけば2段の収納になりますし、1本でも上下逆さに靴を並べれば、収納力アップにつながります。

子供の靴は小さいので、そのままつっぱり棒にS字フックやクリップの付いた商品に吊るすように収納するといいと思います。

下の開いたスペースにすのこなどを置いて、すのこの下に新聞紙を敷いて炭などを置けば、消臭効果も期待できますよ。

4-8. 押入れ・クローゼットの収納術

押入れの収納力は抜群です!

意外と知られていないようですが、クローゼットより押入れの方が奥行があり、収納力に優れているので、上手く活用できればたくさんの物が収納できるのです。

押入れは、天袋、上段、下段に分かれていて、一番上の天袋には、重量が軽めのもので普段あまり使わないようなものを入れるといいでしょう。

布団をしまう場所は、上段が入れやすく取り出しやすい位置にあります。

布団圧縮袋などを使用すれば、より収納力がアップします。

たとえば、夏は使用しない冬用の羽毛布団などは、圧縮してしまっておくといいですよ。

また、つっぱり棒を手前と奥に2本取り付ければ、ハンガーが掛けられ、クローゼットよりも大量の衣類を収納できます。

下段には扇風機や掃除機など、かさばるものや重いものを収納します。

さらにキャスター付きの収納ケースを使えば、またひとつ収納が増えます。

クローゼットの収納は、大きく分けて、掛ける収納とたたむ収納の2種類があります。

備え付けの棒が付いていると思いますが、その棒の位置によっては、重量性のあるつっぱり棒を使えば収納量が倍になりますよ。

その場合は、使用頻度の高いものと、使用頻度の低いものを分けて掛けましょう。

クローゼットに掛ける衣類は、全体の7~8割までを心がけましょう。

詰め込みすぎると、出し入れしづらくなるからです。

この場合、洋服の丈が揃うように掛けると、下段のスペースを有効活用できます。

そして、空いた下段には引出しボックスなどを置き、たたんだ服を収納しましょう。

また、クローゼットの扉の裏側にフックを取り付ければ、ベルトなどの小物も収納可能です。

S字フックを掛ければ、カバンなどの収納もできますよ。

クローゼット内を上、中、下に区切って、それぞれ適したものを収納しましょう。

5. 3DKの収納スペースと賢い収納術まとめ

家の収納に余裕のある人は、あまりいないと思われます。

一人で暮らしていても物は増えてしまうのに、家族の分も、となればきりがありませんね。

それだけに、賢く収納してすっきり暮らせるような、自分たちに合った生活空間を作っていきましょう。

この記事が、その参考になれば幸いです。